優秀なパート労働者ほど働く時間を短くしなければいけい矛盾
公開日:
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最終更新日:2018/05/08
ライフプランニング
今日は『優秀なパート社員ほど働く時間を短くしなければいけい矛盾』についてお話したいと思います。
先週のブログで
パート労働者の7割が意識する「130万円の壁」「106万円の壁」とは?(ちなみに103万円の壁も)
2019年10月からは、多くのパート社員が社会保険料の対象になる!?
についてお話しました。
社会保険の仕組みなどはそちらを見て頂くとして、ザックリお話すると、パートで働いているサラリーマンなどの配偶者は、収入が一定の水準を超えると第3号被保険者ではなくなり、自分で社会保険料を支払う必要が出て来ます。その金額が「106万円の壁」または「130万円の壁」と言われる「106万円」「130万円」です。で、パート労働者の7割がこの金額を意識して働いています。
実はこれにはこんな側面もあります。
あるパート労働者の方がいます。会社としては優秀な人であれば時給を上げていきたいと考えます。例えば時給1,000円でスタートした人が1,200円になり、1,500にといった具合です。給料をもらう側としてはそれはそれでもちろん嬉しいと思うのですが、先程からお話している通り、7割近くのパート労働者は「106万円」または「130万円」を意識して働いているので、例えば。。。
年間130万円の壁まで働ける時間
◯時給1,000円;1,300時間(130万円÷1,000円)
◯時給1,200円:1,083時間(130万円÷1,200円)
◯時給1,500円: 866時間(130万円÷1,500円)
おわかり頂けますね?
会社としては、優秀な人だから時給を上げたのは良いけれど、「130万円」をコントロールして働いている人は労働時間が短くなってしまうんですね。
より優秀で働いて欲しい人ほど、より働く時間が短くなる
という、”ナンノコッチャ”な現象が起こってしまうワケです。
これを解決するひとつの方法として
選択制退職金制度
があります。
この制度、イメージとしては「企業型 選択制確定拠出年金」にかなり近い仕組みになっています。
*「企業型 選択制確定拠出年金」とは?
とは言え、この選択制退職金制度を導入している会社はまだまだ少ないと思いますので、多くの企業、多くのパート労働者にとってはやはり頭のイタイところです。
女性の社会進出や働き方改革などが盛んに言われるこのご時世、本当に促進をするのであれば、もう少し何か手(優遇手段)はないものかなぁと思う一方で、日本のこれからの人口動態(少子高齢化)、年金(受給開始引上げ、支給額の減額)、社会保障(高齢者の医療費負担増)、もろもろ通じて、今のうちから
”取れるところからは取っておく”
というやり方は、良いか悪いかは別として、分からなくはないとも感じてしまいます。
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