元本確保型ファンド募集

「ユニット・リンク」のパクリ商品!?東京海上日動あんしん生命「マーケットリンク」8月2日販売開始

公開日: : 最終更新日:2018/01/30 保険のニュース, 保険商品(死亡)

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は2017年8月2日から販売開始となる東京海上日動あんしん生命「マーケットリンク」についてお話したいと思います。

まだ情報も少ないので、今日はひとまずサラッと解説しておきます(サラッとでもないかも。。。)

 

「マーケットリンク」

「ユニット・リンク」「マーケットリンク」

名前もなんだか似てますね?

 

私のところにも多くの相談が寄せられるアクサ生命の「ユニット・リンク」ですが、同商品は円建ての有期型変額保険です。

変額保険とは、支払った保険料を株式や債券などといった資産で運用し、運用実績によって保険金や解約返戻金の額が増減する保険です。

死亡時は基本保険金+変動保険金を受け取ることができ、変動保険金は運用成績によって変動しますが、基本保険金は保証されています。

一方、解約返戻金満期金最低保証がなく、運用成績が悪いとその分少なくなり、運用成績がよければ増える仕組みです。

同じような仕組みの変額保険ではソニー生命のバリアブルライフ(有期型)や、ソニー生命の「変額個人年金保険」があります。

*「変額保険」とは?

*8月からファンド規制・ソニー生命の変額終身保険「バリアブルライフ」

*「ユニット・リンク」や「バリアブルライフ」検討の皆さんのニーズはほぼこちら〜ソニー生命「変額個人年金保険」とは?

 

 

で、この「ユニット・リンク」をそのまんまそっくり真似た商品が、今回の「マーケットリンク」という商品です。

細かなところはいろいろと違うと思いますが、大きくは特別勘定と言われる運用先です。

 

特別勘定(運用先)

◯ユニット・リンクの特別勘定

 

◯マーケットリンクの特別勘定

 

ユニット・リンクではオーストラリア債券、マーケットリンクでは海外REITが大きな違いで、後はほとんど同じですね。ただし、ユニット・リンクでは近々新たな運用先を追加するとの話を聞いています。

毎月積立てる保険料の運用を、この運用先の中から契約者が決めるわけですが、これを「ポートフォリオを組む」と言います。

 

で、「ユニット・リンク」と「マーケットリンク」どっちが殖える?

どっちもたいして殖えないと思います。

とは言え、「どっちなんだ?」とい疑問も私自身の中でもあるので比較してみました。

 

【ユニット・リンク】条件 30歳 男性 65歳満了 保険金額10,000,000円 月払保険料18,150円

 

【マーケットリンク】条件 30歳 男性 65歳満了 保険金額10,000,000円 月払保険料19,130円

 

これを見ると、同額の死亡保障だとユニット・リンクの方が、マーケットリンクよりも少し割安です。

で、運用成績『0%運用』の数字で比較してみると、返戻率を見て頂いて分かるように、コンマ数%ですからほぼほぼ同じといったところですね。

 

保険関係費比較

【ユニット・リンク】

 

【マーケットリンク】

 

運用関係費比較

【ユニット・リンク】

 

【マーケットリンク】

 

保険関係費や、運用関係費ではユニット・リンクの方が高いのですが、トータルではほとんど同じような返戻率になっているのは、マーケットリンクが予定利率2.75%に対し、ユニット・リンクでは3.0%になっていることなどによるものです。

ただし、30歳男性65歳満期の条件ですので、女性の場合や、満期を80歳にした場合はもしかすると違ってくる可能性はありますが。。。

 

ですが、そもそも

「お金を殖やす」目的では加入してはいけない保険です

なぜなら、これらの商品はともに「保険」であり「保険」という機能に一部、「運用」という機能が付いているものですから、死亡保障のコストが保険料から差引かれ、年齢にもよりますが、毎月の保険料の約30%〜40%程度は保障としてのコストとして、残りの約60〜70%が貯蓄・運用に回ります。一見すると保障と貯蓄を兼ねた、一石二鳥の良い保険のように見えますが、死亡保障が必要であれば、割安な収入保障保険などで用意し「保障は保障」「貯蓄は貯蓄」で分けて加入する方が良いです。
 

これをやるくらいなら「個人型確定拠出年金(401K)」の方がマシ

「確定拠出年金(401K)」の仕組みは「ユニット・リンク」や「マーケットリンク」と同じですが、大きな違いは

死亡保険金はない

ということです。つまり、掛金のほとんどが運用にまわるわけですから「お金を殖やす」目的であれば、少なくとも「ユニット・リンク」や「マーケットリンク」のように死亡保障というムダなコストを引かれないだけ良いですし、さらに「確定拠出年金(401K)」は掛金の全額が控除されますので、その点においても「確定拠出年金(401K)」の方が、老後資金の目的には適しています。

*日本国内の商品で老後資金を作るならこれ「個人型確定拠出年金(401K)」

 
しかし、もし皆さんが保険屋さんに
「確定拠出年金(401K)」も比較・検討したい
と言っても、取りあってもらえないと思います。
理由は至って簡単で、ほとんどの保険屋さんは「確定拠出年金(401K)」を販売できませんし、もちろん手数料も入りません。
ですから、どんなに「確定拠出年金(401K)」の方が皆さんのニーズに合っていたとしても、ススメるどころか説明もあまりしてくれないでしょう。
 
 

Point

お金を殖やす目的であれば「元本確保型年金プラン」の方が、確実に殖やすことが出来ます。
同プランでは積立期間により3つのタイプがありますが、どれも最低保証されている満期金があるので、将来の確実な資金準備計画ができ、
老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などにも有効です。

◯10年満期プラン
10年後に積立た金額(元本)を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を10年間積立た場合は(*1USD=110円)
 
・10年積立総額:300USD✕12✕10年=36,000USD(約3,960,000円)
・10年後満期金:36,000✕100%=36,000USD(約3,960,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:100%
 
 
◯15年満期プラン
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)
 
・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約5,940,000円)
・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約8,316,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:140%
 
 
◯20年満期プラン
20年後に積立た金額の+60%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を20年間積立た場合は(*1USD=110円)
 
・20年積立総額:300USD✕12✕20年=72,000USD(約7,920,000円)
・20年後満期金:72,000✕160%=115,200USD(約12,672,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:160%
 

20年後に160%の満期金を最低保証しているということは、「ユニット・リンク」で言うところの『7%以上の運用』に相当します。

 
 
この数字を見てどちらの方が良いと感じるかは皆さんにお任せしたいと思います。
 
興味のある方はいつでもお気軽にご相談下さい(無料です)
 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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