海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

相談事例:海外保険魅力的ですが、不安(45歳 会社員 男性)

公開日: : 最終更新日:2017/05/26 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

医療保険は少し古いタイプの保障のようで、見直しを検討されています。

 

【質問】

45歳 会社員 男性

 

□家族構成

妻:45歳

子:16歳

子:13歳

 

□年収(税引き前)

600万円

 

□預貯金額(含む投資商品)

1000万円

 

□現在加入中の保険

東京海上長割終身(1000万) 

ソニー養老保険

積立型終身共済(JA)

アフラックフォルテ(V型1口)0

アフラックがん保険(スーパーがん保険?型)

 

JA終身共済(平成2年加入)(500万)  

がんベストゴールド(無解返型がん保険10)  

 

□その他、人生においてどのようなことを目標としているか、何が不安か、など。

医療古いタイプで、夫婦80歳で保障がなくなるので。老後の生活も不安。

リリーフダブルが魅力的で3000円で加入しようと思っています、昔の88種類で、終身と医療分けた方が良いみたいですが、なるべく損しないようにしたいので。いかがでしょうか?

海外保険魅力的ですが、不安。

 

【回答】

では、頂いたご質問への具体的回答の前に、保険加入にあたってのアドバイスです。

まず、生命保険加入にあたっての一般的な考え方として、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。◯◯さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。生命保険は「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法です。

*生命保険が不必要な人

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

 

次に、医療保険やがん保険などの医療系の保険についての考え方については、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社の福利厚生が充実している場合がありますので、まずはそちらを確認してみて下さい。保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、ただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、それらも踏まえて検討して下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 

また、現在加入中の保険をより詳しく分析、アドバイスをご希望の場合は『証券分析』をオススメします。保険の契約数にかかわらず、まとめて3,000円で承りますので、保険証券や設計書のコピーなどをメール(画像添付可)またはFAXをお送り下されば、加入されている保険を一覧表にまとめ、ケースバイケースですが見直しの代替え案をご提案します。

※証券分析お申込みはこちら(3,000円/回)

*過去の証券分析事例一覧

 

それでは頂いた質問の回答です。

医療古いタイプで、夫婦80歳で保障がなくなるので。

加入中の保険種類を拝見する限りでは「医療保険」での加入はなく「がん保険」のようですが、いかがでしょうか?

加入の是非については、上記の説明を参考にして頂くとして、医療保険やがん保険は医学的進歩や国の医療制度(点数)の変更などにより治療方法が変化するため、それにともなって、保険商品の中で最も保障内容が変わっていく商品です。私が保険業界に身を置きだした約20年前と現在では、まったくといってよいほど保障内容が変わっています。そのため、定期的な見直しも一番多くありますので、もちろん健康状態にもよりますが、ある程度定期的に見直すと良いと思います。

 

リリーフダブルが魅力的で3000円で加入しようと思っています、昔の88種類で、終身と医療分けた方が良いみたいですが、なるべく損しないようにしたいので。

オリックス生命「リリーフW」という商品についてですが、この商品は解約返戻金のない終身保険が付いた医療保険で、同社の医療保険「新Cure」に死亡保障が付いたようなイメージです。払込保険料以上に死亡保険金額が多いので、一見お得のようにも思えますが、結局は「掛捨て医療保険」と「掛捨て終身保険」それぞれの計算を元に作られた商品です。

わざわざ、掛捨ての終身保険に加入して数百万円の死亡保障を捻出するということでしたら、タンス預金でもそれほど大変な金額ではないと思います。例えば5万円を5年間積立てれば利息が付かなくても300万円になりますね。◯◯さんのご年齢を考えても5年以内にお亡くなりになることもほとんど考えられませんし、◯◯さんの必要死亡保障額がわかりませんので断定は出来ませんが、このような保険に加入するくらいでしたら金利が付くもので積立ておいたほうが良いと私は考えます。

*オリックス生命の死亡保障付医療保険「Relief W(リリーフ・ダブル)」

 

老後の生活も不安。

現在の超低金利下の日本では残念ながらお金を殖やすことが出来ませんから、お金を殖やす目的では「海外積立年金」をオススメします。「海外積立年金」には2種類あり、積立を始めるためにご自身で海外に渡航する必要もなく、パスポートなどのいくつかの必要書類をご準備出来れば申込むことが出来ますので既に多くの方が、学資資金や老後資金を目的に海外積立を始めています。

 

1)「変額年金プラン」

ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約36,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナス(固定金利)が積立額に上乗せされ、経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去7.88%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって、手数料等すべて含め以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=120円)

・25年積立総額:300USD✕12✕25=90,000USD(約10,800,000円)

・25年後満期想定額(8%運用):265,593.32USD(約31,870,000円)

・上記返戻率:295.1%

 

2)「140%元本確保型年金プラン」

15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方もいらっしゃいます。

仮に月々300USD(約36,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=120円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約6,480,000円)

・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約9,072,000円:最低保証)

・最低保証返戻率:140%

 

保証のタイプが異なりますが、いずれにせよ日本の年金保険よりもかなり良い数字となっています。

私はブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」は死亡、病気、就業不能、介護、すべての”万能薬”となると考えています。◯◯さんが毎月の保険支払にどれくらい充てられるかはわかりませんが、優先順位は老後資金や学資資金などの「貯蓄」を優先されると良いと思います。

*「死亡する確率」「老後を迎える確率」「入院する確率」どれを優先して保険をかけるべきか?

*「貯蓄」は全ての”万能薬”

*積立るなら1日でも早いほうが良い

*違い知ってますか?「単利」「複利」とは?

 

海外保険魅力的ですが、不安。

最初はそのような方もいらっしゃいます。実はそんなデータの裏付けとして日本人のパスポート保有率は24%程度しかなく、それくらい海外に縁のない人が多いんですね。

*日本人の76%はパスポートを持っていない

 

しかし、日本で保険を販売している保険セールスの方でも、海外積立をされている方が多くいます。具体的に不安に思われる点があれば、いつでもお問合せ下さい。

*実は「海外積立年金」をやっている保険屋さんも多い

 

Point

残念ながら現在の日本の超低金利ではお金を殖やすことは期待できませんが、日本国内の商品だけではなく視野を広く海外まで広げれば、もっと高い金利の商品はたくさんあります。上記で説明した「海外積立年金」以外にも「海外個人年金」も、教育資金や老後資金の準備においてはとても良い商品です。
 

*2017年4月〜取扱開始『海外個人年金』(無料入門書もできました)

 
「海外」ということで不安を感じるようでしたら、その不安に感じていることを遠慮なくご質問下さい。
 
 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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