保険業界で生き残れますか?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『保険業界で生き残れますか?』についてお話したいと思います。
このブログでも多くお伝えしてきた「節税保険」ですが、やっと6月28日に決着がつきましたね。
詳しくはブログを読んで頂くとして、今後「保険セールス」は『保障を売る』という本来の意味での保険販売へシフトしなければならない時代になりました。これまで法人マーケットを主軸においてセールしていた人達の”メインディッシュ”は「節税保険」でしたから、彼らにとっては”死活問題”と言ってもよいほどの事態となっているわけです。
*「法人向け保険の税務取扱改定」@6月28日 国税庁公表〜10月までがラストチャンス「医療保険短期払」
*“節税保険”販売中止で、ギラギラした若手保険セールスマンが消える?@bizSPA!フレッシュ
実は、”死活問題”となっているのは件の代理店や直販のフルコミッションで働いていた「保険セールス」だけではありません。
例えば、これまで保険会社から銀行へ出向し、この「節税保険」を銀行で売っていた人達(おおよそオジサン達)が、販売するものがなくなったため(本当の保険の意味ではなくなったわけではないのですが)、銀行から保険会社へ大挙戻ってくるという現象が生まれています。戻ってきたはいいものの、、、自分で白地開拓して保険を取ってこれるような人はほぼいませんし、人員拡大の真逆の削減傾向にある保険業界ですから、自ずと”ダブついて”くるわけです。しかし、保険会社側としては雇用した以上、そう簡単に”クビ”ってわけにもいかず、社内では「ゼミナー講師として使えないか」とかの話になっているようです。
先日の日経新聞デジタルでも記事になっていましたが、保険業界は今後益々、IT化などにより内勤従業員は”リストラ”されます。
「節税保険」がなくなった今、生命保険を売っている多くの方は収入減となるでしょう。
「オレには、私には、関係ないわ」と保険会社の内勤職として働いている方々、「節税保険」販売終了により会社の売上は少なからず減ることが予想されます。そうすれば、内勤従業員の数も。。。
新聞記事にもあるように今後は、事務業務関連の様々なセクション・仕事がITに取って代わられる時代になるでしょう、そう遠くない未来に。そうなった時。。。
今、保険業界にいる皆さん、どれくらいの方がこれからもこの業界で生き残れるでしょうか・・・
『世界中からベストな保険を』K2Assurance 皆さんのオーダーメイドがここにはあります
※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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