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「死んだ後に迷惑をかけないために葬儀代としての保険に入っておこう」という考え方は改めた方が良い

公開日: : 最終更新日:2019/11/06 ライフプランニング, 裏話

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は『「死んだ後に迷惑をかけないために葬儀代としての保険に入っておこう」という考え方は改めた方が良い』についてお話したいと思います。

 

保険に加入しようとする際に聞くフレーズのひとつに

 

死んだ後に(配偶者や子どもに)迷惑をかけないために葬儀代としての保険に入っておこう

 

特にある程度の年齢、例えば60歳以降とかでよく聞かれます。

人は100%いつか亡くなりますから、その時は「葬式代」は確かに掛かります。そして、保険セールスも「お葬式代として」というトークで売っている人がいます。それが成り立つのも、一般的に日本の葬儀費用が世界的にもとても高いからなんですね。

 

葬儀の平均費用と主な埋葬

・日本:231万円(火葬)

・アメリカ:44万4000円(土葬)

・韓国:37万3000円(土葬)

・ドイツ:19万8000円(土葬〜火葬)

・イギリス:12万3000円(土葬〜火葬)

(ただし、イギリスの葬儀費用は近年、インフレが激しく約100万円程度とのレポートもあるようです)

 

例えば、ある程度高齢になり、保険金の非課税枠の活用で500万円とか1,000万円の現金を、500万円とか1,000万円の保険金に換え「節税」として活用するであれば終身保険の選択は良いと思います。

*1,000万円支払って1,000万円もらう!?無告不要の「一時払終身保険」

 

でもね、、、

保険料を100万円支払って250万円の保険金をもらえるような終身保険なら”悪くない”ですが、最近の終身保険で、特に高齢の方の場合は250万円の保険金をもらうために、250万円以上の支払になってしまうようなものも多くありますし、250万円の預貯金がある人、作れそうな人はわざわざ保険で準備する必要はないかなと思います。

そして、そもそもですが今どきの葬儀は、安く済まそうと思えばかなり低く抑えることは可能です。最近では家族葬は葬儀全体の30%、直葬(火葬式)は15%程度になっていて、葬儀社やプランなどにもよりますが10数万円〜50万円程度で済ますことができます。本当に死んだ後に、遺された人に迷惑を掛けたくないのであれば、250万円の葬儀費用の準備ではなく

 

『葬儀は直葬で良いよ』

 

と言って30〜50万円程度準備しておけば、あとは遺された人がやりくりしてくれすはずです。「そうは言っても、最後はもう少しちゃんとやってあげたい」と遺された人が思えば、その時はその時で無理のない範囲でやるはずです。決して大きなローンや借金を抱えてまでやらないと思います。

そして何より葬儀費用は1回で終わりです。10数万円だろうと250万円だろうと、それで終わり。「いつまで?いくら掛かるか?」がわからないリスクではありません。「いつ、いくら掛かる(掛ける)」のかが明確です。むしろ、生きている最中に「いつまで?いくら掛かるか?」わからない”介護”の方がよほど、配偶者や子どもにも迷惑を掛けてしまうもの。そのあたりはまた次回お話したいと思います。

 

いずれにしても、『死んだ後に(配偶者や子どもに)迷惑をかけないために葬儀代としての保険に入っておこう』という考え方は改めた方が良いと私は思っています。

(注:配偶者や未成年のお子さんがいるような家庭の死亡保険金の話ではありません)

 

 

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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