保険セールスから「保険に入らないほうが良い」という選択肢を提案されていますか?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日のテーマは「そもそも保険加入の必要性がない」という選択肢についてです。
先日、こんなことが話題になりました。
詳細を記載すると特定されてしまう恐れがあるので、ここでは割愛しますが、あるSNSでのコメントに対し
「和田さん、こんなコメントがあります。これどう思いますか?」
と質問され
「これ、典型的な保険セールレディの発言ですね。正直、救いようのないコメントです」
と、回答しました。続けて
「これでも読んでもらって下さい」
と。。。
*ぶっちゃけ、セールスレディの人って”あんな商品”を正気で売ってるの?
セールスレディの悪口を言うつもりではありませんが、残念ながら大手漢字生保のセールスレディと呼ばれる人の多くは、一般的にそのスキルが良くないと感じています(主観的に)
まず、知識のレベルで言えば、FP(AFP・2級ファイナンシャルプランニング技能士以上)の資格すら持っていない人が多いです。「資格を持っていることと、良いアドバイザーであることは別の話」で、私自身「資格を持っているのが何なの?」と思っているタイプですが、お金に関する商品をちゃんと販売していれば、それほど勉強しなくても最低限、これくらいの資格は合格します、というか、合格しちゃいます。試験を受けるのはわずか1日だけ、年に数回受験の機会があります(それすら放棄しているのか、受からないから受けないのかは?)
さらに、商品自体も最低最悪の商品ばかりです(客観的に)
そして、早期に解約なんてしようものなら、とんでもないウソまで出てくるわ、立替払いの提案してくるわ。。。そんな、セールスもいるようです。
でも、あえてセールスレディの肩を持つとするなば、良い悪いは別として「自身の罪深さ」に気づいていないセールスレディが多くいるのも事実です。
先のブログの中で書きましたが
他社の商品など良く知らず”保険とはだいたいどこもこんなもんだ”と思って売ってる
本当に良い商品だと信じきっている
というタイプのセールスです。
ここに関しては「残念」としか言いようがないのですが、これ以上にタチが悪いのは、ある程度他社との違い、特に大手漢字生保(ニッセイ、第一、明治安田、住友など)との商品の違いに関しては知っているものの、乗合代理店で扱っているような、外資系保険会社、カタカナ生保、損保系生保、などの商品との違いはよくわかっていないタイプ。このタイプが厄介です。SNSなどで、ムキになって反論を書き込むのがこの方々。◯◯生命の◯◯という商品はこんなところが唯一無二、他社にはない商品で、云々カンヌン。。。正直”めんどくさい”人達です。漢字生保の商品は、保険業界で約20年身を置いていた私達ですら商品内容は複雑だと感じますし、クライアントがこれを理解出来るのだろうか?といった内容です。そして、保険料も総じて割高。一世を風靡した「定期特約付終身保険」や「アカウント型保険」は特約だらけで10年、15年の更新毎にどんどん保険料が高くなり、最初から保険料がupしないプランの提案などはありません。そして、そんな商品を売っている自らが「今度の更新で保険料がupするのでその前に下取りを・・・」と、保険料がupしていくような商品を売っておいて何を言っているのだろう?って感じです。
*「定期特約付終身保険」とは?
*「アカウント型保険」とは?
*ご注意ください!!保険の下取り「転換」とは?
そして、この手の方々の多くにみられるのが、業界内比較ばかりに洗脳され本質を見失い「そもそも、保険自体の必要性はあまりない」つまり「保険に入らないこともメリット」という選択肢を持っていないケース。確かに保険は万が一のために非常に役立つ商品です。必要不可欠な商品であることは言うまでもありませんし否定するものでもありません。しかし、
誰でもかれでも、何でもかんでも「保険」
というわけはありません。多くの保険セールスは「不安を煽り」何でもかんでも保険にリードしようとし、聞いている皆さんもついついそのセールトークに流されてしまいがちですが、ぜひ
保険に入らないほうが良いという選択肢
があることを、忘れないで下さい。
老後の年金について”不安たっぷり”な日本ですが、決して満足とは言えないまでも”それなりに”社会保障制度の整備されている先進国ですよ、日本は。
ご自身の資産なども含め総合的に判断することが大切です。
直接相談
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