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遂にキター!!大手5行が保険販売手数料開示へ

公開日: : 最終更新日:2017/05/17 保険のニュース

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は「大手5行が保険販売手数料開示」について少しお話しようかと思います。

 

実は、これに関しては数ヶ月前から各方面での動きがありました。

事の発端は、マイナス金利導入により銀行は貸出金利が著しく低下、利ザヤ収入の確保が難しくなっているため、投信や保険商品の販売による手数料収入の獲得に躍起になっていました。簡単に言うと「銀行で保険をガンガン売ってた」わけです。

 

で2016年5月、保険商品を販売する銀行に対して保険会社が支払う手数料の開示問題が、国会審議に波及。

銀行が保険会社から得ている”割高な手数料”を問題視

する声があがり、麻生金融大臣は銀行へ手数料開示に向けた働きかけを続ける考えを示しました。特に問題視されたのが変額年金や外貨建の「特定保険契約」と呼ばれる商品の販売手数料。これらの商品は元本割れリスクのある保険で、”窓販”と呼ばれる窓口で保険販売してくれる銀行や証券会社に支払う保険会社からの手数料は、保険会社や各契約条件にもよりますが、概ね

円建:1~6%

外貨建:4~9%

これら手数料は契約者が支払う保険金が原資になっているので

「1,000万円の保険を買ったと思ったら、翌日には950万円分しかないのと同じ」

なわけです。

金融庁はさらに、銀行窓口で販売される保険商品の8割が特定保険契約ということも明らかにし、「銀行側は手数料が稼げるから販売していると思わざるを得ない」と、銀行界に手数料開示を求めていました。

 

銀行で、このような保険をススメられた方もいらっしゃるかと思いますが、それはあなたの資産運用を本気で考えてススメてくれたのではなく、単に

「手数料がガッポリ入るから」

です、残念ながら。

しかしまぁ今に始まったことではないですけど、銀行はこの件以外にも節操なさ過ぎですからね

*自分達の都合で外貨預金をススメる日本の銀行の”えげつなさ”

 

そして昨日、遂にこんなニュースが入ってきました。以下そのまま添付します。

 

個人の資産運用の手段として銀行窓口などで販売される貯蓄性の高い保険について、大手5銀行が10月に、保険会社から受け取る販売手数料を開示することがわかった。

一部の銀行は週明けにも開示方針を明らかにする見通しだ。販売手数料は一般的に非公表で、金融庁が不透明で割高だとして開示を促していた。

開示するのは三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行の5行。

金融庁によると、外貨建て保険や運用の結果次第で受け取れる保険金の額が変わる変額保険などは、販売手数料が開示されている投資信託に比べ、手数料が割高だ。保険会社が運用に回すお金が減り、契約者に不利になりかねない。

日本銀行のマイナス金利政策で、銀行は貸し出しを増やして利ざやを稼ぐビジネスが難しくなっている。

 

今後は上記銀行で、1,000万円のこれら保険商品に預けると

『保険料1,000万円、当行は70万円の手数料を頂きま〜す、ありがとうございま〜〜す』

 

銀行だけではなく保険セールスも顧客への手数料開示が義務となる日は近いでしょう。

*保険ショップ規制案発表「手数料の報告義務化」

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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