マニュライフ生命の終身保険「こだわり終身保険v2」〜30歳男性ランキング1位

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

2015年5月現在で、30歳男性が最も返戻率（年金総額÷総支払保険料）の高くなる終身保険ランキング１位・マニュライフ生命の「こだわり終身保険」について今日はお話したいと思います。

正式名称は「低解約返戻金型終身保険」といい、仕組みは終身保険ですが、払込期間中の解約返戻金を通常の終身保険よりも30％程度低く抑え、その分払込終了後は返戻率が高くなる仕組みになっています。

30歳男性で、保険金額3,000万円、保険料払込期間60歳とした場合、月払保険料52,520円で低解約期間終了の翌年61歳時の返戻率（解約返戻金額÷総支払保険料）120.1％となり、同条件では返戻率が他社に比べ最も高くなります。

さて、商品内容です。

保険期間は終身で、加入の条件は下記の通りです。

ちょっと複雑ですね。解説していきましょう。

この保険の特徴でもあるのですが、マニュライフ生命のこだわり終身保険は標準体と非喫煙体の2つの料率を持っていて、非喫煙者は10％近く保険料が安くなります。更に被保険者が保険料払込期間中にガン・心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった場合にそれ以降の保険料を免除する特定疾病保険料払込免除特約が付けることができるため、組み合わせによって加入の条件が変わっています。この特定疾病保険料払込免除特約は月払いであれば数百円程度で付けることができるので、加入の際は付けることをオススメします。

そして、この特定疾病保険料払込免除特約を付けると、ちょっと面白い仕組みになりす。

もし、払込期間中に特定疾病で免除が適用されると、その時点で保険料は全て払い込まれたものとして取扱われます。低解約の期間も終了するため払込免除時点から解約返戻金が立ち上がる＝活用できます。

下の表で説明すると、もし契約後1年目に払込免除になるとこれまで414,960円しか支払っていないのに、保険料はすべて払い込まれたものとなり、解約返戻金は5,419,000円まで立ち上がる仕組みです。マニュライフ生命の他、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の終身保険「一生のお守り」でも同じ仕組です。

例｝30歳男性　保険金1,000万円　15年払込　月払保険料34,580円

また、この手の低解約返戻金型終身保険を使って学資保険の代わりにするようなプランを各社でパンフレット等も作成しPRしています（マニュライフ生命ではこのパンフレットはありません）

＊新しい教育費の貯めかた？「低解約返戻金型終身保険 の学資プラン」

お子さんの学資資金必要時期に合わせて、払込期間を設定し払込終了後に解約して学資資金に充てます。払込期間・方法にもよりますが、返戻率は概ね110〜120％程度の極めて低いレベルですが、万が一、被保険者（親）が亡くなった場合は解約返戻金以上に大きな死亡保険金が入ってきますので、そこはメリットといったところです。

解約返戻金は一括もしくは、保険会社によっては所定の金額を上回っていれば年金でも受取ることができます。また、必要に応じて減額（部分解約）していくような方法もあります。