相談事例:学業資金になるものを探し保険の窓口などに行きましたが必ず薦められるのが「円建終身」「ドル建終身」「ドル建個人年金」死亡保障などはいりません(1)
公開日:
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最終更新日:2017/08/21
保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
お子さんのための学資保険を検討中で、いくつかの保険ショップに相談に行かれている方からです。
学資資金の準備を検討されている皆さんには、参考になるご相談例だと思いますので、今日、そして次回の2回に分けて、ご紹介致します。
【質問】
こんにちは。子供の学業資金になるものを探し、保険の窓口など何箇所かの相談所に行きました。どの相談窓口も「学資保険」というものは、もう取り扱いがないとのことで、必ず薦められるのが「円建終身保険」「ドル建終身保険」「ドル建個人年金」この三つでした。あくまでも、大学進学の際の入学金としての使用用途だけですので、死亡保障などはいりません。子供が17歳、18歳の段階で、200万〜250万の金額が用意できればと思っています。インターネットで検索すればするほど、迷ってしまい、どのように決めていったら良いか困り果てています。ご返答お待ちしています。
【回答】
必ず薦められるのが「円建終身保険」「ドル建終身保険」「ドル建個人年金」この三つでした。あくまでも、大学進学の際の入学金としての使用用途だけですので、死亡保障などはいりません。
◯◯さんのお考えの通り、学資資金としてお金を殖やすことが目的であれば「死亡保障」は不要ですね。その意味においては「円建終身保険」「ドル建終身保険」は、ともに終身保険ですから死亡保障のコストが掛かっていますので、学資準備としては対象外です。
*相談事例:学資保険代わりの「低解約金返戻金型終身保険」貨幣価値の変化等を考えるとどうなの?
*相談事例:3歳の息子の学資保険代わりに、月払2万円でメットライフ生命の「積立利率変動型終身保険(ドル建)」を検討しています。
「ドル建個人年金」については商品にもよりますが、概ね「死亡保障」は保険料支払相当額しかありませんから、通常は死亡保障としてのコストがほぼ掛かっていませんので、名前こそ「年金」ではありますが、お子さんの進学時期に合わせて加入すれば学資資金としての利用も可能です。
子供が17歳、18歳の段階で、200万~250万の金額が用意できればと思っています。
そこで、選択する際に重要となるのが、お子さんが17歳、18歳の時点で毎月いくら積立てれば、◯◯さんの目標とされている200~250万円になるのか?ということだと思います。出来れば、毎月の拠出はより少ない金額で目標金額になる方が良いですよね?
お子さんの現在の年齢が何歳かがわかれば、より具体的に「どのような商品」で「毎月いくら積立る」のが一番効率的なのかアドバイス出来ると思います。
現在、お子さんは何歳でいらっしゃいますか?
Point
超低金利下でほとんどの保険会社で販売停止になっている円建の「学資保険」や「個人年金」
これに変わるものとして、保険屋さんがススメるのは「ドル建」または「変額」の商品です。これを否定する気はありませんが、その際には死亡保障のない「NISA」「積立投信」という選択肢も説明するのが、金融庁が最近声をあげている「フィデューシャリー・デュティー」の概念なのですが、、、
ほぼこれらの話を皆さんが聞くことはないでしょう。売っても手数料が入りませんからね。
*「フィデューシャリー・デューティー」本気でやったら◯◯生命は無くなる!?(その方が良い)
このメールの後、回答をご返信頂きましたので、次回はそちらをご紹介します。
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