がん保険加入を検討している人は少し待った方が良いかもね＠FWD富士生命

今日は『がん保険加入を検討している人は少し待った方が良いかもね＠FWD富士生命』についてお話したいと思います。

私のブログの中でも割りと多く読んでい頂いているひとつにどうなる？AIG富士生命「AIG 生命保険事業日本撤退」　があります。

詳しくは読んで頂くとして、AIG富士生命は2016年11月に株主である「AIG（アメリカン・インターナショナル・グループ）」が、傘下に持つ「AIG富士生命」を香港の「パシフィック・センチュリー・グループ」に売却、2017年4月30日に発行済株式の譲渡が実行され「パシフィック・センチュリー・グループ」の保険事業部門である「FWDグループ」の100％子会社となり、9月1日に『FWD富士生命』へ社名変更しました。

これに伴い、これまでの契約者が不利益となるような条件変更などは一切なく、契約者からしてみれば「単に社名が変わっただけのこと」です。

＊AIG富士生命〜9月1日社名変更『FWD富士生命』

私の記憶の限り、AIG富士生命のヒット商品と言えば、2010年から販売の「がんベスト・ゴールド」が商品内容と保険料のバラスから、特に乗合の代理店などで販売好調でした（かくゆう私も販売しました）。とは言っても、そんなに契約者が多いとは思えないのですが、AIG富士生命のブログを沢山の方々に読んで頂いています。書いた私自身も正直「なんで？」って感じです。

「がんベスト・ゴールド」はその後、あまりに売れすぎたのか2014年に販売停止され、後継の「がんベスト・ゴールドα」となりましたが、これがさほど競争力のない商品となってしまい、2017年4月から「新がんベスト・ゴールドα」にリニューアルしましたがあまりパッとせず、最近はチューリッヒ生命の「終身ガン保険プレミアム」にすっかりお株を奪われている状況となっています。

＊手数料も高いので売れてます！チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」「3大疾病保険プレミアム」とは？

そんなFWD富士生命の「新がんベスト・ゴールドα」が4月2日から保険料を改定し、安くするようです。

医療保険やがん保険の加入の是非については、私のブログを参考にして頂くとして、もし加入を検討している人は4月まで待ってからでも良いかもしれません（2月、3月にお誕生日を迎える方は年齢UPで保険料も上がってしまうので悩ましいところかとは思いますが。。。）

同社に関する4月2日以降の情報を簡単にお知らせします。

１）「新がんベスト・ゴールドα」の保険料値下げ

２）「E終身保険（低解約返戻金型終身保険）」の販売再開

当時は学資プランとしても多く販売されていましたが、今はオリックス生命の「Rise」の独壇場です。どれくらい競争力があるか・・・

３）「医療保険ベスト・ゴールド」主契約引上げ（20→30万円）

1日でも入院すれば、一時金のもらえるタイプの医療保険です

４）「収入保障保険」の販売停止

多くの会社が解約返戻金のないタイプを販売していますが、この商品は「短期払」で解約返戻金があります。

Point

医療保険やがん保険は、加入の前に「高額療養費制度」についても理解した上で加入して下さいね。

本当に医療保険が必要？＠「高額療養費制度」とは

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