相談事例:今は終身保険(死亡保障)を買うタイミングでないですか?
公開日:
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保険相談事例
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。
今日は相談事例を紹介したいと思います。
この問題意識があるだけでも素晴らしいでしね。
【質問】
貯蓄目的の終身保険について
いまは終身保険(死亡保障)を買うタイミングでないですか?
のきなみ売り止めになっているようですが。
〇世の中から無くなる前に入っとく
〇世の中の動きに対応できるように動かしやすい預金のままにしておく
どちらがいいでしょうか?(心配なら半々にしたら?というご意見もありです)
終身保険の短期払い、10~20年後に解約前提です。
国債などの金利が変われば、いったん売り止めになっても再登場すると思っています。
【回答】
現在、日本の保険会社で販売されている終身保険や学資保険、個人年金保険など貯蓄性のある保険は史上最低の利回り(正確には予定利率と言います)の保険で、長い期間を超低金利の利率で縛られた上に、途中で見直そうと思っても支払中のほとんどの期間で元本割れですから、今のこのような時代に終身保険に加入すべきではないと考えています。
また、今後インフレ方向へシフトした場合、仮にインフレ率を2%だとすると、20年後に約30%、30年後には約45%以上増えていなければ「実質元本割れ」となります。
もし、死亡保障を用意するのであれば「収入保障保険」や「定期保険(長期定期含)」などで準備し「保障は保障」「貯蓄は貯蓄」で分け、「必要な保障額」を「必要な期間」加入するのが良い方法です。
*週刊ダイヤモンド「保険 見直すなら最後のチャンス」を読んでみた
*インフレ対応していなければ、あなたの保険は吹き飛びます
海外の保険では15年後に積立た金額の140%を最低保証している商品もありますので、貯蓄を目的とするのであれば、このような「積立(貯蓄)」と収入保障のような「定期保険(保障)」を組み合わせるなどの方法もあります。
*保険に入らなくても死亡保険金が海外積立年金で用意できちゃう?
Point
「保険屋さん」が何を言うかはわかりませんが、とにかく今のこの時代に
貯蓄性のある「終身保険」「学資保険」「個人年金保険」などには入ってはダメ
だと私は考えています。
「4月から更に値上がり、販売停止されますのでその前に」
なんてことを言われて契約するのは極めて危険です。
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