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相談事例:老後資金目標金額は最低1,200万円以上。余裕をみると3,000万円以上必要かもしれません(39歳 女性)

公開日: : 最終更新日:2017/02/24 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

相談者の方はかなり明確にビジョンをお持ちの方です。

あとはどうやって具現化するかですね。

 

【質問】

老後資金準備と医療保険についての相談です。

老後資金目標金額は最低でも70歳までに1200万円以上必要と思っています。

必要最低限の生活費でこのぐらいなので、少し余裕をみると3000万円以上は必要かもしれません・・・

 

・ユニット・リンク

・住友生命たのしみワンダフル

・マニュライフ生命未来を楽しむ終身保険

 

上記に加入しようか検討していたところ、こちらのサイトを読んで「ユニット・リンク」と「たのしみワンダフル」は辞めようと思いました。

マニュライフの方は銀行に預けておくよりはと思い、まとまった額を預けようか検討中です。

あと30年ほどで1200〜3000万円が用意出来る海外積立保険などがあれば紹介していただきたく思います。

派遣社員のため、月収入が上下するので、20年間決まった額を払込む保険よりは変更出来る柔軟なものが希望です。

 

検討中の医療保険

メディケア生命のメディフィットプラス特定疾病一時給付保険(特定8疾病保障型)

掛捨・終身払い・3大疾病払込免除付で3215円のを検討していました。

保険の窓口で紹介された中ではこれが一番かと。

しかしながら、150万円の貯蓄があれば医療保険は必要ないという意見もあるようで、迷っています。

 

【回答】

検討中の医療保険「メディケア生命のメディフィットプラス」特定疾病一時給付保険(特定8疾病保障型)保険の窓口で紹介された中ではこれが一番かと。しかしながら、150万円の貯蓄があれば医療保険は必要ないという意見もあるようで、迷っています。

まず、医療保険やがん保険などの医療系の保険についての考え方についてですが、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、ただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、それらも踏まえて検討して下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。特に、ある程度の預貯金がある場合は、おっしゃる通りそれほど大きな医療保障は必要ないと私は考えています。

*医療保険って必要?「高額療養費制度」とは?

*「死亡する確率」「老後を迎える確率」「入院する確率」どれを優先して保険をかけるべきか?

*「貯蓄」は全ての”万能薬”

 

その上で、医療保険に加入されるのであれば、提案されている「メディフィットプラス」も、多くの保険会社で販売している入院日数による給付ではなく、一時金タイプの保障ですが、良いのではないでしょうか(告知に問題なければ)

 

「ユニット・リンク」「住友生命たのしみワンダフル」「マニュライフ生命未来を楽しむ終身保険」上記に加入しようか検討していたところ、こちらのサイトを読んで「ユニット・リンク」と「たのしみワンダフル」は辞めようと思いました。

*住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」〜30歳女性ランキング1位

*相談事例:住友生命の個人年金「たのしみワンダフル」について質問です(36歳 女性)

*シリーズ資産形成【最終回】アクサ生命の変額保険「ユニット・リンク」は投資商品?

*アクサ生命「ユニット・リンク」の契約理由・第1位【老後資金】・第2位【学資資金】〜それ入っちゃダメです

 

これらの記事でしょうか?ブログがお役に立てて良かったです。老後資金を目的にこれらの商品に加入してはいけませんね。

 

マニュライフの方は銀行に預けておくよりはと思い、まとまった額を預けようか検討中です。

老後資金などの「お金を殖やす」とい目的には、残念ながらこの「未来を楽しむ終身保険」も良い商品とは言えません。

*マニュライフ生命 通貨選択型変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」

*相談事例:マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」この保険どう思いますか?

 

この保険に加入するのであれば、海外の最もリスクの低いもので、5年満期、年2.5%の商品(定期預金のようなイメージです)の方が確実に殖やせると思います。

*5年定期預金のイメージです【元本確保・預入5年・固定金利2.5%】の商品

 

老後資金目標金額は最低でも70歳までに1200万円以上必要と思っています。必要最低限の生活費でこのぐらいなので、少し余裕をみると3000万円以上は必要かもしれません・・・

◯◯さんの老後に受け取れる年金額は、お勤め期間中での報酬月額(簡単に言えば収入ですね)や、厚生年金の払込期間によって違ってきますが、会社員の方では一般的に3,000万円程度は必要と現時点では言われています。必要保障額についてはこちらを参考にしてみて下さい。

*「老後」について~その3【老後の必要保障額の考え方】

*「生活設計に関するデータ」〜老後編【生活設計・必要資金・年金】

*つまりは”「いつまで」に「いくら」貯めたいのか?”という発想で考えてみると良い

 

あと30年ほどで1200〜3000万円が用意出来る海外積立保険などがあれば紹介していただきたく思います。

2種類の「海外積立年金」ご紹介ます。約1,000万円〜3,000万円を作るためのイメージも合わせてご参照下さい。

 

1)「変額年金プラン」

ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約36,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナス(固定金利)が積立額に上乗せされ、経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去7.88%/年の運用ができていますが、仮に「ユニット・リンク」と同じ7%のパフォーマンスで殖やしていった場合、積立最長期間の25年満期時には複利運用やボーナス金利によって以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=120円)

同じ運用利率でも「変額年金プラン」は積立金額に対して約2.5倍、アクサ生命「ユニット・リンク」では約2倍となり、日本円で約500万円も違ってきます。

・25年積立総額:300USD✕12✕25=90,000USD(約10,800,000円)

・25年後満期想定額(7%運用):228,947.91USD(約27,474,000円)

・上記返戻率:254.4%

 

<国内の変額商品例:ユニット・リンク(AXA)>

(契約年齢40歳・女性・保険金額約1,327万円)

・25年積立総額:36,000✕12✕25=10,800,000円

・25年後満期想定額(7%運用):22,120,000円

・上記返戻率:204.8%

 

2)「140%元本確保型年金プラン」

15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方も多くいらっしゃいます。

こちらも「140%元本確保型年金プラン」とマニュライフ生命「こだわり個人年金」の最低保証で比較した場合、日本円で約200万円の差が生じます。

仮に月々300USD(約36,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=120円)

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約6,480,000円)

・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約9,072,000円:最低保証)

・最低保証返戻率:140%

 

<国内の最低保証金利商品例:こだわり個人年金(マニュライフ生命)>(*1USD=120円)

(契約年齢40歳・女性)

・15年積立総額:36,000✕12✕25=6,480,000円

・15年後満期金(最低保証1.5%運用):57,796.79USD(約6,935,000円)

・最低保証返戻率:107.0%

 

保証のタイプが異なりますが、いずれにせよ日本の年金保険よりもかなり良い数字となっているのがおわかり頂けますね。

 

派遣社員のため、月収入が上下するので、20年間決まった額を払込む保険よりは変更出来る柔軟なものが希望です。

「海外積立年金」では積立て開始から2年を超えると、

 

・積立の停止

・減額

・一部引出し

 

が、一定条件の下で可能となります。

ただし「140%元本確保型年金プラン」で途中で一部引出しや減額などをした場合は、140%の保証はなくなり、単にインデックスの積立投資になります。

柔軟性を優先すると、1)「変額年金プラン」の方をオススメします。

 

Point

日本の商品だけにとらわれず、広く海外にも目を向けて商品選定をされているのは、とても良いことだと思います。

あとは、、、積立年数と積立金額を決めて始めるだけですね。

皆さんもご相談があればいつでもお問合せ下さい。

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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