K2 College

相談事例(44歳 男性 会社役員):「税効果入れて100%以上の保険」「損金作れる商品」「身内にわからないように第三者が受取人になる保険」を希望

公開日: : 最終更新日:2019/08/16 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

ご希望はかなり具体的にお持ちのようです。

(ご質問者からの質問はこちらで概ね修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

□家族構成

配偶者 有

子ども 3 人
────────────────────────────────
□職業
会社役員

────────────────────────────────
□現在加入中の保険(保険会社名、種類、商品名など)

団体信用保険

逓増定期 マスミューチュアル

生命保険なし

医療保険なし

────────────────────────────────
□保険に加入した理由

特だから

────────────────────────────────
□希望する保障

相続対策(相続税納税対策)

────────────────────────────────
□喫煙の有無



────────────────────────────────
□過去5年以内の入院歴



────────────────────────────────
□現在投薬中の薬



────────────────────────────────
□海外の生命保険も対象とするか?

対象に入れる

────────────────────────────────
□その他

1.利益繰越の保険 税効果入れて100%以上 個人、法人両方

2.損金作れる商品

3.利益でる商品

4.身内にわからないように第三者が受取人になる保険

※日本の保険は、ほとんどしらべたのですが、もし、知識ないものあれば知りたい。

※特に海外のものは知識ないので知りたい

 

【回答】

1.利益繰越の保険 税効果入れて100%以上 個人、法人両方

◯法人
ご存知のように、日本の保険会社では2019年2月いっぱいで「節税保険」の販売を停止しております。
現時点で税効果含めて100%を超えるものとして唯一、可能性があるのは役員従業員全員加入の1/2養老保険だと認識しています。

*「節税保険」の契約は2月28日までに

 
ただし、2019年8月、9月頃から各社で再開される商品の中には実質返戻率100%を超えるものがあります。
 
◯個人
法人の利益繰越とは少し意味合いが違いますが、税効果含めた返戻率の高さであれば
 
・小規模企業共済
・確定拠出年金(企業型、個人型とも)
 
になります。
税効果含めた返戻率についてはブログで詳しく書いていますのでご確認下さい。

*税金を考慮すると「小規模企業共済」の実力はどうか?を検証(数字は最強かもね、これ)

*「選択制確定拠出年金」の驚くべき利回り【45歳のケース】

 

2.損金作れる商品

国内の生命保険であれば上記1.の回答の通りですが、最低でも3,000万円以上の計上が可能であれば「海外損害保険」を使った方法があります。
〇〇さんはどの程度の損金を計上したいと考えてますか?
 
 

3.利益でる商品

個人ですか?、法人ですか?
上記でご説明している商品はすべて「税効果」まで含めると利益は出ています。
どのくらいの期間で、どれくらいの”利益”の出る商品を希望しているのか?など、もう少し詳しくお聞かせ頂ければ、より具体的な回答を致します。
 

4.身内にわからないように第三者が受取人になる保険

血縁関係のない「第三者」の方を保険金受取人とした契約は、海外の生命保険では可能です。また、「第三者」が身内にわからないように受取れる可能性もあると思います。

ただし、〇〇さんのように配偶者やお子さんといった法定相続人がいる場合ですと、「第三者」の受取った保険金の分も「みなし相続財産」として全体の相続財産が増え、その結果として法定相続人の財産自体は増えていないのに、納税額だけが増えることになります。

もし法定相続人が、「第三者」が生命保険金を受取ったことを当初はわからずに相続税の申告を終えてしまい、申告期限後の税務調査で発覚したとしたら少申告加算税それまでの期間の延滞税のペナルティが課せられます。

顧問弁護士さんなどいらっしゃれば、そちらも含めてご相談ご検討して下さい。

*相続税の計算@”愛人”が保険金を受取った場合

 

Point

一時期は絶望的な展開に思えた法人保険ですが、今月から来月にかけて販売再開される商品の中には、以前よりはその効果は少ないものの、依然として節税効果などが期待できるようなものがあります。もう少しすると詳細が見えてきますので、それまではしばしお待ち頂くのが良さそうです。

また、「第三者」受取の保険については、、、お金を遺すやり方はいろいろありますから、別の方法が良いと思います。

 

質問やお問合せの方はお気軽にご連絡下さい。

 

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません

 

無料直接相談はこちらから

直接相談

こちらは直接、弊社保険アドバイザーへ無料で質問できるフォームとなっています。外資系生命保険会社出身の優秀なコンサルタントが一つ一つお答えしていきます。

ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m

↓↓↓↓↓

にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ

にほんブログ村

関連記事

やたら面会を求めてくる人とは面談しませんw

皆さんこんにちは、保険アドバイザーの野村です。今年があっという間に半分終わりそうですね・・・。個人的

記事を読む

相談事例:主人(38歳)の収入保障の保険を検討中です。

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。 今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います

記事を読む

相談事例(51歳 女性):70代男性が加入し”血縁関係のない”私が受取れる保険はありますか?

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。 今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介

記事を読む

相談事例(39歳 女性):イオン銀行にて「サニーガーデンEX」を契約、このまま10年持ち続けた方が良いのでしょうか?

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。 今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介

記事を読む

相談事例(35歳 女性):マニュライフ「こだわり個人年金」10年間払い、65歳まで置いておくとゆうやり方をすすめられました。

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います

記事を読む

相談事例:がんになりやすい遺伝子変異を持っていたことがわかりました。がん保険入れますか?

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は相談事例を紹介したいと思います。 【質

記事を読む

相談事例:ドル建積立保険を解約する場合、ドルでの解約が得か?円での解約が得か?

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。 今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います

記事を読む

相談事例:マニュライフの未来を楽しむ終身保険(米ドル)の加入を勧められていますが、どうなのでしょうか?

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います

記事を読む

相談事例:子供が成人したら妻と二人で海外移住したいねと言っております(男性 28歳 会社員:NKSJひまわり生命加入)

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います

記事を読む

相談事例:ユニットリンクを検討してこちらのホームページにたどり着きました。

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
  • 海外保険無料メルマガ

    最新の海外保険の情報を実際の契約事例を用いて配信します。

      メールアドレスを入力後
      『登録』を押してください。

    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

    • k2-holdings.jpg

      k2-investment.jpg

      k2-assurance.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