個人型確定拠出年金(iDeco)「ユニット・リンク」「マーケットリンク」の手数料仕組みを比較する

公開日: : 最終更新日:2018/01/30 保険商品(年金), ライフプランニング

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は個人型確定拠出年金(iDeco)と、アクサ生命「ユニット・リンク」東京海上日動あんしん生命「マーケットリンク」手数料の仕組みを比較してみたいと思います。

 

私のところに頂くご質問の中で多いのが「ユニット・リンク」のような「変額保険」と米ドルや豪ドル建の「外貨建保険」ですが、つまりそれは保険ショップや保険セールスから提案されているからです。これらの提案をされている方の多く(ほぼ100%)が

お金を殖やしたい

という、目的にも関わらず変額保険や外貨建保険をススメられています。そしてほぼ100%の方は

 

個人型確定拠出年金(iDeco)の説明はされていない

 

ではなぜそれが問題なのでしょう?

まず「お金を殖やす」ことに関してですが、「ユニット・リンク」や「マーケットリンク」といった変額保険は死亡保障の付いた「保険」であり、保険以外の何ものでもありません。「保険」という機能に一部、「運用」という機能が付いているものですから、年齢や契約期間にもよりますが、契約期間の多くは「80歳満了」で提案されていて、その場合、毎月の保険料の約30%~40%程度が死亡保障などのコストとしてが差引かれ(下の図にある保険関係費1と2)残りの約60~70%が運用に回ります。「お金を殖やす」ためには、今後数十年に掛けてこのコストを支払うのはあまりにもムダであり、毎月支払う保険料がダイレクトに運用(投資信託)に回された方が良いですね。

*アクサ生命「ユニット・リンク」の契約理由・第1位【老後資金】・第2位【学資資金】~それ入っちゃダメです

 

次に「個人型確定拠出年金(iDeco)」についてですが「老後資金」を目的としてお金を殖やしたいのであれば、FP(ファイナンシャル・プランナー)という名を語ってアドバイスする人であれば「個人型確定拠出年金(iDeco)」の説明・選択肢を案内しなければいけません。しかし、ほとんどの方はFPに相談しても説明も案内もされないはずです。実は世の中で言わる多くの”FP”は真の意味でのファイナンシャル・プランナーではなく、少し知識を持った単なる保険販売員に過ぎません。ですから、自分たちの扱いのある保険商品しか販売する気がなく、確定拠出年金を案内(販売)しても手数料が入らないので、説明もしてはくれないのです。

 

個人型確定拠出年金(iDeco)は死亡保障のコストが掛かっていませんので、毎月の掛金から引かれる手数料は「保険」商品とは比べ物にならないほど少なくなっています。ですから、それだけ多くの金額が「投資(運用)」にまわることになります。また「保険」商品とは比べ物にならないほどの税制優遇措置もあります。このような理由でFPと言う名の保険セールス達はこれらの説明をするワケにはいかないんです。

 

少しイメージしやすいように、簡単な図にまとめてみましたので、参考にして下さい。

*運営管理機関によって運営管理手数料は異なりますが、0円の運営管理機関があります

【 運用にまわるお金 = 保険料 ー(保険関係費1+保険関係費2)】

 
 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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