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厚生年金「106万円の壁」下げる?@日本経済新聞9月3日/厚生年金「従業員数」撤廃へ 要件巡り政府検討、パート加入促す@中日新聞 9月6日

公開日: : 最終更新日:2019/09/09 時事ネタ, 公的制度

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日は『厚生年金「106万円の壁」下げる?@日本経済新聞9月3日/厚生年金「従業員数」撤廃へ 要件巡り政府検討、パート加入促す@中日新聞 9月6日』についてお話したいと思います。

 

まずはこちら

 

 

 

 

続いいてこちら、9月6日付の中日新聞の記事です。

 

といことで、年金財源の確保をめぐり、国としてはあの手この手でより多くの保険料徴収を考えてるわけですが、その方法は大きくは2つ。

 

・今より多く徴収する(社会保険料負担を多くさせる)

・もらってない人から徴収できるようにする(加入対象者を増やす)

 

この記事にあるのは、2つ目の「もらってない人から徴収できるようにする」という内容。

これまで、パート従業員と呼ばれる人たちが、社会保険を支払う要件として、いわゆる「106万円の壁」「130万円の壁」と呼ばれるものがありました。

 

106万円の壁(2016年10月〜)

以下の条件をすべて満たす場合、収入が106万円以上で社会保険料(厚生年金、健康保険)を支払う必要があります。

  • 正社員が501人以上の会社でパートをしている
  • 収入が月8万8000円以上
  • 雇用期間が1年以上の見込み
  • 所定労働時間が週20時間以上
  • 学生ではない

※収入に残業手当、通勤手当、賞与は含まない

 

130万円の壁

以下の条件を満たした場合に会社の社会保険に加入するか、社会保険がない会社だったら国民年金国民健康保険に加入する必要があります。

  • 「106万円の壁」の条件を満たさない
  • 月収が10万8334円以上(年収130万円以上の見込み)

※月収に残業手当、通勤手当、賞与を含む

 

逆をかえせばこれらの条件に合致しなければ、社会保険に加入しなくてもよかったのですが、この「正社員が501人以上の会社」という括りなくす、つまり501人を超えるような大きな会社だけではなく、中小零細企業のパート従業員にも社会保険に加入させようって考えているわけです。その結果、約125万人がその対象になるとのこと。

 

実はこの「501人以上」はなくなり、500名以下の企業もその対象になるだろうと、2018年5月のブログでも既に予測していました。

 

 

どうやら、時期は2019年10月ではなさそうですが、方向性としてはやはり予言した通りに動いているようです。

この対策方法としては選択制退職金制度などの活用も非常に有効的なものだと思いますので、興味のある方はブログも参考にして下さい。

また、これに関しての動向は注視していきたいと思います。

*2019年10月からは、多くのパート社員が社会保険料の対象になる!?

 

質問やお問合せはお気軽にご連絡下さい。

 

※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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