「72の法則」とは?
公開日:
:
最終更新日:2016/06/27
ライフプランニング
今日は「72の法則」について少しお話します。
知ってる人は知ってますし、知らない人はまったく知らないですね。当たり前か(笑)
これは元本が2倍になるために必要な年数を割り出すための複利の法則です。
この法則にしたがって計算すると、金利7%の時代であれば元本は約10年で倍になります。
実は高度成長期後の1970年〜1980年代に日本でもこのような高金利の時代がありました。
ですから、特にお金の勉強などしなくても
一生懸命働き
ひとつの企業に務め上げ
年金保険料を納め
それなりの退職金を手にする
多くの人がこんなライフスタイルで、老後生活は約束されたような時代です。
これが良いとか悪いとかの話ではなく、誰しもがそうゆう時代でした。
そのせいもあってか、日本では”お金”のことを話題にするのをあまり美徳とはしない文化ですので、私達日本人は”お金の勉強”などしてこなかったため、先日のブログにも書いたように「金融リテラシー」が極めて残念な結果となっているわけです。
お金の勉強する”暇”があるくらいなら一生懸命働け
そんな時代ですね。
しかし、現在の日本の状況はどうでしょう?
終身雇用?
ーかなり減ってますね
退職金?
ーアテになりません
そして、8割以上の人が老後に不安を感じながらも、
ー「何をどうしたら良いのかわからない」
よくわからないから、ただ漠然と自分の資産のほとんどをこれだけの低金利の日本の銀行に預入れています。
現在のような定期預金金利0.2%くらいのの金利であれば、元金が倍になるのに360年という年月がかかります。1655年江戸時代初期に預けたお金が2015年の今、元金が倍になって満期を迎えるわけです。
いかがですか?これが日本の金利です。
為替がリスク(危険)
外貨がリスク(危険)
この”恐ろしいほど”の「低金利」と「預金封鎖」や「デノミネーション」の不安が少なからずある「日本という国」の、「日本の銀行」に、「日本円」で預けていること、どっちがリスク(危険)か?
ちなみに「114の法則」は”元金が3倍”の計算式です。
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