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相談事例(59歳 女性 パート):今後二人揃って健康でいられるか、どちらかに何かあった場合のことが不安です。

公開日: : 最終更新日:2018/10/17 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

税金に関する相談はけっこう多くありますね。
(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)
 

【質問】

59歳 女性 パート事務職

□家族構成
配偶者 有
子ども 0 人

□現在加入中の保険(保険会社名、種類、商品名など)
東京海上日動あんしん生命保険
メディカルkit R I型(60日型)
健康還付特則付加
特定疾病保険料払込免除

□保険に加入した理由
これ以外、保険がない

□希望する保障
医療保障,老後資金

□喫煙の有無


□過去5年以内の入院歴


□現在投薬中の薬


□海外の生命保険も対象とするか?
対象に入れない

□その他
夫婦二人の生活で子供はおりません。
私は現在59才、夫は57才です。
夫は長年の過重労働で精神疾患を患い2年前に早期退職し、現在は緩やかに働いています。
今後、二人揃って健康でいられるか、どちらかに何かあった場合のことが不安です。

 

【回答】

まず、生命保険加入にあたって一般的な考え方ですが、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。〇〇さんの場合でしたら、ご主人に万が一のことがあった場合に、〇〇さんが金銭的にどれだけ困るのか?逆に、〇〇さんに万が一のことがあった場合に、ご主人が金銭的にどれだけ困るのか?ということです。生命保険は「必要な保障」に「必要な保障金額」「必要な期間」で加入するのが、一番”ムダ”を少なくする方法ですので、下記ブログ内の計算方法を参考にザックリで良いので計算してみて下さい。
次に、医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度がありますので、そちらも踏まえて加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。
医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 
一方で、ブログなどでもよく書いていますが「貯蓄」は死亡、病気、就業不能、介護、すべての”万能薬”となると考えています。
これらのことを考慮し、また〇〇さんから頂いている情報の範囲でアドバイスするとすれば、
 
・ご主人
精神疾患については、保険加入の引受が非常に厳しい病気のひとつです。死亡保障が必要な場合であれば、NN生命の「エマージェンシー プラス(無解約返戻金型災害・重度疾病定期保険)」や、緩和型の商品で加入できる可能性があります。医療保険については緩和型のもので加入できる可能性があります。上記のことも踏まえながら、本当に必要かどうか含めて検討して下さい。
 
・〇〇さん
あんしん生命の「メディカルkit R」にご加入ですね。使わなかった分の保険料が60歳または70歳(加入状況によります)で戻ってきますので、このまま継続されて良いと思います。
 
 
次に、希望する保障として挙げられてる「老後資金」についてです。
おふたりのご年齢的には間もなく”老後”と呼ばれる時期に入ってくるタイミングですが、老後資金の準備についてはどのようにされているでしょうか?
まとまった資金があるようでしたら、金利を付けて殖やすことをオススメします。ただし、現在の日本の金利下では国内の商品で殖やすことは期待出来ませんから、海外の商品を対象とされることをオススメします。
また、毎月の積立てで準備される場合には、国内商品でしたら「確定拠出年金(iDeco)」が最も良いと思うのですが、加入条件が60歳未満となりますので、現実的ではありません。ですから、こちらに関しても海外のものを対象にされた方が良いと思います。何年間、いくら位の金額を毎月積立てられるかをお知らせ頂ければ、どのくらい殖やすことができるのかシミュレーション致します。

 

Point

現在のような超低金利の状況下では選べる商品がほとんどありませんので、海外も含めて商品選択した方がより効率的にお金を殖やすことが出来ます。海外だからといってハイリスク・ハイリターンのものばかりではなく、定期預金のようなイメージの低リスクの商品も多くあります。皆さんのリスクの許容度に応じて提案していますから、お気軽にご相談下さい。

 

また、各地でセミナーを開催しています。お時間ある方はセミナーにもぜひご参加頂き、直接お話を聞いてみてはいかがでしょうか?

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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