海外で病気になったら!?オススメ海外旅行保険【三井住友海上 ネットde保険@トラベル】
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
さて、日本ではいよいよゴールデンウィークですね。
先日、日本人のパスポート保有率について書きましたが、この連休を使って海外旅行に行かれるかたもいらっしゃると思います。
*日本人の76%はパスポートを持っていない
そこで、今日は「海外で病気になったら!?」についてお話します。
海外旅行で病気になったら
既にご存知かもしれませんが、海外で入院すると、割りと軽度のものであっても治療費が高額になります。
こちらは盲腸(虫垂炎)で手術入院の場合の都市別総費用です。(AIU2008年調べ)
で、これまた多くの方がこの実際に掛った費用が100%掛かると思っていますが、実は皆さん加入している「日本の健康保険」でもカバーされる部分があります。それが「海外療養費制度」です。
健康保険 海外療養費制度
海外療養費制度とは、海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、加入する健保組合などの保険者に申請手続きを行うことにより、海外で支払った医療費の一部の払い戻しを受けることができる制度です。
給付範囲
保険給付が受けられるのは、その治療が日本国内での保険診療として認められた治療に限り、以下の治療等の場合は対象となりません。
(1)保険のきかない診療、差額ベッド代。
(2)美容整形。
(3)高価な歯科材料や歯列矯正。
(4)治療を目的に海外へ行き治療を受けた場合。
(5)自然分娩。(帝王切開の場合は保険給付の対象となります。)
(6)交通事故やけんかなど第三者行為や不法行為に起因する病気・けが。
また、日本で実施できない診療(治療)を行った場合でも、保険給付の対象とはなりません。
給付金額
海外療養費は日本国内での医療機関等で、同じ傷病を治療した場合にかかる治療費を基準に計算した額(実際に海外で支払った額の方が低いときはその額)から自己負担相当額(患者負担分)を差し引いた額が、海外療養費として、国民健康保険または社会保険より支給されます。
※国により、医療体制や治療方法及び医療費も異なることから、実費と支給金額との差が非常に大きくなることもあります。
※外貨で支払われた医療費については、支給決定を行う日の外国為替換算率(売りレート)により円に換算し、支給金額が計算されます。
具体例
●実際の医療費が、日本国内での保険診療費より 高い場合
支給額 : 日本国内での保険診療費
(日本国内での保険診療費 × 一部負担割合)
●実際の医療費が、日本国内での保険診療費より低い場合
支給額 : 実際の医療費-(実際の医療費 × 一部負担割合)
申請方法
1)海外の医療機関の窓口で医療費全額を支払う
2)海外の医療機関で治療内容の証明書(診療内容明細書)と診療に要した医療費の明細書(領収明細書)を受け取る
3)「療養費支給申請書」と日本語の翻訳文を添付した「診療内容明細書」「領収明細書」を加入する健保組合などの保険者に提出する
あらかじめ(出発前に)加入の健康保険窓口で海外療養費支給申請書類を受取ることも可能。また、ホームページからダウンロードできる健康保険組合もあります。
海外医療費の高額療養費制度の取扱
高額療養費制度は海外においても適用されますが、支給される場合は、日本での治療における保険点数に基づいて決定されます。
保険会社の医療保険
次に、多くの方が加入している民間の保険会社の医療保険。海外での入院や手術に関しても保障していますから、医療保険にご加入されている人は海外で入院した際は必ず申請しましょう。ただし、ほとんどの保険会社で「医療法に定める日本国内にある病院または患者を収容する施設を有する診療所と同等の医療施設での入院や手術等であることが必要」といった条件があります。
申請方法
渡航前に、加入している保険会社の連絡先や連絡方法を調べておいて下さい。詳しくは皆さんの加入している保険会社のホームページや、担当の方にお聞きになると良いでしょう。
各保険会社によって多少違いはありますが、おおよそこのような流れになるはずです。
1)保険会社へ連絡(以下のことがわかっていると良いです)
- 病院名
- 入院の原因(病気・ケガの名称)
- 入院期間
- 手術・放射線治療等の名称、施術日
2)海外用診断書の入手(ダウンロード)・医療機関への診断書発行依頼
3)請求書のご記入・診断書等の提出(帰国後)
クレジットカード会社付帯の海外旅行保険
クレジットカードには海外旅行保険が自動的に付帯されているものも多くあり、お持ちのカードによっては海外旅行保険にわざわざ加入しなくても良いくらい、保障(補償)が充実している場合もあります。クレジットカードによって違いがありますから、一度調べておいて下さい。
一般的な保障内容は以下のようになります。
・障害死亡・後遺障害
・傷害・疾病治療費用
・賠償責任
・携行品損害
・救援者費用
海外旅行保険
恐らく、多くの方が海外旅行に行く際に利用されるのが、この「海外旅行保険」、空港でもとにかく見掛けますね。
で、皆さん加入しちゃいますよね?
確かに、海外では事故や盗難に遭ったり、荷物がどこか他のところに行ってしまったり、また航空機の遅延によるトラブルといった日本ではあまり考えられないような事態だったり、旅行故のトラブルが起こったりしますから、病気・ケガ以外のトラブルも保障を受けることができる「海外旅行保険」に加入しておくのは安心です。
しかし、殆どの方がここまでの説明のような海外で入院などをしても健康保険から一定の払戻しを受けることができたり、医療保険に加入している方、クレジットカードをお持ちの方であれば、実はかなりの部分がカバーされていることをあまりご存じなかったり、または考慮せずに加入するケースが多と思います。
ここでも、非常に多くの方が”保険のムダ”をしている可能性があります。ぜひ一度、「ご自身の既に準備できている保障内容」を把握し、海外に渡航の際は足りない分、必要な分だけ加入するようにしましょう。恐らく、それほど高額な「海外旅行保険」に入る必要性は低いと思いますよ。
オススメの海外旅行保険
インターネット専用海外旅行保険、三井住友海上「ネットde保険@トラベル」がオススメです。
インターネットで簡単に手続きできますし、とても安いです。2回目以降は5%の割引もあります。
もしかしたら、探せば他にももっと安いのがあるかもしれませんが、私の知っているところではコレです。
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