相談事例(35歳 女性):FPの方にマニュライフの「こだわり個人年金」薦められています

公開日: : 最終更新日:2018/06/09 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

おなじみの「こだわり個人年金」をススメられている方が、ブログを見てのご相談です。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

今FPの方にマニュライフのこだわり個人年金薦められています。しかし記事を拝見して3.5%〜の方がいいのでは?という気もしています。

その理由は私がリスクが少なく月1〜2万程度で資産形成できる方法を希望しているので、FPの方はインフレ対策のため外貨でドルコスト平均法で(豪より米ドルが変動少ないようです)運用のこちらの商品を薦めて来るのだと思いますが…

ちなみに知人の話では郵便局窓口の人はトランプ大統領が不安だからと豪ドルを薦めてきたそうです。(知人は一気に100万円で豪ドルを購入する、あすへの贈り物という商品を買っていました。これは予め目標額を設定すればそこまで増えた時自動でおろせるものです。)

米豪ドルどちらがいいかと、こだわり個人年金か3.5%保証〜だとどちらがオススメでしょうか?

 

【回答】

まず最初に少し気になった点を解説しておきます。
 
インフレ対策についてですが、これは簡単に言うと「物価が上がる=貨幣価値が下がる」ことへの対策を言います。今持っているお金が、物価の上昇により今後、価値が変わってしまうことに対して講じる対策です。

*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます

*『インフレ率は0%』と設定している皆さんへ

 
次にドルコスト平均法ですが、これは毎月、定期的に『一定の金額ずつ購入』することにより『一定の数量ずつ購入』する場合よりも有利な取得価額に分散をすることができるという投資法です。価格が安いときは多く購入し、逆に価格が高いときは少量しか購入しないため、平均的な取得額が分散されるという仕組みです。そのため、結果として安い平均取得価格で投資ができるというリスクを分散するための投資法です。

*毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」とは?

 
では、頂いたご質問への回答です。
 

米豪ドルどちらがいいか

保険セールスや銀行では「豪ドル」を強くススメているようですが、◯◯さんが既にいくつかの外貨で通貨分散されているのであれば「豪ドル」という選択肢も悪くはないのですが、最初の外貨でしたら世界の基軸通貨である米ドルでお持ちになる方が良いと考えています。今後は景気拡大と利上げによって、米ドルが豪ドルよりもさらにポジティブとなるものと思われます。

*それでも”円”だけを持ち続けますか?【外貨を持ったほうが良い理由】①

 

こだわり個人年金か3.5%保証〜だとどちらがオススメでしょうか?

仮に35歳の女性で「こだわり個人年金」「3.5%金利保証積立年金プラン」と、これらに似た商品で「元本確保型年金プラン(20年満期プラン)」も合わせて、比較してみます。
 
◯こだわり個人年金(1USD=110円計算)
・月払保険料:22,000円
・積立期間*:20年(55歳)
・積立総額:5,280,000円
・20年後満期金額*:約57,000USD(約6,270,000円)
・返戻率:118.8%
 
*35歳の場合は最短でも積立期間20年
*現行利率3%前後で20年間推移したと仮定して
 
 
◯「3.5%金利保証積立年金プラン」(1USD=110円計算)
・積立金月額:200USD(約22,000円)
・積立期間:15年(50歳)
・積立総額:36,000USD(約3,960,000円)
・15年後満期金額*:約45,725USD 最低保証(約5,029,750円)
・最低保証返戻率:127.0%
 
*最低保証されている利率3.5%で15年間推移したと仮定して
 
 
「元本確保型年金プラン(20年満期プラン)」
・積立金月額:200USD(約22,000円)
・積立期間:20年(55歳)
・積立総額:48,000USD(約5,280,000円)
・20年後満期金額:約76,800USD 最低保証(約8,448,000円)
・最低保証返戻率:160.0%
 
 
いずれも「こだわり個人年金」よりもかなり良い数字となっているのがお分かり頂けると思います。
さらに、日本国内で販売されている米ドル建商品では「資産の一部を外貨で持つ」という意味での「通貨分散」は出来ても「資産の一部を海外に持つことは出来ていないので、よりリスク分散するためには全資産を日本国内に、全資産を日本円で持つ、または形成するのではなく「資産の一部は海外に持つ」ことは「通貨分散」と合わせてとても大事なことです。
 

◯◯さんのご希望される商品をお知らせ頂ければ、日本語資料をお送り致します。

 

Point

こうして数字で具体的に比較すると、その差は一目瞭然ですね。あとは皆さんのご判断で始められれば良いと思います。

質問やお問合せの方はお気軽にご連絡下さい。

 

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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