個別相談予約(東京、大阪、福岡、名古屋、香港、ハワイなど)各都市でそれぞれ投資、保険、節税の弊社アドバイザーが個別相談承ります。

金融庁がヒアリング、、、それでも続く「全損保険」競争@NN生命からも11月2日販売開始

公開日: : 最終更新日:2018/11/07 保険のニュース, 法人保険

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。

今日は『金融庁がヒアリング、、、それでも続く「全損保険」競争@NN生命からも11月2日販売開始』についてお話したいと思います。

 

このブログでも何度かお話している法人向けの全額損金の保険。各社の競争がまだまだ続いています。

最近流行りの全額損金保険は「災害保障系定期保険」で、ここ数年で生命保険各社から新販売され、販売開始順に

 

・日本生命「傷害保障重点期間設定型長期定期保険(プラチナフェニックス)」

・東京海上日動あんしん生命 「災害保障期間付定期保険」

・アクサ生命「フォローアップライフ」

・朝日生命「グランドステージ」

・ネオファースト生命「ネオdeきぎょう」

*”単純返戻率95%!!”驚愕の全損保険「ネオdeきぎょう」3月12日(本日)販売開始

・三井住友あいおい生命「オーナーズロード」(7月2日販売開始)

・マニュライフ生命「災害保障重点期間付定期保険」

*”最強全損保険!?” マニュライフ生命の「災害保障重点期間付定期保険」2018年8月2日発売開始

 

です。

特に、ネオファースト生命の「ネオdeきぎょう」が販売された際は、あまりにも高い返戻率のため、”そのうち当局から規制されるのでは?”とブログで書いたところ、案の定、金融庁が生保各社にヒアリングを開始する運びとなりました。

*予言的中!全額損金の節税保険に”金融庁が「待った」”

 

そして、10月上旬に金融庁はこの類の保険を販売している全社に対して

 

数理計算の開示

 

までツッコんで調査しています。何が問題か?何を調べているのか?

 

付加保険料*の適正

 

についてです。

 

*付加保険料

保険料は純保険料と付加保険料で決定され、純保険料は「予定利率」「予定死亡率」を元に、付加保険料は「予定事業費率」を元に計算されていますが、この「予定事業費率」の差が各保険会社によって大きく異なり、各社で保険料に差が生じます。

*なぜ保険会社によって保険料が違うの?「予定利率」「予定死亡率」「予定事業費率」

 

そんな中にも関わらず、10月2日にこの商品のパイオニアであるニッセイは返戻率を上げるリニューアルをしました。販売当初はものすごい勢いで契約件数を増やしていたのですが、その後各社からニッセイよりも高い返戻率で販売を開始し、すっかりこの手の商品では商品力が弱まり、4,5番手(またはそれ以下)の位置にまで順位を落としていたのですが、ピーク時の返戻率で概ね3〜5%程度上げてのリニューアルです。

 

・ニッセイが

・このタイミングで

・新たな料率でリリース

 

とうことは、どうやらこれらの全損商品

 

ニッセイ・スタンダード

 

に収まるような気がしていました。

現在、日本には生命保険会社は41社ありますが、なんだかんだ言ってもニッセイがあらゆる面で、政財界への”チカラ”を一番持っています(まさに”生きるチカラ”w)。これ、業界の中では当たり前に知っていることで、2016年の業法改正の際も、日本生命から当局への圧力が相当にあったと言われています。

*「2016年保険業界」大きな変更点【比較推奨販売】とは?

*”ご乱心”日本生命「ライフプラザパートナーズ(ほけんの窓口グループ)」をお買上げ

 

金融庁が同様の商品に関して、生保各社へのヒアリングをしていたあのタイミングで、ニッセイが商品力を”多少”上げてリリースしたということは、

『全損商品はまだ当分のあいだ規制がかからないかも』

と、以前のブログで書きましたが

 

ニッセイと同じような数理計算(付加保険料)の全損商品なら”売ってよし”

 

になるんじゃないかと。。。

*「節税保険」バトル白熱、金融庁が保険業界を攻めあぐねる理由@週刊ダイヤモンド(2018.10.26)

 

ところが、今回のNN生命の同商品は”ニッセイ・スタンダード”とはかなり乖離のある保険料でリリースです

10年ピークの単純返戻率はおおよそ以下の通りです。(保険金額1億円)

 

【男性】30歳〜75歳:85〜87%

【女性】30歳〜75歳:86〜87%

 

あれ?

