業界初「損害確認の立会い調査オンライン予約システム」＠AIG損保（12月6日 プレスリリース）

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は『業界初「損害確認の立会い調査オンライン予約システム」＠AIG損保（12月6日』についてお話したいと思います。

ではまずこちら、AIG損保の12月6日付けプレスリリースです。

ということで、ここ最近これまでになかったような自然災害が多く発生し、しかも甚大化していることは皆さんもご存知の通りですね。

で、もし何かしら被害を受けてしまった際は、加入している保険会社、または代理店の担当者に電話するわけですが、代理店の担当者も契約者から電話を受けると、被害状況をお聞きした上で皆さんに代わって結局は保険会社に電話します。

がしかし、、、

この事故受付ダイヤルが、最悪の場合は数時間繋がらないこともあります（このような場合のためにインターネット事故受付もしています）。

やっとのおもいで電話がつながり、事故報告の受付が済むと、いずれの被害の場合でも、保険金の請求には

保険会社の保険金請求書

被害状況のわかる写真

修理見積もり

が必須です。

ちなみに写真で注意して欲しいのは、片付けなどをしてしまう前に、建物の全体像、被害箇所など、できるだけ多くの被害状況のわかる写真を撮っておくと良いですよ。

多くの場合、特に被害による修理見積金額がおおよそ100万円以下の場合では、この3点セットで保険金が支払われるのですが、それを超えるような見積金額だったり、明らかに事故の写真と見積金額に乖離が見られるような場合は、

現場の立会い調査

が入ります。

「100万円以下だと見積りだけで支払われるの？」

30万円程度の見積金額でも立会い調査が入ったということも聞いたことがありので、あくまでもケース・バイ・ケースですが、保険会社のウラ側として、 概ね100万円以下の保険会社としては少額な支払に対してまで、全件立会い調査出来ないんです。台風19号でもそうでしたが、最近の広範囲に渡る被害の大きさで、もし全件立会い調査をして保険金の算定を正確にしようものなら、人によっては保険金を受取れるのが数年後になってしまうことがあるからです。

それでもなお、立会い調査のスケジュールは”パンパン”に埋まっていますから、そのスケジューリングをスムーズに行う目的で、AIG損保では今回リリースのような「オンライン予約」のシステムを業界初で導入したわけです。今後は火災保険だけではなく自動車保険にも範囲を広げる計画とのこと。

先日、損保ジャパン日本興亜が契約者自身で車の修理箇所をスマホで撮影して送信すると30秒程度で修理見積金額をAIが算定し、最短ではわずか30分で保険金の支払手続きが完了してしまうという、アメージングなシステムをリリースしましたが、火災保険の算定もいずれはAIが行うような日が来るのかもしれません。

＊東京海上、三井住友海上に続き損保ジャパンからはAIで自動車修理見積＠【業界初】自動車事故のAI自動修理見積サービス開始（11月8日 プレスリリース ）