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相談事例(女性 医師):結婚時に加入したプルデンシャルの保険があるのですが、離婚してシングルになったので、内容を見直して継続すべきか迷っております

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

離婚をされたことで、結婚当時に加入された保険の見直しをすべきかどうかのご相談です。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

結婚時に加入したプルデンシャルの保険があるのですが、離婚してシングルになったので、内容を見直して継続すべきか迷っております。ご教授お願い致します。

契約内容

変額保険(終身型)65歳払い込み済 
指定代理請求特約付 リビング・ニーズ特約付 介護前払特約付 死亡保険金または高度障害保険金12500000円 

米国ドル建て終身保険 65歳払い込み済
指定代理請求特約付 リビング・ニーズ特約付 介護前払特約付 125000米国ドル 

解約返戻金抑制型家族収入保険(高度障害療養加算型)85歳満了 55歳払い込み満了 指定代理請求特約付 リビング・ニーズ特約付 死亡(高度障害)家族年金月額 年間73308円

受取人は現在母にしていますが長妹に変更予定

職業:医師
前年度収入:940万円(税込み)

金融資産
定期預金:150万円
普通預金:800万程度
投資信託:200万
iDeco:毎月の掛け金 23000円 2018年1月より開始
ロボアドバイザーに毎月10万円 積み立て

ふるさと納税は毎年限度額ぎりぎりまで行う予定

その他の資産
親が私名義で行っている投資信託が2000万程度
実家の土地(駐車場)が850万円(毎年の固定資産税から類推)
また、母が私にかけている生命保険があるはずですが、詳細は不明

再婚の予定:現時点ではいい人がいれば程度

色々と調べてドル建て終身保険は継続すべきなのかなと思っておりますが、家族収入保険は現在扶養家族もいませんし、下りるハードルも高そうなので継続を迷っております。
ただ、何分素人ですので、専門家のご意見も伺いたくご相談させていただきます。よろしくお願いいたします。

 

【回答】

まず、生命保険加入にあたって一般的な考え方ですが、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。◯◯さんの場合ですと、◯◯さんに万が一があった場合に、娘さんがどれくらい「金銭的に」お困りになるか?ということですね。生命保険は「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法です。計算方法は下記を参考にして下さい。

 

上記の必要保障額、◯◯さんの年齢、お子さんの年齢などなど、、、わからないことが多いので断定は出来ませんが想像する範囲で現在ご加入中の保険へのアドバイスを致します。

 

変額保険(終身型)65歳払い込み済 米国ドル建て終身保険 65歳払い込み済

払込済みと言うのは、65歳で払込が終わるという意味でよろしいですね?

こちらの2つの契約に関しては加入の詳細をお聞きした上で判断したいのですふが、恐らくは「払済」にされ、不足する必要保障額は「収入保障保険」に加入してカバーされると良いと思います。

 

解約返戻金抑制型家族収入保険(高度障害療養加算型)85歳満了 55歳払い込み満了

こちらも加入の詳細をお聞きしたいのですが、プルデンシャル生命の収入保障保険は他の生命保険会社と比較しても割高ですので、同条件で見直せば、より割安な保険料になると思います。

*損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の収入保障保険「じぶんと家族のお守り」4月2日販売開始(2018)

 

金融資産(定期預金:150万円 普通預金:800万程度 投資信託:200万 iDeco:毎月の掛け金 23000円 2018年1月より開始 ロボアドバイザーに毎月10万円 積み立て)

こちらに関しては、金利を付けてより殖えた方が良いですね?ただし、現在の日本の超低金利の状況ではお金を殖やすことは非常に難しいですから、海外のもので殖やしていかれることをオススメします。
こちらの具体的なアドバイスは、投資ヒアリングシート(リンク先)よりお答え頂ければ、◯◯さんに良いと思われる商品をいくつかご案内します。
 
 
iDecoに関しては、◯◯さんのような年収の方は特に、そのまま継続されて良いと思います。

*日本国内の商品で老後資金を作るならこれ「個人型確定拠出年金(401K)」

 

万が一の保障以外に、◯◯さんの準備されたいのは老後資金、学資資金、などになるかと思います。その際に重要なのは「より多く殖やすこと」ですね?その意味においては『国内商品』では期待できませんので、「お金を殖やす」目的には『海外商品』の方がより殖やしていくことが出来ます。

毎月積立ていく『海外商品』でオススメするのは「海外積立年金」というもので、これには大きく3種類あります。

 

1)「変額年金プラン」最低積立月額100USD〜

積立額に応じてボーナス金利(アロケーションボーナス)を毎月1〜5%もらいながら、世界にある約200種類のファンドの中からポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約33,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナスが積立額に毎月上乗せされ、更に経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合、現在の年平均リターンでは15.16%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって、手数料等すべて含め以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=110円)

 

・25年積立総額:300USD(約33,000円)✕12✕25=90,000USD(約990万円)

・25年後満期想定額(15%運用):979,238USD(約1億770万円)

・返戻率:1,088.0%

 

2)「元本確保型年金プラン」最低積立月額200USD〜

同プランでは積立期間により3つのタイプがあります。どれも、最低保証されている満期金があるので、将来の確実な資金準備計画ができ、老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方も多くいらっしゃいます。

 

◯10年満期プラン

米国の株式で運用していますが、10年後の満期時には積立金額と同額(100%)を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約31,500円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕10年=36,000USD(約396万円)

・15年後満期金:36,000✕100%=36,000USD(約396万円:最低保証)

・最低保証返戻率:100%

 

◯15年満期プラン

米国の株式で運用していますが、15年後の満期時には積立金額の+40%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約832万円:最低保証)

・最低保証返戻率:140%

 

◯20年満期プラン

米国の株式で運用していますが、20年後の満期時には積立金額の+60%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を20年間積立た場合は(*1USD=110円)

・20年積立総額:300USD✕12✕20年=72,000USD(約792万円)

・20年後満期金:72,000✕160%=115,200USD(約1,267万円:最低保証)

・最低保証返戻率:160%

 

3)「3.5%金利保証積立年金最低積立月額200USD〜

積立期間15年間のプランです。その間、3.5〜6.0%の範囲内で金利が付いてきます(2018年4月現在3.5%)。3.5%は最低保証されているので、それだけでも十分日本の金利よりも高いですし、仮に米国の金利が上昇した場合は、この商品の金利も上がっていくことになります。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:68,224USD(約750万円:最低保証)

・最低保証返戻率:126.3%

 

それぞれ保証のタイプが違いますが、いずれも「国内商品」よりもかなり良い数字となっています。何年後にどれくらい準備したいのか?または準備出来ているのか?合わせて確認し、1日でも早く始めることをオススメします。

 

Point

離婚をされたことで、結婚当時に加入された保険の見直しをすべきかどうかのご相談でしたが、結論としては「見直し」はするべきですね。ただし、加入中の保険に関してはもう少し状況などもお聞きしないと、具体的にはアドバイスが難しいです。

一方、”殖やすこと”に関して言えば「国内商品」と比較すれば「海外商品」の方が有利なのは一目瞭然です。しかし、確定拠出年金のような税効果だけでも十分にメリットのある商品もありますから、最終的にはご自身の判断で、ご自身で最も良いと思う方法で準備すればいいと思います。

 

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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