AIを活用した電話応対スクリプトのシステムを導入＠三井住友海上 12月13日プレスリリース

公開日： 2019/12/16 : 最終更新日：2019/12/18 保険のニュース, 保険商品（損保）, ライフプランニング

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は『AIを活用した電話応対スクリプトのシステムを導入＠三井住友海上 12月13日プレスリリース』についてお話したいと思います。

まずはこちら、12月13日付けのプレスリリースです。

今回発表されたシステムは、コールセンターの人に代わってAIが電話口で話すわけではなく、音声認識システムと連動しパソコン画面に自動的に表示して応対を行うというもの。

まぁとにかく、ここのところ保険会社のAI関連のニュースが加速度的に増えています。

＊業界初「損害確認の立会い調査オンライン予約システム」＠AIG損保（12月6日プレスリリース）

＊東京海上、三井住友海上に続き損保ジャパンからはAIで自動車修理見積＠【業界初】自動車事故のAI自動修理見積サービス開始（11月8日プレスリリース）

＊東京海上に続き三井住友海上でもAIで保険提案＠三井住友海上、AIで最適な保険提案 180億円投資〈日経新聞 10月31日〉

＊自動車保険の見積作成がラクになる！？「AIで自動車保険見積支援」＠三井住友海上（10月28日プレスリリース）

＊ついにきましたねぇ”AIで保険提案”＠ドコモと東京海上、AIで保険を提案年内に発売〈日経新聞 10月11日〉

20XX年に無くなる職業

なんて言う記事をよく見掛けますよね？

確かに、AI技術によって無くなる職業は多くあると思うのですが、かといって全部が全部ってことでもない気もしています。

例えば、わずか30年ほど前の日本ではすべての人が携帯やPCを持っている時代ではありませんでしたが、今やほぼ全員が一人1台以上のスマホを持ち、PCやインターネットなどのITの普及で、驚くほど便利な世の中になりました。これにより無くなってしまった職業がある一方で、これに関わる新たな産業やビジネス、雇用も生まれてますからね。「GAFA」なんかはその最たるものと言えます。

そんなこんなで、消えるもの、生まれるもの、保険業界も恐らくこの10年以内で様変わりするのではないかと思っています。

素人の私でさえ想像つくような、AIに取って変わると想像できるものはもちろん、私の想像を超えるような作業・工程ですらAIがこなしていくはずです。恐らくコールセンターで働く多くの方はかなり近い将来、転職活動の必要に迫られるものと思います。

先日、ある番組で見ましたが、車を個人所有せずにすべてをシェアし自動運転化することで、車の台数は1/7にまで減らすことが出来るのだそう。ということは日本経済、特に輸出で大きく寄与している自動車会社は車が売れなくなり、自動運転化しているのであれば自動車保険もいらなくなります。

これを自分が死んでからの世界と想像するのか？かなり近い未来と想像するのか？皆さんも、自分のお仕事に照らして想像してみて下さい。