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相談事例:ドル建積立保険を解約する場合、ドルでの解約が得か?円での解約が得か?

公開日: : 保険相談事例

皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。

今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います。

 

【質問】

ドル建ての積立保険に加入しています。

ドル建ての積立保険を解約する場合の円安・円高によって、ドルでの解約が得か、円での解約が得か伺いたいのでよろしく願います。

 

加入5年になりますと、返戻率が100%を越えます。
近々加入5年になります。
解約返戻金を貰う場合には、円安の場合と円高の場合では、ドルで貰うか、円で貰うかで損得があると思われます。現在は円安ですが、現在のように円安の場合には、ドルで貰うのと、円でもらうのでは、どちらが得になりますか。当方、その辺がうといので、詳しい方、ご教示願います

 

【回答】

ご質問の件ですが、

円で受取った方が得か?ドルで受取った方が得か?


一番得になるシチュエーションは一度ドルで受取り、その後円安になったら円に変えることですね。
しかし、これは今後のドル円レート次第なので誰もわかりません。


簡単に解説しますと
この保険に加入して5年を超えていれば解約金、満期金を一時金で受取れば一時所得となります。ドル建て商品の場合、円で受取ってもドルで受取っても、受取時の円レートで換算してから税額計算されます。これが基礎控除の50万円を超えていれば課税対象で、税金の金額は米ドル、円、どちらで受取っても同じです。ですからここには損得はありません。

お持ちになっている銀行口座の受取がドル受取が可能であれば、円で受取ってもドルで受取っても、受取ること自体に手数料は掛かりませんから、ここにも損得はありませんが、もし、保険会社から円で受取った場合は手数料が掛かります。保険会社によってその手数料は異なり、米ドルの場合、メットライフ生命ではTTM−50銭、ジブラルタ生命ではTTM−1銭の手数料が掛かります。

もし、この資金をすぐに必要とされないのであれば、ドルで受取ってそのままドル建ての商品で運用されるのが良いと思います。
日本経済は長らく続いた「デフレ・円高」を脱却し「インフレ・円安」方向へとシフトしています。円安ということは円の価値が弱くなっているわけですから、単純に『円安だから円に変えて得をする』とは言えなくなりますね。

*インフレ・円安の資産運用についてはこちら

また、日本は約70年前に「預金封鎖とデノミ」を行っています。
2月16日のNHKのニュースで昭和21年に日本が行った預金封鎖に関する報道がありましたが、「預金封鎖」や「デノミ」をそう簡単に行うとは思いませんが、もし財政破綻すれば、預けている預金含め日本円の価値は紙くず同然か、無くなってしまうわけです。
遠い昔の話ではなくわずか70年ほど前の出来事です。かつて日本はこのような政策を行ったことがあるという歴史があります。
預金封鎖やデノミを行うか行うかは誰にもわかりませんが「預金封鎖しない」こと「安心である」こと、これはまた別の問題です。「預金封鎖するかしないかはわからないけれど、安心できない面が日本には多分にある」ということは、現在1000兆円を超える負債を抱えている日本の財政事情を考えればおわかりかと思います。しかし、政府は自から不利になる知識や情報をわざわざ説明したりしません。

*預金封鎖とデノミネーションについてはこちら

資産を円だけではなく一部は外貨で持ちながら、日本よりも金利の高いドル商品で運用されることをオススメします。
海外の保険会社で米ドル建て5年満期の元本確保・固定金利3%の商品などもあります…5年で約115%です。

*5年固定金利商品についてはこちら

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 野村 元輝
      <経歴>
      神奈川大学経済学部卒業
      大手宝飾品専門店に勤務後、生損保代理店で11年半勤務。
      その傍らで、より顧客志向に立ったアドバイスがしたいと思い、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。
      その後、弊社保険アドバイザー(国内外の保険相談)として2017年12月より勤務。

      <趣味>
      ゴルフ(少々)、海外視察、草野球

      <出身地>
      神奈川県茅ヶ崎市

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証一部上場の宝飾品会社にて販売営業に従事。

      2006年6月に、とあるファイナンシャルプランナーとの出会いから、より顧客利益につながる仕事がしたいという想いで、飛び込みで生命保険の代理店に志願して転職。独立系乗合保険代理店にて、生命保険のライフプランナーとして11年半勤務しました。

      並行して、2011年10月より海外投資のアドバイスを開始。弊社河合とは、同業者の紹介で知り合うことに。

      国内海外問わずいいものはいい!悪いものは悪い!という投資スタンスよりクライアント志向に立った活動方針に共感しこれまでのキャリアを活かし、弊社保険アドバイザーとして2017年12月よりK2 Holdingsに参画しました。

      国内外の保険や投資など幅広いアドバイスを得意とし、日々顧客利益のために活動中。

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