医療保険は必要か?入院と治療の状況を数字を見てみましょう
公開日:
:
最終更新日:2018/09/25
保険商品(医療・がん), ライフプランニング
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『医療保険は必要か?入院と治療の状況を数字を見てみましょう』についてお話したいと思います。
このブログでもよく取り上げている「医療保険」、ここで言う「医療保険」とは民間の保険会社の提供する「医療保険」のことです。
「もしも病気で入院したら・・・」という不安を持つ人は非常に多く、その結果は数字に現れていて、既に加入している世帯数は80%以上、他の保険商品に比べても最も多くなっています。
*年金不安な割には準備している人が少ない?「生命保険の意識調査と実態」
そんな「医療保険」に関して私は、加入前にそれが本当に必要かどうかを常にお話しています。と、言うのも「医療保険」や「がん保険」は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっているからです。保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っていますし、「高額療養費制度」という社会保障制度がありますので、そちらも踏まえて加入前に確認してもらっています。
では、その”根拠”を数字を見ながら確認してみましょう。
平均在院日数の推移(一般病床)
年齢階級別にみた退院患者の平均在院日数推移
性別・年齢階級別にみた入院受療率(対人口10万)
性別・傷病別にみた退院患者の平均在院日数
直近の入院時の1日平均自己負担費用
手術の有無
医療保険に加入している方の多くが「入院日額5,000円」かと思います。
保険会社にもよりますが、ベージックなもので保険料支払総額は100万円前後。入院日額にして、200日分(5,000✕200=100万円)です。
今日のデータを見る限り、”元を取る”のが非常に大変だというのがイメージ出来るかと思います。
冒頭でもお話した通り、保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますがこれらのことも踏まえ、できるだけ預貯金で賄えるような準備をし、もし加入する場合でも必要最低限に留めておくことをオススメします。また、使わなかった分が戻ってくるようなタイプも検討してみましょう。
*「掛捨ての医療保険」「使わなかった分が戻ってくるリターン型医療保険」どっちが好き?
また、会社経営者の方で医療保険に加入するのであれば、法人契約で「短期払い」による加入にしておきましょう。
*医療保険を法人加入にしたほうが良い理由
一生涯の医療保険を”タダ同然”で手に入れる方法@法人プラン
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