「65歳までに死ぬ確率」「90歳まで生きる確率」@2,000万円貯金問題
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:
ライフプランニング
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『「65歳までに死ぬ確率」「90歳まで生きる確率」@2,000万円貯金問題』についてお話したいと思います。
ここのところ毎日のように話題になってますね、”老後2,000万円”の件。
多くの人がSNSなどでも話題に取り上げ、それぞれの意見を「あ〜でもない、こ〜でもない」とやってるで、自分のブログでは”敢えて”話題にしたくなかったのですが、統計上どれくらいの人が、いわゆる”老後”を迎え、どれくらい長い生きするのか、、、実はこれ1年ほど前のブログで書いてるのですが、あまり詳しくフォーカスされていない気がしたので改めて書いてみようかなと。。。
*人生100年とは言うけれど・・・どれだけ長生きするか知ってます?
まずは、ご自身の老後の年金がいくらくらいになるのか?を知らないと、どれくらい足りているのか?足りていないのか?がわからないと思うので、「ねんきん定期便」を写メに撮るだけで簡単に試算できるツールがあるので、ぜひこれを利用してみて下さい。ホント、とっても簡単です。
*面白そうなのでやってみた@「ねんきん定期便」をスマホで撮るだけで公的年金の受給目安を試算 【撮るだけねんきん試算】
で、実際に私もやってみたのですが、ザックリと65歳以降にどのくらいの年金を受給し、自分の望む老後の暮らしをするには毎月どれくらい不足しているのか?がイメージできました。そして、その不足金額の総合計を計算するには、毎月の不足する金額がどれくらいの期間続くのか?つまり何歳くらいまで生きるのか?を知る必要がありますね。
例えば、65歳から毎月5万円程度不足している人であれば、85歳まで生きるとすれば【5万円×12ヶ月×20年=1,200万円】ですし、100歳であれば【5万円×12ヶ月×35年=2,100万円】といった具合です。このあたりの数字が、現在話題になっている計算根拠ですね。
では前置きが長くなりました、今日の本題です。
実際に平均ではどのようになっているのか?ご覧下さい。
男性
・65歳までに亡くなるのは約11%で、約89%の人は生存
・65歳時点で生存している人(約89%)の平均余命約19年、つまり65歳の男性は平均的には84歳まで生存
・男性の2人に1人(50%)は84歳まで生存
・84歳時点で生存している人(約50%)の平均余命約7年、つまり84歳の男性は平均的には91歳まで生存
女性
・65歳までに亡くなるのは約6%で、約94%の人は生存
・65歳時点で生存している人(約94%)の平均余命は約24年、つまり65歳の女性は平均的には89歳まで生存
・女性の2人に1人(50%)は90歳まで生存
・90歳時点で生存している人(約50%)の平均余命は約6年、つまり90歳の女性は平均的には96歳まで生存
(すべて小数点以下四捨五入)
このデータは厚生労働省が5年に一度発表している、「完全生命表」を元にしてします。上記使用の直近データが平成29年3月のものですから、次回のデータではまた少し平均余命は伸びることが予想されています。これはあくまでも、平均的なデータではありますが、必要な老後資金を計算する上においては参考にしてみて下さい。
そして、話題の「2,000万円」は、仮に今後予定通りに年金が支払われたとしての話です。
受給開始年齢が引き上げられたり、受給金額が減らされる可能性が高いことも想定に入れて、老後資金計画をしておく必要があるのは、皆さんも既にお察しの通りです。
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※本記事中の発言は筆者の個人的な見解であり、K2Assuranceの見解ではありません
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