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相談事例(47歳 男性):メットライフ「終身医療保険」、メディケア「終身医療保険」、メットライフ「USドル建終身保険」を検討していますが他に良い商品があれば検討したいと思っています。

公開日: : 最終更新日:2018/06/03 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は実際に相談依頼を受けた事例を紹介したいと思います。

医療保険と終身保険の加入を検討されている方の相談です。

(ご質問者からの質問はこちらで修正していませんので、誤字脱字もそのまま表記しています)

 

【質問】

主人47歳の保険を検討しています。

 

1.メットライフ生命「終身医療保険(120日)」

・医療保険日帰り入院から1日7000円

・終身七疾病入院長期給付特約1日7000円

 

2.メディケア生命「終身医療保険(120日)」

・医療保険日帰り入院から1日3000円

・終身七疾病入院長期給付特約1日3000円

・先進医療特約2000万円

※どちらの保険も60歳払済で保障は一生涯です。

 

※2つの保険に加入する理由

・メットライフ生命の先進医療特約は定期のみ。メディケア生命の先進医療特約は60歳払済可能。

・120日以内の入院時、メットライフ生命は180日の待機期間がなくても他の病気でも保険適用可能。メディケア生命は180日の待機期間が必要。

 

3.メットライフ生命「USドル建終身保険30000米ドル」

・医療保険は付いていません。終身保険プラス将来の貯蓄と考えています。

※60歳払済。

 

この3つの保険の加入を検討していますが他に良い商品があれば検討したいと思っています。保険に加入した後に住友生命の保険の解約をする予定です。

主人は健康状態に問題はないですが喫煙です。

 

【回答】

まず、医療保険やがん保険などの「医療系保険」の考え方についてですが、加入の前に本当にこれらの保障が必要かどうかをご確認下さい。
保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、日本ではただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、これに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか?日本は高額療養費制度という社会保障制度があり、お勤めの方でしたら会社でさらに福利厚生が充実している場合がありますので、そちらも確認してみて下さい。医療保険やがん保険は保険会社の非常に儲かる商品で、確率論ではありませんが、殆どの方が支払うよりも受取る金額の方が少なくなっています。

*本当に医療保険が必要?@「高額療養費制度」とは

 
その上で、加入を検討するのであれば
 

1.メットライフ生命「終身医療保険(120日)」

メットライフの医療保険「フレキシィS」を加入するポイントとしては、三大疾病”だと考えています。他社の医療保険に比べて三大疾病一時金の支払要件、保障範囲が広かったり、保険料払込免除の要件が緩いなどのメリットもありますが、その分保険料の設定が高くなっています。保険料の安さでは男性の場合は、チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」が、保険料を安くしてなっていますので、加入するのであれば合わせて比較されると良いかと思います。

2.メディケア生命「終身医療保険(120日)」

こちらに関しても、保障内容をほぼ同じにしてチューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」と保険料を比較してみると良いと思います。

 

・メットライフ生命の先進医療特約は定期のみ。メディケア生命の先進医療特約は60歳払済可能。

メットライフの先進医療特約は10年更新型ですね。ただし、10年後に保険料が高くなるか安くなるのかは現時点ではわからないので、更新型がデメリットなのか、メリットなのかの判断はできません。必ずしも60歳で払込が終わるのが良いとは限らないと考えています。

 

・120日以内の入院時、メットライフ生命は180日の待機期間がなくても他の病気でも保険適用可能。メディケア生命は180日の待機期間が必要。

で、あればわざわざメディケアに加入されなくても良いと思いますが、分けた理由はメディケアの方が保険料が少し安くなるからですよね?
チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」はメットライフ同様の仕組みですから、保険料を比較してみて下さい。少しくらいの差であれば、メディケアを外された方が良いと思います。
 
また、払込期間に関しては、私は「終身払」が良いと考えています。その理由は、医療保険やがん保険は医学的進歩や国の医療制度(点数)の変更などにより治療方法が変化するため、それにともなって、保険商品の中で最も保障内容が変わっていく商品だからです。私が保険業界に身を置きだした約20年前と現在では、まったくといってよいほど保障内容が変わっています。そのため、定期的な見直しも一番多くありますので、もちろん健康状態にもよりますが、短期で支払うよりも終身払にしてある程度定期的に見直すと良いと思いますので合わせてご検討下さい。その際は「保険料払込免除特則」もつけておくようにしましょう。
 
 

3.メットライフ生命「USドル建終身保険30000米ドル」

同社のドル建終身保険「ドルスマート」は国内の保険会社から販売されている商品の中では良いものだと思いますが、同じような条件にして「海外の終身保険」と比較すると、数字的にはやはり見劣りします。まずは入門書(無料)を参考にし、設計書などをご希望の場合はまたご連絡下さい。

 

ただ、ひとつお伺いしたいのは、30,000USD(約330万円)で死亡保障は足りていますか?

今年の4月に保険料改定で、特に掛捨ての「定期保険」の保険料が大幅に安くなりましたから、必要な死亡保障は割安な保険料で大きな保障が得られる掛捨ての「収入保障保険」で準備し、お金を殖やす目的には「海外積立年金」などで殖やしていくのも良い方法だと思います。必要保障額の考え方についてはブログを参考にして下さい。

*「万が一の必要保障額」ってどれくらい?

 

Point

個々の保険商品自体の良し悪しについては、一般的な部分でのお話はできますが、その方(加入者)にとっての良し悪しは「本当に必要な保障(保険)」「保障期間」「保障金額」などによって多少変わってきますので、皆さんの背景をより詳しくお聞かせ頂けるとオススメできる商品がもっと具体的になります。

ヒアリングシートも活用して、質問やお問合せの方はお気軽にご連絡下さい。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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