クイズ「ドルコスト平均法」
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は「ドルコスト平均法」に関するお話。
海外積立年金のお話する上では知っておいて頂きたい大切な用語です。
以前もブログで書きましたが今日はこのドルコスト平均法をクイズ形式でご紹介します。
*毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」とは?
問題 1
毎月10,000円の積立投資を10年間継続します。スタートの時の価格は10,000円
投資開始後、投資対象の価格は12,000円に上昇し、その後4年目に1,000円まで下落
6年目から回復し、10年目に5,000円まで戻った場合の評価額は次の3つのうちどれでしょう?
(投資元本:10,000✕12ヶ月✕10年=120万円)
A:約72万円
B:約105万円
C:約263万円
答え: C
(263万円÷120万円=219.2%:年率約14.1%)
値下がり時に多く変えた効果によってこのような結果になります。これがドルコスト平均法の最大の武器です。
積立は15〜25年におよぶ期間ですから、積立開始から数年で「上がった」「下がった」とあまりヤキモキ(一喜一憂)しないようにしましょう。
当初の価格から下落しても、一定の水準まで価格が戻れば損失は回復しプラスになります。これが投資時期の分散効果です。
仮にこの例で120万円を一括投資していた場合、10年後は半分の60万円になってしまいます。
問題 2
毎月10,000円の積立投資を10年間継続します。
Q1同様の価格で推移し、9年後から値動きが次のA、B、Cのような場合、最も評価額が高いのはどれでしょう?
(投資元本:10,000✕12ヶ月✕10年=120万円)
A:約 ? 万円
B:約 ? 万円
C:約 ? 万円
答え: A
A:約364.8万円
(364.8万円÷120万円=304.0%:年率約19.3%)
B:約262.6万円
(262.6万円÷120万円=218.8%:年率約14.1%)
C:107.7万円
(107.7万円÷120万円=89.8%:年率約▲2.2%)
この答えから、積立投資は終わりのタイミングが重要であることがわかります。最終価格は積立てきた「口数」すべてに反映しますので、最後の1年の値動きによってAとCでは約257万円もの差が出ています。ですから、積立投資の場合はスタートのタイミングに比べて、終わりのタイミングの重要性の方が高いと言えます。そのため、運用期間の終盤にはポートフォリオを安定資産に組替えていくのもポイントです。
問題 3
答え
Point
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