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「老後」について~その4【アテにならないものばかり】

公開日: : 最終更新日:2016/04/01 ライフプランニング

 

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今日も引き続き“老後”をテーマにしたお話し〜その4

「老後資金の準備」についてのお話です。

 

前回のブログで、老後必要資金の計算方法はご理解頂けたかと思います。

死亡時の必要保障額の考え方についても、以前ブログである程度細かな計算方法を記載しましたが”ザックリ”で構わないと、個人的には思っていることをお話したように、老後の必要資金もまずは”ザックリ”と計算すれば良いと考えています。

 

―こんな感じです

 スクリーンショット 2015-03-17 13.15.14

 

これは私がセミナーでお話しする時のパワーポイント資料です。

―”ザックリ”と

20万円の生活であれば4,800万円が必要ですし、40万円の生活であれば9,600万円が必要だということです。この金額から年金や預貯金などの金額を差し引いて、老後に必要な資金を準備する。

―でも

年金”アテ”になりますか?(もらえますか?)

退職金”アテ”になりますか?(もらえますか?)

と、いうことですね。

 

既にご存知かと思いますが、年金についての数字を今一度ご覧下さい。

日本の年金制度は毎年の給付をその年の歳入(収入)によってまかなうという、賦課(ふか)方式と言われるものです。「現在の高齢者に対する年金給付を、現役世代の保険料収入」でまかなう方式ということですね。ちなみに、介護保険制度も同じように賦課方式で運用されています。

これは財務省のホームページに記載されている人口ピラミッドの変化ですが、2000年においては現役世代3.6人でお一人の高齢者を支えていましたが2025年では1.8人で一人、2050年には1.2人で一人を支えていかなければいけません。このままいくと今10代や20代の人たちが年金を貰う頃には、完全に逆ピラミッドになっていると予想されています。

スクリーンショット 2015-03-17 12.25.30

 

この方式の対極となるのが「積立方式」で、これは預貯金と同じように現役世代の保険料はそれぞれ個人の将来の年金給付となるという考え方です。

これを知った若い世代の人のどれだけが、今の年金制度にお金を払いたいと思うでしょうか?日本での老後生活を考えられるでしょうか?

更に政府はこれら年金などの社会保障制度や金融機関の預貯金なども含め、国民一人一人に12桁のマイナンバー制度を導入します。

この国はいったいどこに向かっていくのだろうと思ってしまいます。

 

次に退職金につての数字をご覧下さい。

これは割と最近のデータです。

スクリーンショット 2015-03-17 12.48.38

 

結構貰えそうですかね?

一方で、チョット古いですがこんな記事もありますよ。

 

 

shakin_jichitai_022407

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どうでしょう?

自助努力での準備が必要だとお感じになった方はぜひ次回を参考にしてください。

「老後」について~その5【日本の個人年金保険で用意するには?】

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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