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相談事例(26歳 女性):3人家族で11契約している方からの相談

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

20代のご夫婦、お子さんの3人家族で11契約は多いかなぁ・・・という印象です。

(ご質問者からの質問はこちらで概ね修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

4月から生損保の代理店で働き始め、メットライフの医療保険とガン保険を夫婦で契約しました。
子どもはまだ契約していませんが医療を検討していました。

それまでは銀行で進められた保険を契約。

こちらまだ解約手続きできていません。

三井住友で私と子どもは医療、旦那は医療と収入保障、夫婦でプルデンシャルの変額終身。お葬式費用にと契約しました。

旦那は独身時代からのアフラックのガン保険も契約しています。

正直保険貧乏になっている気がして見直しはずっとしたかったのですが、仕事上、会社で扱うメットライフに契約したのでこれが正しかったのか、あるいは良くないのであれば必要最低限で保険に再加入したいと思いこちらに連絡させて頂きました。保険会社は良いものがあるのであれば問いません。

貯蓄もしたくてイデコや積立NISAも始めたいです。

死亡保障も欲しくて会社で扱うユニットリンクを始めようか検討していましたがこちらでやめた方がいいと書いてあったので思いとどまっています。

子どもの学資もやりたいですがなにでやればよいのかもわかりません。

私個人で独身時代から明治安田生命の年金ひとすじ2万を契約してますが、うちの会社の営業に解約してその2万でユニットリンクで死亡保障だったり貯蓄できるものにした方がいいのでは?と言われましたがこちらも思いとどまっています。

今解約すると返戻金は20万くらい損します。

アドバイスよろしくお願いします。

 

【回答】

現在の状況をまとめます

 

〈ご主人〉

・変額終身(プルデンシャル)

・収入保障(あいおい)

・医療(あいおい)

・医療(メットライフ)

・がん(アフラック)

・がん(メットライフ)

 

〈〇〇さん〉

・変額終身(プルデンシャル)

・医療(あいおい)

・個人年金(明治安田)

・がん(メットライフ)

 

〈お子さん〉

・医療(あいおい)

 

〈提案中・検討中〉

・ユニットリンク(アクサ)

・イデコ

・積立NISA

・お子さんの医療(メットライフ)

 

まず、生命保険の死亡保障についての一般的な考え方ですが、万が一があった場合に「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。ご主人に万が一があった場合、〇〇さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。計算方法は下記を参考にして下さい。

〇〇さんの詳しい背景がわかりませんが、ご主人や〇〇さんのご年齢、お子さん含めて3人のご家庭での平均的なケースであれば、おおよそ2,000〜3,000万円程度は必要となるのが一般的です。

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

*生命保険が不必要な人

 

次に、医療保険やがん保険の考え方についてですが、保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、ただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて保険会社の医療保険に加入するのであれば、日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、さらに会社勤めの方でしたら上乗せで保障していることもありますので、そちらも含めて本当に必要かどうかを確認してみて下さい。医療保険やがん保険保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

医療保険って必要?「高額療養費制度」とは?

 

では、現在加入されている保険に関して、すべて詳細はわからない上でのアドバイスです。

 

〈ご主人〉

・変額終身(プルデンシャル)→継続または払済

契約内容によります

 

・収入保障(あいおい)→継続または他社に乗換など

加入時期によりますが、あいおいの収入保障保険は保障内容は悪くないと思います。

ただし、健康でタバコを吸わない方でしたらFWD富士生命の商品が非常に割安です。

*三井住友あいおい生命の収入保障保険「&LIFE 新収入保障保険」@6月2日商品改定

 

・医療(あいおい)→継続または解約

加入時期によりますが、あいおいの医療保険は保障内容は悪くないと思います。

ただし、メットライフも最近加入されたとのことですので、医療保険が必要な場合でもどちらか一方でも良いかと思います。

*三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」4月2日販売開始(2018)

 

・医療(メットライフ)→継続または解約

最近加入されたとのことですからFlexi Sという商品ですね。

保障内容は悪くないと思いますが、上記記載のようにどちらか一方でも良いかと思います。

*7月2日販売開始〜メットライフ生命の終身医療保険「Flexi(フレキシィ)S」

 

・がん(アフラック)→特約追加により継続または他社に乗換など

古いタイプのものでしたら見直しの必要があります。特約追加または他社への乗換が良いと思います(がん保険が必要という前提)。

 

・がん(メットライフ)→継続または他社に乗換など

最近加入されたものなので、こちらを残してアフラックを解約という方法でも良いかもしれません(がん保険が必要という前提)。

ただし、最近加入されたのであればFWD生命やセコム損保の商品の方が良かったと私は思います。

*自由診療でも自己負担0円!?セコム損保のがん保険「自由診療保険メディコム」とは?

