相談事例:老後資金と子供の教育費資金を効率よく貯めたく、ご相談させてください(男性 34歳 外資系企業勤務)
公開日:
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
既にバランスよく保険に加入されている方です。
あとはどの商品で効率よく老後資金や教育資金を殖やしいていくかですね。
【質問】
□ご年齢
34歳
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□家族構成(ご家族、それぞれの年齢)
妻 36歳
子 1.5歳
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□職業
会社員
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□年収(税引き前)
960万円
────────────────────────────────
□預貯金額(含む投資商品)
600万円
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□現在加入中の保険
アフラック学資 月1.2万
ピーシーエー生命 医療保険0.1万
メットライフドル終身 月1.2万
チューリッヒ生命 収入保障 月0.5万
チューリッヒ生命 ガン保険 月0.2万
SECOMガン保険 月0.15万
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□保険に加入した理由
貯蓄とリクスカバー
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□その他、人生においてどのようなことを目標としているか、何が不安か、などあればなんでもお聞かせください。
妻との共働きです。妻年収700万円。妻貯金2,000万円。
住宅ローン 各1,800万円。2人で3,600万円。
2人とも外資系で日本事業縮小等によりfireになるリスクあり。
現在、アフラックの学資で各1.2万の合計2.5万10年払い 360万受取。
メットライフ ドル終身月約1.2万の合計2.5万10年払い
→老後資金と子供の教育費資金を効率よく貯めたく、
ご相談させてください。宜しくお願い致します。
【回答】
現在加入中の保険
詳しく記入頂きありがとうございます。
現在ご加入中の保険に関しては、加入時の年齢や加入年などによって利回り(正確には予定利率と言います)も違い、それぞれの保険が加入後何年経過しているのかなど、設計書や保険証券を拝見しませんと、正しくアドバイスすることが出来ません。過去の証券分析の例を見て頂ければわかると思いますが、すべてのデータが揃って初めて、その保険を継続するべきか辞めるべきか、辞める場合も「払済」にするのか「解約」にするのか、などのアドバイスが可能です。
もし、現在ご加入の保険をより詳しく分析し説明をご希望であれば、保険の契約数にかかわらず、まとめて3,000円で承りますので、下記リンクでご決済頂き、保険証券や設計書のコピーなどをお送り下さい。加入されている保険を一覧表にまとめ、ケースバイケースですが見直しの代替え案をご提案します。
*【第42回】合計16個の生命保険に加入されていた方の証券分析の結果です。【岐阜県 主婦 40代前半 女性】
では、頂いた情報で出来る限りのアドバイスをさせて頂きます。
現在、アフラックの学資で各1.2万の合計2.5万10年払い 360万受取。
各1.2万、合計2.5万というのは月払保険料1.2万円の契約が2契約ということでしょうか?
そのように仮定すると。。。
総支払保険料:2.5✕12✕10=300万円
満期金:360万円
返戻率:120%(360÷300)
この360万円を払込終了の10年後に受取るのか?高校入学時に受取るのか?進学に合わせて数回に分けて受取るのか?などでアドバイスが違ってきます。払込終了10年目で120%であれば、良い保険ですね。そのまま継続されると良いと思います。
メットライフ ドル終身月約1.2万の合計2.5万10年払い
こちらも、設計書や保険証券などを拝見しませんと具体的なアドバイスは出来ません。商品についてはブログに書いていますので参考にして下さい。
*メットライフ生命の「米ドル建IS終身保険」~30歳男性ランキング3位
保険に加入した理由:貯蓄とリクスカバー
現在加入されている保険は
・死亡保障:「メットライフ ドル終身」「 チューリッヒ生命 収入保障 」
・医療保障:「ピーシーエー生命 医療保険」「チューリッヒ生命 ガン保険」「SECOM ガン保険」
・学資資金:「アフラック 学資」
・老後資金:「保険としての準備はなし」
バランスとしては上手に加入されていると思いますが、約15年前から現在まで、日本の保険会社の商品は史上最低の予定利率で、保険が貯蓄を兼ねていません。保険が貯蓄を兼ねていたのは30年ほど前の頃の話です。ですから、終身保険や学資保険、個人年金保険など貯蓄性のある保険に、特に長期契約で加入してはいけません。15年~30年の期間を超低金利の利率で縛られた上に、途中で見直そうと思っても支払中のほとんどの期間で元本割れとなってしまいます。また日本は現在、インフレ方向へシフトしようとしています。もちろん、学費(教育費)も年々高くなっていますね。私が大学生だった時代の学費と、ちょうど今、大学生の娘の学費では1.3~1.4倍になっています。仮にインフレ率を2%だとすると、20年後には最低でも30%くらい増えていなければ実質、元本割れですから、これからはインフレにも対応した資産形成が必要です。
*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます
老後資金と子供の教育費資金を効率よく貯めたく、ご相談させてください。
効率よく殖やしていくにはできるだけムダを省き「保険は保険」「貯蓄は貯蓄」で分けて考えることです。保障に関しては現在既に加入されているような「収入保障保険」でカバーし、老後資金や学資資金は「海外積立年金」で準備されるのが良い方法です。時に、チューリッヒ生命の「収入保障保険プレミアム」は他の保険会社に比べても割安なので、非常に良い選択をされていると思います。
*チューリッヒ生命の「収入保障保険プレミアム」~30歳男性ランキング1位
「海外積立年金」は2種類あります。
1)「変額年金プラン」
ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。
仮に月々500USD(約70,000円)を積立られる場合、海外積立年金ではボーナス金利(固定金利)3%が満期まで必ずついてきます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去10.2%/年の運用ができているので、過去のパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=120円)
・25年積立総額:500USD(約70,000円)✕12✕25=150,000USD(約18,000,000円)
・25年後満期想定額(10%運用):611,928.52USD(約73,430,000円)
・返戻率:407.94%
2}「140%元本確保型年金プラン」
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々500USD(約70,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=120円)
・500USD✕15年=90,000USD(約10,800,000円)
・15年後:90,000✕140%=126,000USD(約15,120,000:最低保証):最低保証返戻率140%
預貯金額(含む投資商品)600万円 妻貯金2,000万円。
現在お持ちの預貯金に関しても金利の付くもので運用されてはいかがかと思います。リスクをそれほど取らなくても、海外には3%/年や8%/年という5年満期の商品があります。こちらに関しても、具体的なアドバイスをご希望の場合は投資ヒアリングシートよりお答え頂ければ、◯◯さんに良いと思われる商品をご案内します。
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