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証券分析事例(34歳 女性):将来は1億円を準備したいと考えています

公開日: : 最終更新日:2019/06/08 証券分析事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は証券分析事例を紹介したいと思います。

将来は1億円の資金を準備したいと考えてい女性の方からの見直し依頼です。

 

証券分析(加入年月順)

1.)かんぽ生命「特別養老保険」

2009年加入(25歳)

・死亡保険金:400万円

・保障期間:2024年(40歳)

・特約:入院/災害

・月払保険料:13,120円?

・払込期間:2024年(40歳)

・払込総額:2,361,600円

・満期金額:2,000,000円

・満期返戻率:84.7%

・保険料払込免除:なし

・コメント

月払保険料13,120円=養老部分保険料11,480+特約部分保険料1,640円

養老部分の保険料だけでも”元本割れ”の養老保険です。

(写真のピントが合っていないので、保険料はもしかしたら少し違うかもしれません。)

*かんぽ生命の養老保険「新フリープラン」とは?(* 入っちゃ・・・ですね)

 

2.)ソニー生命「変額終身保険(A)」

2013年加入(28歳)

・死亡保険金:500万円

・保障期間:終身

・特約:払込免除

・月払保険料:7,368円

・払込期間:60歳

・払込総額:2,829,312円

・解約返戻金:?(運用次第)

・上記返戻率:?%(運用次第)

・保険料払込免除:なし

・コメント

当時、日本で最も安い保険料の終身保険だったと思います。

500万円の死亡保障が一生涯(終身)続き、保険料の支払いは60歳迄となっています。

支払った保険料は村田さんが選択したポートフォリオで運用されていますので、解約返戻金は運用次第で多くなったり少なくなったりしますが、死亡保険金500万円は最低保障されています。

*8月からファンド規制・ソニー生命の変額終身保険「バリアブルライフ」

 

3.)東京海上日動あんしん生命「個人年金保険」

2013年加入(29歳)

・月払保険料:10,206円

・払込期間:2049年(65歳)

・払込総額:4,408,992円

・15年確定年金:570万円(60歳〜38万円✕15年)

・年金受取時返戻率:129.3%

・死亡保険金:払込保険料相当額

・保険料払込免除:なし

・2019年の解約返戻金:約50万円

・上記返戻率:70%前後

・コメント:2013年29歳加入の個人年金保険です。36年後の65歳まで、10,206円を毎月支払い、2049年65歳から15年間38万円の年金を受取りますので、総額で570万円となります。この場合の返戻率は129.3%です。

当時の個人年金保険の中では返戻率の高い個人年金だったと思います。

(写真のピントが合っていないので、もしかしたら少し違うかもしれません。)

*東京海上日動あんしん生命の「個人年金保険」〜30歳女性ランキング4位

 

◯アドバイス&ご提案例

まず、生命保険加入にあたって一般的な考え方ですが、生命保険の死亡保障というのは、万が一があった場合「誰が、金銭的にどれくらいリスクがあるか?」平たく言えば「誰がどれだけ金銭的に困るのか?」で、加入するべきものです。〇〇さんに万が一があった場合に「どなたが」「どれくらい」金銭的にお困りになるか?ということですね。それがある程度はっきりしませんと、死亡保障がどれくらい必要なのか?多いのか?少ないのか?または、そもそも不要なのか?がわからないわけです。必要保障額の考え方はについてはブログで書いていますの参考にして下さい。

〇〇さんが独身なのか、ご結婚されているのか?お子さんがいらっしゃるのか?などで変わってきます。

*生命保険が不必要な人

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

 

では、各保険については下記のようなアドバイスをさせて頂きます。

 

1.)かんぽ生命「特別養老保険」→払済or 特約解約

貯蓄を目的に加入されたのではないでしょうか?

しかし実際は200万円の満期金を得るのに、200万円以上支払わなければならない養老保険です。

ゆうちょに確認し「払済」にできるようでしたら「払済」に、もしできないようでしたら特約部分の「解約」が良いと思います。

死亡保障や、医療保障が必要であれば、必要な金額、必要な期間に応じて、どの商品が最も良いのかを選ぶようにしましょう。

 

2.)ソニー生命「変額終身保険」→継続or 払済

死亡保障が必要でしたら「継続」されて良いかと思います。ただし、運用のポートフォリオは「世界株100%」をオススメします。

本来の目的が「お金を殖やすこと」として加入されているのであれば死亡保障は不要、ムダになっていますから「払済」にされてはいかがでしょう。

*”保険は保険・貯蓄は貯蓄” なぜ「ユニット・リンク」や「バリアブルライフ」に加入してはいけないのか?

*ちょっと待って転換!!保険の見直しはいろいろあります「解約」「減額」「払済」「延長定期」「コンバージョン」

 

3.)東京海上日動あんしん生命「個人年金保険」」→継続or 払済

総支払額に対して、129.3%(年金受取時)の返戻率は一見悪くないようにも思えますが、36年間に掛けて支払い、30%程度しか殖えて受取れていません。海外では15年で140%が最低保証されている商品がありますから、それらに比べると決して利回りの良いものでもありませんので「払済」にして、その分を「海外積立年金」にされた方がもっと殖やせます。

 

Point

この方とはその後もいくつかのご質問を頂戴し、その都度回答を差し上げ、また必要に応じてこちらからも質問をしていたのですが、それに対しての回答は一切なく、一方的に新たにまた次の質問になったり、同じ質問が再度繰り返されたりと、コミュニケーションがうまく取れないため、せっかくの見直しのチャンスも逃してしまう結果となってしまいました。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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