 

〈〇〇さん〉

・変額終身(プルデンシャル)→継続または払済

契約内容によります。

 

・医療(あいおい)→継続または解約

ご主人同様です。

 

・個人年金(明治安田)→払済または解約

加入時期によっては予定利率が高いので継続ですが、〇〇さんの年齢ですと予定利率は低くあまり返戻率の良くない商品だと思いますので払済にできるようでしたら払済にし、できなければ解約が良いと思います。

 

・がん(メットライフ)→継続または他社に乗換など

ご主人同様、最近加入されたのであればFWD生命やセコム損保の商品の方が良かったと私は思います(がん保険が必要という前提)。

 

〈お子さん〉

・医療(あいおい)→解約

現在、お子さんが入院されても〇〇さんには”金銭的”には大きなリスクとなることはないと思いますので、お子さんの医療保険は不要だと思います。

地域や、世帯収入によってはお子さんの医療費は免除されていますのでご確認下さい。

もしお子さんが将来、医療保障が必要になった際は、その時にその時代に合った保険で加入するのが良い方法です。

 

〈提案中・検討中〉

・ユニットリンク(アクサ) → 加入しないほうが良いですね。死亡保障が必要なら他のもので準備しましょう。

・イデコ or 積立NISA → イデコは掛金が全額所得控除になり税制メリットが大きいので加入しても良いと思います。

・お子さんの医療(メットライフ)→ 加入しなくて良いと思います。

 

印象としてはかなりムダが多い気がします。保険証券などの写真をお送くり頂ければ内容がわかりますのでより具体的なアドバイスが出来ます。

では、今頂いている情報の中から、現段階で私が提案するとすれば

 

〈ご主人〉

・海外終身保険

死亡保障を得ながら解約返戻金も殖えていくので、必要に応じて解約し、その解約返戻金を「学資資金」や「老後資金」に充てることが出来ます。

ただし、この3つの中では一番コストが高くなります。

 

3.5%金利保証積立年金 早期拠出プラン(満期15年・積立期間5年プラン)+国内の収入保障保険(現在はあいおいで加入中)

15年後を満期とした3.5%金利保証積立年金で、お子さんの年齢次第では学資資金としての準備として、またはご自身の老後資金として準備し、死亡保障は割安な国内の収入保障保険でカバーする案です。

早期拠出プランの15年後の満期金は、約150%の返戻率(積立てた金額の1.5倍)が最低保証されています。

*満期時返戻率149.4%最低保証!「15年満期の海外積立プラン(5年払)」

 

・定期特約付 満期確定保険

上記プランの死亡保障を、国内の収入保障保険で準備するのではなく、「満期確定保険」の特約で付けて万が一の死亡保障を準備しながら、資金が必要なタイミングの時に満期を迎えるので、満期金を受取って「学資資金」に充てます。

*日本にはない仕組みの新しい海外の保険「定期特約付 満期確定保険(って言う感じかな)」

 
学資資金については、お子さんにどのような教育を受けさせてあげたいと思うかで、必要な金額は違ってきます。ブログにも書いていますが、一般的に1,500万円未満が約70%とうデータが出ていますので、参考にしてみて下さい。

*私大学費、家計にズシリ…教育費借金197万円@読売オンラインニュース

*”学資保険は実質元本割れ!?”国立大学授業料「54万円」が16年後「93万円」に【現在の172%、1.7倍】

 

〈〇〇さん〉

・海外積立年金

「海外積立年金」には大きく3種類あります。

 

1)「変額年金プラン」最低積立月額100USD〜

積立額に応じてボーナス金利(アロケーションボーナス)を毎月1〜5%もらいながら、世界にある約200種類のファンドの中からポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約33,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナスが積立額に毎月上乗せされ、更に経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合、現在の年平均リターンでは15.16%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって、手数料等すべて含め以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=110円)

 

・25年積立総額:300USD(約33,000円)✕12✕25=90,000USD(約990万円)

・25年後満期想定額(15%運用):979,238USD(約1億770万円)

・返戻率:1,088.0%

 

2)「元本確保型年金プラン」最低積立月額200USD〜

同プランでは積立期間により3つのタイプがあります。いずれも米国の株式で運用していますが、最低保証されている満期金があるので、将来の確実な資金準備計画ができ、老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などで活用される方も多くいらっしゃいます。

 

◯15年満期プラン

15年後の満期時には積立金額の+40%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

 

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約832万円:最低保証)

・最低保証返戻率:140%

 

◯20年満期プラン

20年後の満期時には積立金額の+60%を最低保証していて、米国株式次第では更に殖えて受けとれることができるものです。

仮に月々300USD(約33,000円)を20年間積立た場合は(*1USD=110円)

 

・20年積立総額:300USD✕12✕20年=72,000USD(約792万円)

・20年後満期金:72,000✕160%=115,200USD(約1,267万円:最低保証)

・最低保証返戻率:160%

 

3)「3.5%金利保証積立年金」最低積立月額200USD〜

積立期間15年間のプランです。その間、3.5〜6.0%の範囲内で金利が付いてきます(2018年5月現在3.5%)。3.5%は最低保証されているので、それだけでも十分日本の金利よりも高いですし、仮に米国の金利が上昇した場合は、この商品の金利も上がっていくことになります。

仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)

 

・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約594万円)

・15年後満期金:68,224USD(約750万円:最低保証)

・最低保証返戻率:126.3%

 

より積極的な運用であれば「変額プラン」、確実性を求めるのであれば「元本確保プラン」または「3.5%金利保証プラン」という選択になります。それぞれ保証のタイプが違いますが、「ユニットリンク」との数字を見て比較して頂ければその違いは一目瞭然です。

 

Point

日本の保険。海外の保険の良いどこ取りをすれば、ムダなコストを抑え効率的にお金を殖やすことが可能です。

 

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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