相談事例:ドル建保険に入っています。支払が増えているのですが今後しばらく円安でしょうか?
公開日:
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います。
【質問】
円安、円高について。
現在、ドルの保険に入っています。
支払い金額が日に日に増えて行くので解約を検討しています。
今は、円安らしいですが、今後しばらく円安なんでしょうか?
円高にはなりそうにないですか?
【回答】
ー今後、円安になるか?円高になるか?ー
もしわかれば大儲けできるのですが、残念ながら今も昔も、こればかりは誰にもわかりません。
ただし、一般的に言えば日本は現在、円安&インフレ(物価が上がってお金の価値が下がること)方向へシフトしよう(させよう?)としていますから、このような状況では金利のつかない日本円で持っておくだけで、資産が目減りしていることになります。
仮にインフレ率を2%だとすると、20年後に約30%、30年後には45%以上、増えていなければ実質、元本割れです。
*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます
1,000兆円を超える負債を考えればインフレと合わせ、「預金封鎖」や「デノミ」の不安もないとは言えません。わずか70年ほど前の昭和21年に、現実として日本はこのような政策を行った”実績”があります。預金封鎖やデノミを行うか行うかは誰にもわかりませんが、「預金封鎖しない」こと「安心である」こと、これはまた別の問題です。
*「預金封鎖」と「デノミネーション」
ですから、今後はこれまで以上に預貯金や保険などはインフレリスクに対応し、外貨商品(特に米ドル)を含めた商品選びと分散が必要です。
*インフレに気をつけよう・分散投資をしましょう
とは言っても、現実問題として毎月の支払いが厳しいようでしたら「解約」ではなく「払済」か「減額」で対応されてはいかがかと思います。
通常、保険の場合は早期に解約するほど戻ってくるお金(解約返戻金)の返戻率(解約返戻金÷支払った保険料)は少なくなりますし、加入時期によっては5〜6%と非常に高い利率(正確には予定利率と言います)のドル建商品もありますので、そのようなものであれば、できれば契約を続けられた方が良いのですが、事情もあるかと思いますので、状況に応じた対応をされると良いでしょう。
*保険の見直しはいろいろあります「解約」「減額」「払済」「延長定期」「コンバージョン」
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