NN生命同様に11月2日販売予定のオリックス生命は販売延期してるのに何故?

*オリックス生命の「全損保険」販売延期・・・なぜ!?

 

と、思ったのですが

 

オリックス生命の「販売延期」には、表向きは”付加保険料の適正化”としているようですが、実はウラにかなり”キナ臭い話”があるようです。

おそらく「延期」ではなく「中止」になるはずです。これはまた今度”ネタバラシ”したいと思います。

 

1月にはソニー生命からも同類の全損保険の販売が予定されています。

いずれにしましてもここ数年、利益対策を検討している中小企業が増えていることを考えると、この手の商品がどんどん良くなり、商品供給が続いてくれることは、それだけ選択肢が多く残るわけですから、経営者にとっても朗報と言えるでしょう。今回のNN生命のこの保険は全損商品を検討の方は必ずテーブルに乗せておくべきだと思います。

 

また、海外の全損商品では、日本の損金商品よりもさらにメリットの大きいスキームを組むことが出来ますので、こちらを参考にして下さい。

*『海外全損保険入門書(マニュアル)』無料ダウンロードはこちら

 

直接相談

こちらは直接、弊社保険アドバイザーへ無料で質問できるフォームとなっています。外資系生命保険会社出身の優秀なコンサルタントが一つ一つお答えしていきます。

ランキング投票(クリック)お願いしますm(__)m

↓↓↓↓↓

にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ

にほんブログ村

関連記事

生保各社、外貨建て保険の利回り見える化 ガイドライン改定へ @12月12日 〈日経新聞〉

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『生保各社、外貨建て保険の利回り見える化 ガイ

記事を読む

「米ドル建養老保険」個人契約と法人契約(福利厚生プラン )

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は「米ドル建養老保険」につてお話したいと思います。

記事を読む

ニッセイの「スーパーフェニックス」(長期平準定期保険)法人向け商品

こんにちは、K2 Collegeの野村です。長期平準定期保険はかつて、法人向けの「節税商品」として人

記事を読む

日本生命保険「マスミューチュアル生命保険」買収で交渉中

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日はちょっと寄り道なお話『日本生命保険「マスミューチ

記事を読む

古いEVERに加入していた方に朗報〜アフラックの「ちゃんと応える医療保険EVER」@2019年1月21日商品改定

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。 今日は『古いEVERに加入していた方に朗報〜アフ

記事を読む

一昨日の「節税保険」の新聞記事から”そんな良い商品があるの?”という経営者からの問合せが増えている

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『「節税保険」の新聞記事から”そんな良い商品が

記事を読む

法人向け生命保険市場に関する調査(2016年)

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は『法人向け生命保険市場に関する調査(2016年)

記事を読む

【元本確保・預入5年・固定金利3.0%】ご希望の方はお急ぎ下さい。7月15日まで(100万円から可)

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は元本確保の「固定金利商品」金利変更についてのご案

記事を読む

確定拠出年金法改正「主婦と公務員も個人型確定拠出年金(401K)に加入できます」

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は「個人型確定拠出年金(401K)」についてお話

記事を読む

日本生命の新しい医療保険「NEW in 1(ニューインワン)」@2019年4月2日販売開始

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『日本生命の新しい医療保険「NEW in 1(

記事を読む

  • 学資保険&個人年金
    相談専用ダイアル

    050-5218-9611
  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
  • 海外保険無料メルマガ

    最新の海外保険の情報を実際の契約事例を用いて配信します。

      メールアドレスを入力後
      『登録』を押してください。

    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

    • k2-holdings.jpg

      k2-investment.jpg

      k2-assurance.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