業界最速!?NN生命「全損商品(生活障害保障型定期保険)」4月2日から販売再開!
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。
今日は『NN生命「全損商品(生活障害保障型定期保険)」4月2日から販売再開!』について解説したいと思います。
このブログを御覧の多くの皆さんは、2019年2月いっぱいで国内の「節税保険」が販売停止となっていることはご存知の通りかと思います。
*大手4社は1週間前には知っていた!?2月13日「国税通達」節税保険販売停止
詳しくはこれまでのブログを参考にして頂くとして、販売停止理由を極めて端的に言うと
保険本来の目的ではなく”節税”を目的とした販売をし過ぎ
だったこと。
特に具体的な数字として
解約時に50%を超える返戻率
と、明確にしています。
そんなわけで、、、
NN生命が「全損商品(生活障害保障型定期保険)」を、返戻率50%未満にして4月2日から販売再開します
「生活障害保障型定期保険」の商品内容については以前のブログで詳しく書いているのでそちらを参考にして下さい。
*法人向け全額損金の商品〜NN生命「生活障害保障型定期保険」2017年9月改定
では、返戻率を50%未満にするとどのような結果になるの、数字を見てみましょう。
・設定条件 40歳 男性
・生活障害保険金:1億円
・年払保険料:841,300円
・保険期間/払込期間:67歳
・実行税率:33%
返戻率のピークは7,8年目で49.92%
税効果含めた実質返戻率では74.51%
とう結果です。
ちなみに、50歳男性では6年目、60歳男性は5年目がピークになる設計で、50%をわずかに切るようになっています。
つまり、
単純返戻率50%未満では、実質100%を超えないため、「節税」という目的で加入する商品ではない
ということです。
では、どんな会社(人)が?
損金で、同じような保障商品だったら、掛捨てよりは解約返戻金のある方がいいかなぁ
程度のニーズの会社(人)ですね。
こうなってしまった以上、50%を切って商品を提供せざるを得ないので、節税の魅力はまったく無くなってしまいましたが、それでもこれだけ早急に、改に商品改定を行った企業努力は目を見張るものだと思います。
追記
業界の方でしたらお気付きの方もいるかもしれませんが、「保険期間/払込期間」は”105ルール”の範囲の期間を使いきっていません。
これは、”105ルール”ギリギリまで使った商品設計だと、返戻率が50%以上になってしまうからです。
そのため、返戻率50%未満になるような「保険期間/払込期間」にまで短縮し、返戻率の調整を「期間」で行っているのです。
わからないことはお気軽にご相談下さい。
『世界中からベストな保険を』K2Assurance 皆さんのオーダーメイドがここにはあります
関連記事
-
-
”単純返戻率95%!!”驚愕の全損保険「ネオdeきぎょう」3月12日(本日)販売開始
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『”返戻率95%!!”驚愕の全損保険「ネオde
-
-
規制されるかも!?駆込み契約が増えている法人契約の「医療保険(短期払い)」
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は『規制されるかも!?駆込み契約が増えている法人契
-
-
4月商品改定@チューリッヒ生命の「収入保障保険プレミアムDX」
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は『4月商品改定@チューリッヒ生命の「収入保障保険
-
-
「ユニット・リンク」の苦情が増えているらしい件(もっと増えるなぁ、きっと)
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日のテーマは、「ユニット・リンク」の苦情が増えてい
-
-
9月1日販売開始〜アクサ生命「外貨建変額終身保険 アップサイドプラス」
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日はアクサ生命から2015年9月1日に販売開始された
-
-
低解約期間3年は業界最短「名義変更プラン」@FWD逓増定期(2019年11月発売)
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『低解約期間3年は業界最短「名義変更プラン」@
-
-
かんぽ加入者はご相談下さい、アドバイスします@「かんぽ3千万件の契約調査」7月31日〈日本経済新聞〉
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今日は『かんぽ加入者はご相談下さい、アドバイスします@
-
-
自動車保険「契約者満足度」「事故対応満足度」調査@2018年
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。今日は『自動車保険「契約者満足度」「事故対応満足度」
-
-
「節税保険」の契約は2月28日までに
皆さんこんにちは「保険アドバイザー 和田」です。 今日は『「節税保険」の契約は2月28日までに』に
-
-
日本にはない海外の「共同名義」の口座・契約とは?
皆さんこんにちは「保険アドバイザー和田」です。今回は「共同名義」の口座・契約についてお話したいと思い