12月2日販売開始〜AIG富士生命の医療保険「医療ベスト・ゴールド」

今日は12月2日から販売開始、AIG富士生命の医療保険「医療ベスト・ゴールド」につてお話したいと思います。

従来の入院日額タイプの医療保険と単純に比較するのは難しそうです。

ではまず、この医療保険の販売に至る背景について少し見てみましょう。

最近の医療事情

最近は医療技術の進歩や病院経営上のことなどから入院期間が以前よりも短縮化の傾向が見られ、入院中に手術を行わないことなどが増えています。

しかし、退院後の通院が長引く傾向もあります。

このような背景から、今まで多くの保険会社から販売されている入院日数による日額給付の医療保険でははなく、入院した際には一時金が給付されるタイプの「医療ベスト・ゴールド」が販売されることになりました。

特徴

保障プラン

■取扱範囲
　保険期間：
　　終身タイプ：終身
　　有期タイプ：７０歳、６５歳、６０歳
＊保険期間を有期タイプで加入後でも診査無しで終身タイプに変更することが可能です。

　保険料払込期間：
　　終身タイプ：終身、７０歳、６５歳、６０歳
　　有期タイプ：保険期間と同じ

　保険料払込方法（回数）：月払・半年払・年払

　契約年齢範囲：０歳～８０歳

■ 主契約

・  病気やケガで入院した場合、手術の有無にかかわらず、入院一時金としてまとまった金額を支払います。(入院 1 回につき、2 日以上の入院の場合は最大 20 万円、日帰り入院の場合は最大 10 万円(主契約の 50%)

・  入院一時金給付保険(主契約)の疾病入院一時金と災害入院一時金の支払限度は、それぞれ通算して 50 回ですが、所定の 7 大生活習慣病で入院した場合に支払う疾病入院一時金は、支払回数無制限です。

ただし、同一疾病または医学上の因果関係のある疾病などで複数回入院の場合は入院開始から180日を超えないと、支払対象になりません。

■ 特約

さらに業務委託先によるティーペック(株)から「セカンドオピニオンサービス」や「健康医療相談サービス」「糖尿病トータルサービス」などが受けられます。

■ 保険料例（継続あんしんプラン）

支払例

いずれにしましても、何度もお話している通り、医療保険というのはほとんどの契約者の方は払うよりも、受取る金額のほうが少ない商品で、保険会社にとって非常に利益率の高い保険です。その一例ですが、85歳に亡くなった方の生涯平均入院日数は約40日、90歳に亡くなった方の生涯平均入院日数は55日です。ほとんどの方が「払ったよりも貰っていません」

保険は損得だけのことではありませんので、医療保険やがん保険に加入していたことで“本当に良かった”という方もいらっしゃいますが、ただでさえ、国の制度によって強制的に毎月保険料を支払っているわけですから、更にこれに加えて民間の保険会社の医療保険に加入するのであれば、本当に加入が必要かどうか？日本は高額療養費制度という社会保障制度もあり、お勤めの方でしたら会社の福利厚生などが充実している場合もありますので、そちらも確認してからにして下さいね。

＊医療保険って必要？「高額療養費制度」とは