相談事例(50代 専業主婦):夫婦2人の最低医療保障と老後資金を確保したい。月額も総払込額も少なくしたいです
公開日:
:
最終更新日:2018/05/14
保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
久々の、、、長文です(苦笑)
(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記していますが、文章は少し校正しました)
【質問】
現在私は専業主婦で自分の保険は自分の貯蓄の中から支払つています。
2人の最低医療保障と老後の資金を確保したいと考えています。月額も総払込額も少なくしたいです。
夫は
リリーフWのP免なし、60歳払
メディケアプラスにP免付き終身払い
チューリッヒプレミアムにP免なし終身払いで主契約のみ
アクサの有期払いユニットリンクを2口
ジブラルタの米国ドル建介護保障付終身保険に介護保障100%プラン
私は
あいおい生命の新医療保険AプラスにP免なしで65歳払 日額3,000円に特約で先進、癌診断、三大疾病入院
メディケアリターンに日額3,000円、特約は先進のみ
メディケアプラスにP免付きで終身払
チューリッヒプレミアムにP免なしで終身払、主契約と癌診断特約
解約予定の太陽生命の10年更新型P免付き終身払いの死亡保障と定期特約で三大疾病、介護
ゆうちょのお楽しみ型払込済み
尚、私は手術を受けており、あいおい生命部位不担保付きで加入、2年目に減額
私の思う最低医療保障は一生涯保障で120日型日額5,000円と先進、テイーペツクつき
三大疾病は毎年ガン、心疾患、脳血管疾患の病気毎に50万円の給付金
ガンだけは初回に100万円の給付金
死亡保障は100万円くらい
夫の死亡保障のみ最低10年間は1,000万円準備したいです
太陽とゆうちょを解約してアクサの保険料にしようと思っています
長文になりすみません
よろしくお願い致します
【回答】
先に結論から言いますと「あれもこれも加入し過ぎ」です。
特に医療保険。
”私の思う最低医療保障”とありましたが、もちろん人によって考える最低限の保障は違うのですが・・・
◯◯さんの思う最低医療保障は、私が思うところでは”Too Much”。医療保険が不要だとは言いませんが多過ぎです。
ではその理由を順に解説します。
【死亡保障】
【医療保険】
医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。
保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、ご主人がお勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。
*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは
*オリックス生命の死亡保障付医療保険「Relief W(リリーフ・ダブル)」
*手数料も高いので売れてます!チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」「3大疾病保険プレミアム」とは?
*介護保険ならこれがいいかな@ソニー生命「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」
【◯◯さん】
手術のことも考慮した上で、
・あいおい生命「新医療保険Aプラス」:医療保障(がん、三大疾病の特約は解約)
(部位不担保で加入したにも関わらず、2年目で減額、手術特約を外した理由がよくわかりませんが)
・メディケア「メディフィットリターン」:医療保障
(2つの医療保険は合計で日額6,000円)
・チューリッヒ「終身ガン治療保険プレミアム」:がん保障(但し、終身払の場合は特にP免は付けておくべきたったと思います)
それ以外は「解約」または「払済」
これまで多くのご相談を頂いているのですが、今までの経験で、◯◯さんのようなご質問を頂戴する方の、割りと多くに見受けられるのが、「ご自身ですべてどの保障に入るのかを決めている」ケースです。失礼な言い方をさせて頂くと
「アドバイスを聞かない人、言うことをきかない人」
が多いと感じています。
もし◯◯さんが加入前に、現在の加入状況をきちんとお話していれば、恐らくまともなFPであれば、『医療保障やがん保障が重複し過ぎていますよ』とアドバイスすると思います。そうでなかったとすれば、それは単に保険を売りたいだけの人であって、◯◯さんにとっての良いアドバイザーとは言えません。もしそのアドバイザーきちんとアドバイしたにも関わらず加入されたのであれば、◯◯さんはあまりアドバイスに耳を傾けない人ということになりますね?
◯◯さんがそうではないことを願い、ぜひ今回のアドバイスに耳を傾けて頂ければ幸いです。
Point
少し酷な言い方させて頂いたのですが、実は本当に多いんです。
私達アドバイザーも、これまでの経験や知識を元に、すべてのご相談に真摯にお答えしているつもりですので、ぜひご理解頂ければと思います。
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