ソニー生命の変額終身保険「バリアブルライフ」1月から値上げ
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日はソニー生命「バリアブルライフ」値上げのお話したいと思います。
5月のブログにソニー生命の変額終身保険「バリアブルライフ」が8月からファンド規制が入ることを書きました。
*8月からファンド規制・ソニー生命の変額終身保険「バリアブルライフ」
更に、年明けの2月からは”予定利率改定による値上げ”が行われる予定であると書いたのですが、どうやら来月1月から値上げが行われるようです。
面白いのは「予定利率」は現行の3.5%のままだということ。
生命保険料は「三利源」とよばれる
・予定利率
・予定事業費率
・予定死亡率
*なぜ保険会社によって保険料が違うの?「予定利率」「予定死亡率」「予定事業費率」
この3つで決定しますが、「予定利率」がそのままで値上げをするということは
・予定事業費率
・予定死亡率
のどちらか、または両方を値上げしたということですね。
値上がりは年齢・性別・払込期間などによって違いますが
10年短期払い:5〜20%程度
60・65歳払い:5〜15%程度
終身払い:2〜8%程度
の値上げのようです。
いずれにしましても、これ「保険」です。生命保険以外の何ものでもありません。「保険」という機能に一部、「運用」という機能が付いているものです。ですから、死亡保障のコストが保険料から差引かれ、その残りが運用にまわっています。つまり、毎月支払う保険料が運用(貯蓄)にダイレクトに回っていません。保険ですから年齢が高くなればなるほど、そのコストは大きくなり、そのため、同じ保険料でも年齢の高い人の方が運用にまわる金額は少なくなります。保険として、死亡保障のニーズも合わせて持っていて、今後のインフレにもある程度対応できるような商品ということであれば変額保険という商品選択でも良いと思いますが、老後資金や学資資金として「お金を殖やしたい」というニーズだけであれば余計なコストはなるべく取られすに、運用に回された方が良いのは明らかです。
*「収入保障保険」とは?
*”保険は保険・貯蓄は貯蓄” なぜ「ユニット・リンク」や「バリアブルライフ」に加入してはいけないのか?【保険は貯蓄も兼ねません】
関連記事
-
東京海上日動あんしん生命の収入保障保険「家計保障定期保険(就業不能保証プラン)」とは?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は東京海上日動あんしん生命の収入保障保険「家計保
-
法人向け全額損金の商品〜NN生命「生活障害保障型定期保険」2017年9月改定
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日はNN生命「生活障害保障型定期保険」について解説
-
自動車保険の更新で「ドラレコ付き」にしましょう!
皆さんこんにちは。保険アドバイザーの野村です。たまには損保ネタですw今回は皆さんもすでに車に取り付け
-
変額保険に保険料払込免除特約って必要なの?
こんにちは、K2 Collegeの野村です。今回は、7月30日に日経新聞に掲載されていました「変額保
-
10月2日リニューアル〜オリックス生命 医療保険「新CURE」〜30歳女性ランキング3位
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は10月2日リニューアル「オリックス生命 医療保険
-
「標準利率0%」ついに保険も@生保、円建て貯蓄型休止も 明治安田など運用難で〈日経新聞 10月8日 〉
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は『「標準利率0%」ついに保険も@生保、円建て貯蓄
-
取扱開始『海外一時払養老保険』
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は海外の新たな保険商品『海外一時払養老保険』につい
-
日本にはない海外の「共同名義」の口座・契約とは?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は「共同名義」の口座・契約についてお話したいと思い
-
「ユニット・リンク」に似てるかな@マニュライフ生命「こだわり変額保険」7月1日発売開始
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『マニュライフ生命「こだわり変額保険」7月1日
-
なぜ今頃、金融庁が第一生命に立入検査!他に何かありそうな予感・・・。
皆さんこんにちは、保険アドバイザーの野村です。昨年、89歳元営業職員が19億円詐取した事件が発覚し内