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「老後」について〜その2【老後の実際】

公開日: : 最終更新日:2016/04/01 ライフプランニング

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日も引き続き“老後”をテーマにしたお話し〜その2です。

 

前回は

ー豊かなセカンドライフってどれくらい必要なんだろう?

でしたね。

ではまず、最低限必要な老後生活資金について、世の中が考えている数字で見ていきましょう。

そう、冷静にまずは数字で。

 

これも平成25年度の生命保険文化センターの意識調査です。

夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える「最低日常生活費」平均22.0万円。分布では「20~25万円未満」が、32.3%と最も多くなっています。

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で、ゆとりある老後生活を送るための費用はと言うと、上記の最低日常生活費以外に平均13.4万円がプラスで必要と考えていて、その結果「最低日常生活費」と「ゆとりのための上乗せ額」を合計した「ゆとりある老後生活費」平均35.4万円となります。この数字はここ数年毎年減少傾向にありました。長らく続いていたデフレ経済の影響がそのような結果として数字で現れているわけです。やはり数字は正直ですね。

スクリーンショット 2015-03-12 20.10.41

 

そのゆとりのための上乗せ額の使途は、「旅行やレジャー」がもっとも高く、以下「趣味や教養」「日常生活費の充実」と続いています。昨日見て頂いたように時間はたっぷりあるわけですから、こうなりますよね。

スクリーンショット 2015-03-12 20.10.53

 

ーでは実際はどうか?

高齢者家計収支

 

これは平成25年度の総務省・家計調査報告ですが、夫65歳以上、妻60歳以上の高齢無職世帯の夫婦の1カ月の平均収入は214,863円に対し、支出が272,455円。なんと毎月57,592円の赤字です。これが国ならジャブジャブと国債発行しちゃいますね。でも、個人ではそんなことは勿論できないですから、ここを預貯金や資産で取り崩していく。やがてこれが尽きると「老後破産」と言うわけです。

 

これを見た時に私は正直、ちょっと驚きました。何故か?

ー今のお年寄りは十分、年金貰えるからいいよなぁ

ねっ、皆さん聞いたことありませんか?

十分に貰えていると思っていませんでした?でも実際は、今のご高齢者世帯の平均は”毎月赤字”なんですね。

まったく年金を”アテ”にできないと言われる私達世代以降はどんなことになってしまうのでしょう…考えただけで”ゾッ”とします。

でも、このブログをご覧になっている皆さんはこれを先送りにしてはダメですよ。

明日はもう少し詳しく老後の必要資金の計算をご説明していきます。

「老後」について~その3【老後の必要保障額の考え方】

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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