相談事例(シンガポール在住 男性):海外の年金型保険で、終身タイプというのはありますでしょうか?
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。
【質問】
海外の年金型保険で、終身タイプというのはありますでしょうか?
例ですが、
初回一括(又は短い年数で)10万USDを、支払い、60歳以降に定額を毎月支払ってもらうもので死ぬまでつづくもの
【回答】
はい、「海外終身年金」があります。
概要・仕組み
・払込方法:一時払のみ
・最低保険料:5,000USD
・最低保証金利:あり
・健康診断:不要
・解約手数料:10年目以降はなし
このプランでは、まず一時金を支払います。この一時金はS&P500(米国株式)で運用されるのですが、最低0%・最高3.75%のレートの範囲で運用されます。その運用で殖えたお金を、ご自身で好きな時に好きな金額を引出して使えるわけですが、もしこの利率があまり思わしくなかった場合に備えて、別の特約が同時に用意されています。
この特約の仕組は、一時払保険料に対し最低5%の金利(単利)が10年間だけ毎年付きます。ですから、5年後は125%、10年後には150%になっています。この金額を「生涯所得保障ベース」と言います(解約返戻金ではありません)
そして、任意の時点(年齢)から一生涯の年金(終身年金)を受取ることが出来るのですが、その年金額の計算式が
【 終身年金額=生涯所得保障ベース✕年齢別引出率 】
となっています。
年齢別の引出率は下記の通りです。
45-54歳:3.0%
55-59歳:3.5%
60-64歳:4.0%
65-69歳:4.5%
70-74歳:5.0%
75-79歳:6.0%
80-84歳:7.0%
85歳~ :7.5%
どのくらいの年金がもらえるのか?(計算例)
実際に上記の特約を使った計算式を元にシミュレーションすると以下のようになります。
参考)男性平均余命81歳
例1)50歳男性、USD100,000(約1100万円)を一時払い
10年後(60歳)生涯所得保障ベース:USD150,000(150%)
60歳の引出率:4%
終身年金額:USD150,000✕4%=USD6,000(約66万円)
損益分岐点:17年(77歳)※
81歳受取額:6,000✕21=126,000USD(126.0%)
例2)60歳男性、USD100,000(約1100万円)を一時払い
10年後(70歳)生涯所得保障ベース:USD150,000(150%)
70歳の引出率:5%
終身年金額:USD150,000✕5%=USD7,500(約82.5万円)
損益分岐点:14年(84歳)※
81歳受取額:7,500✕11=82,500USD(82.5%)
※引出額が支払保険料を上回る年
このように、このプランは長生きリスクに備えて一生涯の年金を受取たいという方に最も適したものです。
これに近いような仕組みの日本の年金保険もありますが、数字を見て頂ければどちらの方がより多くもらえるのか、、、一目瞭然です。
*日本生命ボロ儲け商品!?個人年金保険「Gran Age(グランエイジ)」
合わせて入門書も参考にして下さい。
Point
人生100年と言われる時代。
男性が65歳までに亡くなるのは約11%で、約89%の人は生存しています。そして、男性の2人に1人は84歳まで生きていて、平均的には91歳で亡くなっています。
女性が65歳までに亡くなるのは約6%で、約94%の人は生存しています。そして、女性の2人に1人は90歳まで生きていて、平均的には96歳で亡くなっています。
どうですか?
長生きリスクへの備えが必要ですね。
*一生涯のお小遣い欲しくないですか?@「海外一時払終身年金(固定利率特約付)」活用法
*人生100年とは言うけれど・・・どれだけ長生きするか知ってます?
また、各地でセミナーを開催しています。お時間ある方はセミナーにもぜひご参加頂き、直接お話を聞いてみてはいかがでしょうか?
無料直接相談はこちらから
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まとまったお金を10年間年5%で増やし(150%)、生涯に渡って金利を貰いながら年金受取をすることができるため、長生きリスクに対応できます。
- 最初の10年間年5%が年金原資として固定金利で増えます(単利、150%)
- 150%に増えた年金原資から更に金利がついて年金を生涯に渡ってもらえます
- 45歳〜:3%、55歳〜:3.5%、60歳〜:4%、65歳〜:4.5%、70歳〜:5% 、75歳〜:6%、80歳〜:7%、85歳〜:7.5%
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