相談事例(32歳 女性 病気休職中):結婚などの人生のイベントを機に加入しようと思っていましたが、保険に何も加入しておりません
公開日:
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最終更新日:2019/12/08
保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
休職の期間を利用して保険の勉強を始めたそうです。皆さんも隙間の時間の中で良いので”お金”について少し知識をつける時間を持ってはいかがでしょうか?
(ご質問者からの質問はこちらで概ね修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)
【質問】
はじめまして。
現在、保険に何も加入しておりません。
結婚などの人生のイベントを機に加入しようと思っていましたが、未だ未加入の状態です。
会社員として勤めておりますが、体調不良により、今年の一月より休職中で、そろそろ元の会社に復帰できるのではないかという状況です。
時間があること、また健康上の不安から、保険の勉強を始めました。参考程度にとFPさんと面談を行いましたが、以下の提案を受けました。
・健康上の理由から、医療保険はまだ加入しない方が良いこと
・がん保険は告知無しで入れるため、新がんベスト・ゴールドα(FWD富士生命)をオススメ
・資産形成として、未来を楽しむ終身保険・ターゲットタイプ(マニュライフ生命)
FPさん一人と初めて保険の話をしたため、これが果たして私自身の利益に良い提案なのか、FPさん自身の利益のための提案なのか、ご意見をお聞かせください。
なお、私自身は日本の大企業のグループ会社に勤めており、医療保険は会社の団体保険がいいのではないかと思っており、そこには「がん保証」もプラスできることがわかりました。
しかし、今年分の募集は既に終了しており、一番早くても入れるのは来年の4月のような記述となってました。
また、現在会社の一般財形貯蓄をしており、利益に対して課税されている状況であり、その財形を一部拠出して一括でいくらかの保険用資金は準備できる状態です。
今後は財形をやめるか、少額に変更し、つみたてNISAとiDeCoを行いたいと思っています。現在休職中のため、iDeCoが可能かどうかは、会社へは未確認です。
このような状況ですが、どのような保険がオススメでしょうか。
長くなってしまいすみません。よろしくお願いします。
【回答】
就職、結婚、出産、マイホーム購入などで保険の加入や見直しをされるケースは多くありますが、まず保険加入に関しての一般的な考え方をお伝えします。
死亡保障についての考え方ですが、万が一があった場合に「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。ご主人に万が一があった場合、〇〇さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。計算方法は下記を参考にして下さい。
*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?
*生命保険が不必要な人
*医療保険って必要?「高額療養費制度」とは?
では次に個々の質問等に対して少しコメント致します。
健康上の理由から、医療保険はまだ加入しない方が良いこと
保険加入にあたっては健康状態によって加入出来るもの、出来ないものがありますので、健康上の理由はもちろんですが、まずは上記記載の通り、そもそもその必要性があるのかどうかを検討して下さい。
会社の団体医療保険の詳細はわかりませんが、私の過去の経験上、大企業の団体医療保険は内容の良いものが多いので選択肢のひとつになると思います。
がん保険は告知無しで入れるため、新がんベスト・ゴールドα(FWD富士生命)をオススメ
恐らくほとんどど保険会社のがん保険では告知は必要です。FWD富士生命のがん保険自体は、がん保険の中では良い商品です。
資産形成として、未来を楽しむ終身保険・ターゲットタイプ(マニュライフ生命)
日本で販売されている商品の中では悪くないと思います。
*”結構やるなぁ・・・”1~2年で110%@マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」
一方で、海外の商品であればこのような低リスクで手堅いものがあります。
*5年定期預金のイメージです【元本確保・預入5年・固定金利3.0%】の商品
現在会社の一般財形貯蓄をしており、利益に対して課税されている状況であり、その財形を一部拠出して一括でいくらかの保険用資金は準備できる状態です。今後は財形をやめるか、少額に変更し、つみたてNISAとiDeCoを行いたいと思っています。現在休職中のため、iDeCoが可能かどうかは、会社へは未確認です。
〇〇さんの所得にもよりますが、確定拠出年金のマッチング拠出、または個人型(iDeCo)の加入は良い選択だと思います。
*500万円積立て満期金500万円でも十分@所得別に見てみよう「確定拠出年金(iDeco)」の実力
〇〇さんの現在の背景や、体調不良により休職中とのことですので、どのような病気か詳しくお聞かせ頂ければより具体的にアドバイス致します。
Point
上記でも記載の通り、就職、結婚、出産、マイホーム購入などは、保険について考えるタイミングのひとつです。
しかし、「加入や見直しをするタイミング」がイコールで「加入するタイミング」ではありません。
保険は「必要な時」に「必要な分」だけ加入するのが「ベストなタイミング」です。
※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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