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相談事例(45歳 女性):日本生命の「生きるチカラ」を勧められていますが先進医療がついていません。先進医療を別にかけたほうがいいのでしょうか?

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

日本生命からセールスが来ているようです。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

日本生命の生きるチカラを勧められていますが先進医療がついていません。一時金が代わりについていると説明を受けましたが、実際いくらくらいの一時金をつければ安心なのかわかりません。先進医療を別にかけたほうがいいのでしょうか?

 

【回答】

まず、医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。

保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 

次に「先進医療」についてですが、多くの方が「先進医療」で気にしているのは、非常に高額な治療費となる重粒子線治療や陽子線治療と呼ばれる治療についてです。しかし、この重粒子線治療や陽子線治療は年間3,000件程で、これはがん患者の1%にも満たない数です。その理由としてはそもそも受けられる施設が全国で重粒子線4施設、陽子線治療10施設しかないこと、この治療法をすべてのドクターが”善し”としてススメているわけではないことなどにもよります。また、医療現場では数ヶ月、数年待ちの治療は数多くありますし、◯◯さんが希望されたからといって受けられる治療かどうかは今時点ではわかりませんから、それらも踏まえて検討して下さい。

「先進医療」の保障は通常「医療保険」の特約として月額100円程度で付加出来ますので、医療保険に加入の必要がある場合は付けておいた方が良いと考えていますが、「先進医療」の保障のために「医療保険」に加入するという考え方は賢明ではありません。

*「医療保険」「医療特約」「先進医療特約」とは?

*「生活設計に関するデータ」〜医療編②【がん・脳梗塞・心筋梗塞・先進医療】

 

とは言え、上記も含め検討し納得の上で医療保険に加入されるのであれば、保険料と保障のバランは日本生命の商品以外の方が良いです。

*和田さんのオススメの保険は?と聞かれたら(個人契約編)

 

また、日本生命の「生きるチカラ」をススメられているとのことですが、この商品は以前に販売されていたものなので「未来のカタチ」をススメられているのではないでしょうか?

医療保険もそうですが、死亡保障などに関しても「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法ですので、下記を参考に計算方法をしてみて下さい。

 

そうすると、それらの保障に関しても日本生命以外の商品の方が、よりムダなく加入することが出来ます。この”ムダ”を減らすことで、できるだけ多く「貯蓄(運用)」にまわすことをオススメしています。ブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」は死亡、病気、就業不能、介護、すべての”万能薬”となると考えていますので、優先順位を一度見直してみて下さい。

 

Point

ご相談者の中には「そもそも、今加入しているその保険を見直すのが先」という方がいらっしゃいます。

酷を承知でも申し上げますと、今回のご相談もそのひとつです。加入されている方におかれましては、お気を悪くされたら申し訳ないのですが、日本生命をはじめ、国内の大手生命保険会社と呼ばる保険会社の商品は、即刻「見直すべき保険」の代表格です。

*ぶっちゃけ、セールスレディの人って”あんな商品”を正気で売ってるの?

*「定期特約付終身保険」を解約し、新契約を見直すテクニック

 

良いものであれば正直に「これはそのままが良いですよ」とアドバイスしてきましたので、加入されている方はぜひお早めに見直しをして下さい。

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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