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アクサ生命「ユニット・リンク」と、あんしん生命「マーケットリンク」を比較する

公開日: : 最終更新日:2018/01/30 保険商品(死亡), 裏話

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日はアクサ生命「ユニット・リンク」と2017年8月2日から販売開始の東京海上日動あんしん生命「マーケットリンク」を比較してみたいと思います。

 

「ユニット・リンク」「マーケットリンク」

名前もなんだか似てますね?それもそのはず、商品の中身(仕組み)がほとんど同じだからです。

詳しくはブログを見て頂くとして、同じ条件だといったいどっちが殖えるのか?運用0%の数字で比較してみたいと思います。

先に言っておくと。。。五十歩百歩です(笑)

*シリーズ資産形成【最終回】アクサ生命の変額保険「ユニット・リンク」は投資商品?

*「ユニット・リンク」のパクリ商品!?東京海上日動あんしん生命「マーケットリンク」8月2日販売開始

 

●条件:死亡保険金額1,000万円/保険期間65歳/払込期間65歳/月払

 

30歳・男性

【ユニット・リンク】月払保険料18,150円

 

【マーケットリンク】月払保険料19,130円

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:ユニット・リンク

 

40歳・男性

【ユニット・リンク】月払保険料28,480円

 

【マーケットリンク】月払保険料29,540円

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:ユニット・リンク

 

50歳・男性

【ユニット・リンク】月払保険料52,590円

 

【マーケットリンク】月払保険料53,810円

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:ユニット・リンク

 

 

30歳・女性

【ユニット・リンク】月払保険料17,770円

 

【マーケットリンク】月払保険料18,610

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:マーケットリンク

 

40歳・女性

【ユニット・リンク】月払保険料27,850円

 

【マーケットリンク】月払保険料28,710円

 

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:マーケットリンク

 

50歳・女性

【ユニット・リンク】月払保険料52,590円

 

【マーケットリンク】月払保険料53,810円

・保険料の安さ:ユニット・リンク

・返戻率立上り:マーケットリンク

・満期時返戻率:マーケットリンク

 

●結果

1)男性、女性、どの年齢帯でも、保険金額を1,000万円にした場合の保険料は「ユニット・リンク」の方が安くなっています。

2)男性、女性、どの年齢帯でも、契約当初数年間の返戻率は「マーケットリンク」の方が高くなっています。

3)満期時の返戻率は男性は「ユニット・リンク」、女性は「マーケットリンク」の方が高くなっています。

 

私のところへの問い合わせの多い商品なので、参考までにこのような比較をしてみましたが、女性を食い物にしてきた「ユニット・リンク」にとっては女性の返戻率が「マーケットリンク」よりも低いのはイタイところといった感じですね。ただし、実際に保険ショップなどで皆さんがススメられるのは手数料の高い方だと思います。どちらかしか案内されない場合はその可能性大です。

 

しかし、この保険

「お金を殖やす」目的では加入してはいけない保険です

なぜなら、これらの商品はともに「保険」であり「保険」という機能に一部、「運用」という機能が付いているものですから、死亡保障のコストが保険料から差引かれ、年齢にもよりますが、毎月の保険料の約30%〜40%程度は保障としてのコストとして、残りの約60〜70%が貯蓄・運用に回ります。一見すると保障と貯蓄を兼ねた、一石二鳥の良い保険のように見えますが、死亡保障が必要であれば、割安な収入保障保険などで用意し「保障は保障」「貯蓄は貯蓄」で分けて加入する方が良いです。

これをやるくらいなら「個人型確定拠出年金(401K)」の方がマシ

「確定拠出年金(401K)」の仕組みは「ユニット・リンク」や「マーケットリンク」と同じですが、大きな違いは

死亡保険金はない

ということです。つまり、掛金のほとんどが運用にまわるわけですから「お金を殖やす」目的であれば、少なくとも「ユニット・リンク」や「マーケットリンク」のように死亡保障というムダなコストを引かれないだけ良いですし、さらに「確定拠出年金(401K)」は掛金の全額が控除されますので、その点においても「確定拠出年金(401K)」の方が、老後資金の目的には適しています。

*日本国内の商品で老後資金を作るならこれ「個人型確定拠出年金(401K)」

 
しかし、もし皆さんが保険屋さんに
「確定拠出年金(401K)」も比較・検討したい
と言っても、ほぼ取りあってもらえないと思います。
理由は至って簡単で、ほとんどの保険屋さんは「確定拠出年金(401K)」を販売できませんし、もちろん手数料も入りません。
ですから、どんなに「確定拠出年金(401K)」の方が皆さんのニーズに合っていたとしても、ススメるどころか説明もあまりしてくれないでしょう。
 

Point

お金を殖やす目的であれば「元本確保型年金プラン」の方が、確実に殖やすことが出来ます。
同プランでは積立期間により3つのタイプがありますが、どれも最低保証されている満期金があるので、将来の確実な資金準備計画ができ、
老後資金としてはもちろん、お子さんの教育資金などにも有効です。

◯10年満期プラン
10年後に積立た金額(元本)を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を10年間積立た場合は(*1USD=110円)
・10年積立総額:300USD✕12✕10年=36,000USD(約3,960,000円)
・10年後満期金:36,000✕100%=36,000USD(約3,960,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:100%
 
◯15年満期プラン
15年後に積立た金額の+40%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を15年間積立た場合は(*1USD=110円)
・15年積立総額:300USD✕12✕15年=54,000USD(約5,940,000円)
・15年後満期金:54,000✕140%=75,600USD(約8,316,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:140%
 
◯20年満期プラン
20年後に積立た金額の+60%を最低保証した上で、米国の株式に連動し更に殖えて受けとれることができるものです。
仮に月々300USD(約33,000円)を20年間積立た場合は(*1USD=110円)
・20年積立総額:300USD✕12✕20年=72,000USD(約7,920,000円)
・20年後満期金:72,000✕160%=115,200USD(約12,672,000円:最低保証)
・最低保証返戻率:160%
 

20年後に160%の満期金を最低保証しているということは、「ユニット・リンク」で言うところの『7%以上の運用』に相当します。

 
この数字を見てどちらの方が良いと感じるかは皆さんにお任せしたいと思います。
興味のある方はいつでもお気軽にご相談下さい(無料です)
 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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