乗合代理店へ『全保険の手数料開示要求』@金融庁
公開日:
:
最終更新日:2017/02/10
保険のニュース
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は「乗合代理店へ全保険の手数料開示要求」についてお話したいと思います。
2月4日にこんなニュースが入ってきました。
さぁ来ましたよ。やっぱり来ました、こんな時代が。。。
約2年前になりますが、2015年2月当時こんなブログを書きました。
*保険ショップ規制案発表「手数料の報告義務化」
この時は、代理店から記入長への手数料報告義務に留まり、顧客への開示は求められていませんでしたが、いずれは「顧客へ開示」する日が来るだろうと思っていました。
そして昨年の2016年8月には、銀行が投信や保険商品の販売による手数料収入獲得に躍起になり「保険をガンガン売ってた」でことが国会審議にまで波及し、その高い手数料が問題視され、ついに大手5行で保険販売手数料開示となることになります。
*大手5行が保険販売手数料開示
この流れがついに”本丸”とも言える乗合代理店に及ぶことになりそうです。これにより、乗合代理店の保険セールスは一層、販売しにくい環境になりそうです。
しかし、、、
銀行の手数料開示の後にブログでも書きましたが、手数料の受取り方やシャドーボーナスなどといったテクニカルな方法を、代理店と保険会社各社は駆使し、手数料の高さを見えにくくする方法で応戦するはずですから、”いたちごっこ”だったりするわけですね。
*やっぱりね、トリック断行?@大手5行が保険販売手数料開示
Point
いずれにしても、複数の保険会社を同時に取扱う乗合代理店では、ここ数年の逆風は凄まじいものがあります。
*「乗合代理店」「専属代理店」とは?
*「2016年保険業界」大きな変更点【比較推奨販売】とは?
*5月29日スタート【保険比較推奨販売】で”何か変わった?変わってない?”
乗合代理店に限らず、1社専属で販売している保険セールスにも同じようなルールで「手数料開示」するべきで、これって単なる”大人のいじめ”のようにしか私には見えません。
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