「米ドル建」と「円建」終身保険どっちが得?②【保障額1,000万円で比較してみる】
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
さて、今日は昨日に引き続き”保障額(保険金)1,000万円”だったら「米ドル建」と「円建」の終身保険、どちらが得か?というお話。
*「米ドル建」と「円建」終身保険どっちが得?①【月払2万円で比較してみる】
*「外貨建て生命保険」とは?
前提
30歳 男性
保険期間:終身
払込期間:60歳
1ドル=120円で計算
ではまず円建の終身保険
この条件下で最も良いのがアフラック「WAYS」
・アフラック「WAYS(低解約返戻金型終身保険)」
*アフラックの終身保険「WAYS」〜30歳男性ランキング2位
死亡保険金:1,000万円
月払保険料:17,800円
次に米ドル建て終身保険
今回の条件下ではジブラルタ生命の米ドル建終身保険(低解約返戻金型)よりもソニー生命の米ドル建て終身保険の方が保険料も安く返戻率も高くなります。
*ジブラルタ生命の「米ドル建終身保険(低解約返戻金型)」〜30歳男性ランキング1位
・ソニー生命「米ドル建終身保険」
*ソニー生命の「米ドル建終身保険」〜30歳男性ランキング2位
死亡保険金:83,300米ドル(約1,000万円)
月払保険料:117.54米ドル(約14,105円)
と、いうことで1ドル120円の場合で比較すれば同じ保障額(保険金)約1,000万円の保険料は
保険料
「円建:17,800円」
「米ドル建:14,105円」
これだけの開きがあります。
米ドル建の方が同額の保障額(保険金)で20%安い保険料です。
月払の米ドル建終身保険の場合、円安になれば月々の支払う保険料は円換算すれば高くなっていくのですが、この例の「117.54米ドル」の月払保険料が円換算で「17,800円」になるのは「1米ドル=151円」になった時です。
もちろんそうなれば保障額「83,300米ドル」は円換算で「約1,260万円」になります。
なにより、それだけ円安になったということは”円のチカラ”が弱くなっているわけですので、ますますドルという通貨を持っておく意味がでてくるわけです。
*保険にも関係あり!?「9/16 格付会社S&Pが日本国債を”A+”へ格下げ」
何度もお話しているように「円高・円安」で「儲かった・損をした」ということではなく、一部を外貨で持ち、資産・通貨を分散しておくことがリスク回避として重要です。まとまった資金がない方であれば、毎月少しづつ外貨に替えていきましょう。
*それでも”円”だけを持ち続けますか?【外貨を持ったほうが良い理由】①
それには「海外積立年金」という方法は非常に良い方法のひとつです。
年齢など条件によってはこの「海外積立年金」で死亡保障をカバーできてしまうケースが有ります。
この事例では日本と海外の金利差がわかる意味でも非常に面白い例ですから、ぜひ参考にして下さい。
*保険に入らなくても死亡保険金が海外積立年金で用意できちゃう?
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