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ソニー生命から新たな医療保険「メディカル・ベネフィット」「メディカル・ベネフィット リターン」7月2日販売開始(2018)

公開日: : 最終更新日:2018/07/07 保険のニュース, 保険商品(医療・がん)

皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。

今日は『ソニー生命の新たな医療保険「メディカル・ベネフィット」「メディカル・ベネフィット リターン」』についてお話したいと思います。

 

ソニー生命の医療保険は1992年から販売されている「総合医療保険」という商品で、保険料と保障のバランスは、当時の他社と比較しても悪くなかったので、販売当初からしばらくはよく売れていました。特に当時はまだ掛捨てが今ほど優位ではなく、解約返戻金の貯まるタイプの医療保険は、その分保険料は高くなるものの、かなり人気が高く「総合医療保険」もそのひとつでした。

そんな中、各社は医療の時代背景の流れに合わせ、短期入院化への対応、掛捨てタイプの充実を図り、それぞれ商品をリニューアルしてきましたが、何故かソニーはほとんど変わることなく今日に至りましたが、ようやくというか、やっとというか、、、ついに新商品を販売。

しかし。。。特に目新しいものもなく、「メディカル・ベネフィット リターン」に至っては東京海上あんしん生命の「メディカルKitR」をほぼパクってきましたね。

*医療保険を「とりあえずタダ」にする?東京海上日動あんしん生命「メディカルキットR」

 

ではパンフレットを元に解説します。

 

「メディカル・ベネフィット」「メディカル・ベネフィット リターン」共通概要

 

何か特筆すべきは?、、、ありません。フツーです。

 

仕組みと契約例「メディカル・ベネフィット」

 

「メディカルベネフィット」では死亡保障をゼロ、または入院日額の100倍までつけることが可能です。

 

仕組みと契約例「メディカル・ベネフィット リターン」

 

一方、リターンの方は死亡保障は付けられませんが、契約年齢により50〜80歳の時点で、使わなかった文の保険料が戻ってきます。「メディカルKit R」の仕組みと同様です。同じ保障内容の「メディカル・ベネフィット」と比較すると、保険料は多少高くなっています。

 

「メディカル・ベネフィット」「メディカル・ベネフィット リターン」共通の特約

多くの保険会社が複数回の給付にしているのに対し、同商品では1回のみのようです。良いか悪いかで言えば、そりゃ多いほうが良いのですが、その分保険料に反映されますので、1回のみということは複数回のものに比べれば多少割安になっています。

 

各保険会社でもある特約で、目新しいものではありません。

保障としては付けても付けなくてどっちでも良いと思いますが、なんでもかんでも付けていけば保険料がその分高くなりますから、保険料のバランスをみて、付けたい人は付ければ良いといった程度ですね。

 

女性疾病の上野ではよくありますが、三大疾病の上乗せ保障はあまり聞かないですねぇ・・・

ちなみに、ソニー生命の規定では三疾病の方が特定疾病よりも保障の範囲が広いようです。

 

入院一時金同様に、医療保険はできるだけムダなものを省き、シンプルにして保険料を安くしたほうが良いと思いますので、どうして付けておきたい人は付ければ良いかと思います。

 

この商品に限らず、医療保険に加入するのであれば、この特約は付けておきましょう。

 

これも目新しいものではありませんね。どうして付けておきたい人は付ければ良いかと思います。

 

がん保険の「治療」を目的とした保障を充実したいのであれば、チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアム」を別途検討したほうが良いかなぁ。。。(予算オーバーにならなければ)

*チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」4月から値上げ&商品改定

 

と、ここまでが共通の特約です。

次に「メディカル・ベネフィット リターン」の仕組みです。

 

冒頭にも書きましたが、東京海上あんしん生命の「メディカルKit R」をオマージュしております。いや、、、もはや「パクリ」ですね。でも、それは決して悪いことではありません。世の中でニーズのある商品の良いところは取り入れ、改善すべきを改善してより良い商品になるのは消費者側からすれば、非常に好ましいことです。

「メディカルKit R」との大きな違いとしては還付年齢です。「メディカルKit R」の還付年齢は

 

【契約年齢0歳〜40歳】:60歳・70歳

【契約年齢41歳〜50歳】:70歳

【契約年齢51歳〜50歳】:75歳

【契約年齢56歳〜60歳】:80歳

 

に対して、「メディカルベネフィット リターン」の還付年齢バリエーションはより細かく設定出来る点です。

 

保険料

「メディカルベネフィット」

それほど安いわけでもないですね。

 

「メディカルベネフィット リターン」

「メディカルKit R」に比べると高めの設定のようです。

 

「メディカル・ベネフィット」と「メディカルベネフィット リターン」どっちが良い?

私なら迷わず「メディカルベネフィット リターン」

 

その理由はシンプル。

保険は決して儲けるためではないのですが、予てからお話しているように医療保険は保険会社のドル箱商品。すなわわち、加入している皆さんは支払う保険料よりも、入院などで受取る給付金の方が圧倒的に少ないわけです。言うなれば「損している」わけですね。もし、医療保険で”儲けよう”と思うのであれば、病気をたくさんして、入院して、手術して、、、不健康であればあるほど儲かる確率は高くなります。でも、ほとんどの方は大病もなく、健康で過ごしたいと願う。気持ちと相反することになります。

 

しかし・・・

「メディカルベネフィット リターン」や「メディカルKit R」のようなリターン型の商品ではどうでしょう。

60歳や70歳の保険料が還付される時に、それまでの期間が健康で何事もなければ、そのまま支払った保険料が戻ってきます。しかし、病気をたくさんして、入院して、手術して、、、不健康であればあるほど、60歳や70歳の還付される時に、使った分が差し引かれて戻ってきます。つまり、”より健康でいよう”というマインドでいることが出来ます。

このような理由から、金銭的にもマインド的にも「リターン機能」のついた医療保険の方が私は好きです。

*「掛捨ての医療保険」「使わなかった分が戻ってくるリターン型医療保険」どっちが好き?

 

「メディカルベネフィット リターン」と「メディカルKit R」どっちが良い?

私なら迷わず「メディカルKit R」

ただし、”特定疾病保険料払込免除特則付”

 

実は、「メディカルKit R」は8月2日にリニューアルされます。その際の大きなポイントが「特定疾病保険料払込免除特則」が付けられるようになったことです。業界的には「P免」と呼ばれ、三大疾病で所定の状態になると保険料の支払いが免除されるものです。「リターン機能」のついた保険では初めてのものになります。

この「メディカルKit R」のリニューアルについてはまた近日中に改めてブログでご紹介したいと思います。

 

Point

リターン型の保険は販売の古い順に

 

・メットライフ生命(少し性質は異なりますが)

・東京海上あんしん生命

 

・メディケア生命

 

これに続き、ソニー生命が新たに加わることになりました。この手のタイプの保険は販売の歴史も長く、それだけ一定のニーズがあるからで、私自身もこのタイプの医療保険は好きでしたので、当時多くのクライアントに提案し、契約を頂いていました。

保険セールスの中にはこのタイプの保険はあまり好きではなく、提案すらしない人も多いようですが、私は医療保険を検討の際は一度、検討してみると良いと考えています。

 

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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