先進医療特約の給付金支払対象から外される!?「多焦点眼内レンズ」
公開日:
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最終更新日:2019/05/27
保険商品(医療・がん), 裏話
今日は『先進医療特約の給付金支払対象から外される!?「多焦点眼内レンズ」』についてお話したいと思います。
多くの方が加入している「医療保険」
日本では最も関心度も加入率も高い生命保険の種類です。
*年金不安な割には準備している人が少ない?「生命保険の意識調査と実態」
そして医療保険を検討の際に、多くの方が気にされているのが「先進医療」で、医療保険加入者の9割以上の方が先進医療特約を付加しています。
詳しくはブログを読んで頂くとして、簡単におさらいすると
*「医療保険」「医療特約」「先進医療特約」とは?
先進医療とは、将来的に保険導入が期待されている医療技術で、厚生労働大臣が承認したものをいい、先進医療に係る技術料以外の費用は公的医療保険制度の対象となりますが、「先進医療に係る技術料」は全額自己負担となります。
で、この先進医療で最も症例の多いのが
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
です。
多焦点眼内レンズとは、、、
*日本白内障屈折矯正手術学会(Japanese Society of Cataract and Refractive Surgery: JSCRS)HPより
というわけで、「白内障」の手術の際に挿入するレンズのことですね。
75歳以上の2人に1人が手術を必要とするくらい、最近では一般的かつ身近となっている病気(手術)です。
単焦点眼内レンズでは保険診療の対象ですから数万円の費用負担(負担率などで異なる)で済みますが、「多焦点眼内レンズ」を使った場合、医療施設によって金額は多少違いますが、平均で片眼約60万円となっています。
*年間実施数が多い先進医療(A)ベスト5とその平均費用
もちろん、「先進医療特約」の付加できる医療保険加入者の9割以上が、同特約を付けていますから、加入者の多くはこの「多焦点眼内レンズ」による手術を希望します。支払いは保険の給付金でまかなえますからね。
最近は眼科医自らが、対象となる患者さんに対して、この「先進医療特約」を付加した医療保険に加入しているかを確認するほどです。
そんなわけで、
「多焦点眼内レンズ」の給付金支払が急増
しています。
預かった保険料に対して、給付金が多くなれば保険会社は”赤字”になるわけですから、もちろんこれに対して対処する必要があり、それが
「多焦点眼内レンズ」を給付金支払対象から外す
というもの。
すべての保険会社で支払対象から外しているわけではありません。
今後、そのような動きがあるということです。
現在、私の知っている限りでは
リンククロスコインズは給付金支払対象から外しています
*月々500円の先進医療保険「Linkx coins(リンククロスコインズ)」を検討している方へ
なんのための保険だよ~
保険会社キッたねぇーなぁ〜
と感じた方。
保険会社なんてそんなもんです、残念ながら。
(リンククロスコインズの場合はこの給付金目当てに悪意を持った加入者も多かったようです)
ただし、今後給付金支払対象から外れる可能性があるのは
・新規契約時の先進医療特約
・更新型の更新時の先進医療特約
です。
現在、既に医療保険に加入していて、「先進医療特約」を「終身型」で加入している方は安心して下さい。
加入時のルールが守られますので、今後も給付金支払対象から外されることはありません。
新規契約時に対象から外れるのはイメージ付きやすいかと思いますが、更新型の先進医療特約というのがわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、各社医療保険の「先進医療特約」には契約時に「終身型」といって一生涯保険料も、保障内容も変わらずに付加しているものと、10年毎に「先進医療特約」の部分だけ、特約保険料と保障内容を見直す「更新型」があります。
この場合、保険会社がどのような判断をするのかにもよりますが、10年目の更新時に「多焦点眼内レンズ」を給付対象から外すことが考えられます。この「更新型」の先進医療特約を持つ代表的な保険会社が
・アフラック
・メットライフ
何を言いたいのかは、お察しの通り。。。
それだけをもって商品のすべてを否定するものではありませんが、これらのことも含めてキチンと商品を把握し、アドバイスしてくれる保険セールス・アドバイザーから加入するようにしましょう。
保険セールスやアドバイザーと呼ばる人の多くは加入時は”いい顔”をします。契約欲しいですからね。
でも、加入時は”いい人”そうに見えていたとしても、給付金や保険金、解約返戻金を受取った際に、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性が多くあります。
あとになって「こんなはずじゃなかった、こんなこと聞いてなかった」なんてことのないようにしましょう。
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※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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