相談事例:利率が高い物をさがしてます。定年後、毎月60万は欲しいです(37歳 男性)
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
定年後のプランを具体的にお持ちの方です。
具体的であればあるほど「どのように準備」するか、しなければいけねいのか、が明確になりますね。
【質問】
現在、米ドル建て 年金支払型特殊養老保険がきになり、さがしてます。基本、利率が高い物をさがしてます。勿論リスクは最低限。定年後、毎月60万は欲しいです。現在はドルで給料をもらっています。手取りで8000ドル、生活費は基本食費だけです。
【回答】
現在、米ドル建て 年金支払型特殊養老保険がきになり、さがしてます。
米ドル建ての年金支払型特殊養老ですと、プルデンシャル生命かジブラルタ生命の「リタイアメント・インカム」ですね?
*プルデンシャル生命とジブラルタ生命の「リタイアメント・インカム」とは?
基本、利率が高い物をさがしてます。
現在、日本の保険会社の商品は史上最低の予定利率となっていて、日本の保険会社が販売する商品であれば多少の差はあれ、でれも似たり寄ったりの利率になってしまいます。これは円建でも米ドル建でも同じです。
こちらのランキングを見て頂いてもお分かりのように20年~30年近くの期間を掛けて数%の違いを競い合うことになります。
定年後、毎月60万は欲しいです。
仮に◯◯さんが65歳から85歳まで「毎月60万円」で暮らしていくには
【60万円✕12ヶ月✕20年=14,400万円】が必要ですね。
この「14,400万円」の為の過不足額を計算すると、今から「28年掛けて、何%で、毎月いくらの金額を」積立てければいけないのかがわかりますので、計算してみて下さい。
*「老後」について~その3【老後の必要保障額の考え方】
*「生活設計に関するデータ」~老後編【生活設計・必要資金・年金】
*つまりは”「いつまで」に「いくら」貯めたいのか?”という発想で考えてみると良い
もし、「リタイアメント・インカム」で「払済」の方法ではなく、37歳から65歳まで毎月保険料を支払い、65歳から85歳まで月額5,000USD(約60万円)を受取る設計(20年受取総額1,200,000USD:約14,400万円)であれば、毎月の支払保険料は2,450USD(約294,000円)となります(*1USD=120円)
【リタイアメント・インカム】
・月払保険料:2,450USD(約294,000円)
・支払保険料総額:823,200USD(約9,878万円)
・受取総額:1,200,000USD(約14,400万円)
・返戻率:145.8%
もし、「海外積立年金」で用意する場合はこちらのシミュレーションとなります。シミュレーションの関係で期間は下記でご案内します。
「海外積立年金」には2種類あります。
【変額年金プラン】
ボーナス金利を積立額に応じて1~5%/年必ずもらいながら、世界にある200本ほどあるファンドからポートフォリオを組んで積立投資するものです。ご自身でポートフォリオを組み、運用することもできますが、弊社の推奨するポートフォリオで運用することも可能です。
仮に月々1,000USD(約120,000円)を積立られる場合、海外積立年金ではボーナス金利(固定金利)5%が満期まで必ずついてきます。弊社でご紹介しているご参考ポートフォリオで積立をする場合には過去10.2%/年の運用ができているので、過去のパフォーマンスで殖やしていければ、積立最大年数の25年後満期時には、複利運用やボーナス金利によって以下のようなパフォーマンスシミュレーションとなります。(*1USD=120円)
・月払保険料:1,000USD(約120,000円)
・25年積立総額:1,000USD(約120,000円)✕12✕25=300,000USD(約3,600,000円)
・25年後満期想定額(10%運用):1,244,990.75USD(約14,940万円)
・返戻率:415.0%
【140%元本確保型年金プラン】
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々2,500USD(約300,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=120円)
・月払保険料:2,500USD(約300,000円)
・2,500USD12✕15=450,000USD(約54,000,000円)
・15年後:450,000✕140%=630,000USD(約75,600,000:最低保証)
・最低保証返戻率140%
勿論リスクは最低限。
「投資」と呼ばれるものには「リスク」があります。これは日本国内の商品、海外の商品問いません。この「リスク」に関して正しい知識を持ち、できるだけリスクを減らして安定的にリターンを出すために
・長期
・分散
・継続
が必要で、それが「ドルコスト平均法」と呼ばれるものです。こちらブログに書いていますので参考にして下さい。
*これがわからない人は「積立投資」をしてはいけない!投資信託の平均保有期間2~3年という事実
*毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」とは?
*クイズ「ドルコスト平均法」
また、老後資金のための「プレミアムプレミアムファイナンス」を活用すればであれば、低リスクで10年後に元本が2倍、20年後に4倍となって受取れるようなものもあります。
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