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相談事例(男性):「ユニット・リンク」「マーケットリンク」なら、掛捨と投信がマシですが知識もないのでご教示ください

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

加入中の保険と、3人目のお子さんへの新たに加入を検討している保険のアドバイス希望の方からです。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

医療保険、生命保険の見直し
学資保険がわりにアクサ生命やオリックス生命の生命保険の定解約返戻金に加入。

三人目の学資保険がかわりに勧められたのが、ジブラルタ生命やメットライフ生命の一括払いのドル建て終身保険。マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険。東海海上とアクサ生命の生命保険つき、マーケットリンク。それらを検索していてこのサイトをみつけました。マーケットリンクならまだ掛け捨てと自分で投信がマシですが投信知識もないので、ご教示ください。よろしくお願い申し上げます。

 

【回答】

まず基本的なところで「死亡保障」と「医療保険」についての考え方についてお伝えします。
 
◯死亡保障
生命保険加入にあたって一般的な考え方ですが、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。ご主人に万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?奥さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。それがある程度はっきりしませんと、そもそも死亡保障が必要なのか?多いのか?少ないのか?がわからないわけです。生命保険は「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法です。計算方法は下記を参考にして下さい。

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

*生命保険が不必要な人

 
 
◯医療保険
医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。
保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 
一方で、ブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」は死亡、病気、就業不能、介護、すべての”万能薬”となると考えています。

 

上記のことを踏まえて頂き、頂いた情報の限りでのアドバイスを致します。

 

学資保険がわりにアクサ生命やオリックス生命の生命保険の定解約返戻金に加入。

詳細をお知らせ下さい。加入時期や保障内容によってはすぐに見直したほうが良い場合があります。

 

三人目の学資保険がかわりに勧められたのが、ジブラルタ生命やメットライフ生命の一括払いのドル建て終身保険。

◯◯さんがこの保険に加入することの最大の目的は、一括で支払った保険料が”より多く殖えること”ですよね?これまでの経験則から言えるのは、「海外の保険商品」の方が、ススメられているものより、多く殖やせると思います。例えば海外の「固定金利商品」です。商品内容自体はシンプルで、5年定期預金のようなものとイメージして頂ければわかりやすいかと思います。運用商品の中では最も保守的な固定金利の資産運用で、金利は年率3.5%が約束され、5年後の満期金は約118%になっています。

こちらも、提案されている内容の詳細がわかれば、より具体的に比較することが出来ます。

*利率UP!【元本確保・預入5年・固定金利3.5%】5年定期預金のイメージです

 

東海海上とアクサ生命の生命保険つき、マーケットリンク。それらを検索していてこのサイトをみつけました。マーケットリンクならまだ掛け捨てと自分で投信がマシですが投信知識もないので、ご教示ください。

そうですね、◯◯さんのおっしゃる通り東京海上あんしん生命「マーケットリンク」やアクサ生命「ユニット・リンク」に加入するなら、掛捨ての保障と投信の方が”マシ”です。

 

ただ、残念ながら日本で販売されている投資信託では多く殖やすことに関してはあまり期待は出来ないので、そちらに関しては「海外の商品」の方がより良いと思います。

3種類ある「海外積立年金」の中のひとつ「変額年金プラン」は、「マーケットリンク」や「ユニット・リンク」と仕組みは同じですが、運用先が200種類もあり、死亡保障が付いていない分、より効率的にお金を殖やすことが可能です。運用先については、ご自身で選ぶことが出来ますが、あまりよくわからないということでしたら、こちらの推奨・アドバイスの元で運用することも可能です。

 

「変額年金プラン」最低積立月額100USD〜

積立額に応じてボーナス金利(アロケーションボーナス)を毎月1〜5%もらいながら、世界にある約200種類のファンドの中からポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。

仮に月々300USD(約33,000円)を積立られる場合、海外積立年金では2%のアロケーションボーナスが積立額に毎月上乗せされ、更に経過期間ごとにロイヤルティボーナス(お祝金)がもらえます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合、現在の年平均リターンでは15.16%/年の運用ができているので、これまでのパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって、手数料等すべて含め以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=110円)

 

・25年積立総額:300USD(約33,000円)✕12✕25=90,000USD(約990万円)

・25年後満期想定額(15%運用):979,238USD(約1億770万円)

・返戻率:1,088.0%

 

日本語資料をご希望の場合は改めてご連絡下さい。また、上記でも記載の通り、今ススメられている商品との比較など、より具体的にアドバイスをご希望の場合は、詳細をお知らせ頂ければお答え致します。

 

Point

掛捨ての割安な死亡保障に関しては日本の「収入保障保険」などはとても良い保険ですが、”お金を殖やすこと”に関して言えば「国内商品」よりも「海外商品」の方が断然有利です。

日本の商品、海外の商品、いいとこ取りで効率的なライフプランニングをされると良いですね。最終的にはご自身の判断で、ご自身で最も良いと思う方法で準備して下さい。

 

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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