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相談事例(37歳 自営業):保険関係のバランスの見直しを検討中

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

現在加入している保険のバランスを見直したいとの相談です。

バランス・・・さてどうでしょう

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

37歳 自営業

□家族構成(ご家族、それぞれの年齢)

配偶者:有
子ども:2人

□現在加入中の保険

セコム損保 がん保険
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 生命保険
スタンダードライフ 生命保険

□希望する保障

死亡保障, 老後資金, 三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)

□喫煙の有無



□過去5年以内の入院歴



□現在投薬中の薬




□海外の生命保険も対象とするか?

対象に入れる

□その他


保険関係のバランスの見直し

 

【回答】

ではまず、生命保険加入にあたっての一般的な考え方です。

生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。◯◯さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。それがある程度はっきりしませんと、そもそも死亡保障が必要なのか?多いのか?少ないのか?がわからないわけです。生命保険は「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法です。計算方法は下記を参考にして下さい。

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

*生命保険が不必要な人

 

次に、医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。

保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 

一方で、ブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」は死亡、病気、就業不能、介護、すべての”万能薬”となると考えています。

*「死亡する確率」「老後を迎える確率」「入院する確率」どれを優先して保険をかけるべきか?

*「貯蓄」は全ての”万能薬”

 

これらのことを踏まえて、加入されている保険についてコメントさせて頂きます。

 

セコム損保 がん保険

実際に掛かった費用、実際の損害額を支払うという「実損填補型」と呼ばれるがん保険です。唯一気になるのは、更新ごとに保険料が上がってしまう点のみです。保障はとても良いものと思います。上記で記載した点も考慮した上で、がん保険の必要性をお感じになるのであれば、このまま継続されると良いと思います。

*自由診療でも自己負担0円!?セコム損保のがん保険「自由診療保険メディコム」とは?

 

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 生命保険

こちらはどのような内容の保険商品でしょうか?内容がわかりましたら改めてアドバイス致します。

 

スタンダードライフ 生命保険

こちも上記同様にどのような内容の保険商品でしょうか?内容がわかりましたら改めてアドバイス致します。

 

詳しくはわからないので断定は出来ませんが、死亡保障は最近特に割安になってきた「収入保障保険」で必要な保障額を準備し、支払い可能な月々の金額で老後資金を準備(積立)されるのが良いように感じています。特に自営業者の方は、サラリーマンなどに比べると公的年金が少ないですから、より自助努力が必要と言われていますね。

*今さらだけど。。。公的年金基本の”き” ①公的年金の全体像

 

Point

優先順位が死亡や医療で、そちらへの保険加入(保険料)を厚くしてしまうと、老後への積立てに回すことができず、その結果、老後資金がショートする計算になることも多くあります。バランスを考えたライフプランニングをしていきましょう。

わからないことはお気軽にご相談下さい。

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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