4月からチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」値上げ＆商品改定

今日は『チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」』についてお話したいと思います。

加入の是非はひとまずおいておくとして、

オススメのがん保険は？

と、聞かれたら

チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」

って答えます、私は。

基本保障となる部分の保険料設定も安く、保障の内容と保険料のバランスも良く、現在の日本のガン治療にもマッチしていると思います。

価格.comが行う保険アワード2017がん保険の部でも第一位のようです（価格.comのアワードがいかがなものかはよくわかりませんが・・・）。

ついでと言ってはなんですが、この保険は保険セールスの手数料も非常に高いので、契約者・保険セールス・保険会社の「三方よし」といった状況も人気に拍車が掛かっている要因です。

そんな「終身ガン保険プレミアム」が4月2日以降の契約から商品内容の改定が行われ、概ね保険料も値上げされるとのことです。現段階でわかっている限りの改定内容をお知らせします。

給付金回数無制限→支払限度額2,000万円

現在の保障内容では、抗がん剤・ホルモン剤治療、放射線治療を受けた場合、治療を受けている限り、何回でも無制限に給付金を受取ることが出来るのですが、改定によりその金額は2,000万円が上限になります。

例えば給付金額10万円の契約者であれば、2,000万円÷10万円＝200となりますから、200ヶ月分（16年4ヶ月分）が上限となり、給付金が最大の60万円の契約者は2,000万円÷60万円＝33.3なので、2年9ヶ月分の治療費ということになりますから、給付金額を大きく設定しようとしている人にとっては影響が大きいですね。

未承認薬による治療は給付金額2倍を支払

例えば、給付金額を10万円に設定している人は、未承認薬による治療を行うと20万円が給付されます。ただし、これにも上記と合わせて最大で12ヶ月分の上限が設けられています。

概ね保険料は値上げ

特に50歳前後の男性の値上げ幅が大きいようです。

10年短期払が可能

終身医療保険には10年払いの設定がありますが、ガン治療保険にはその設定がありませんでした。今回の改定で、10年払いが可能になりますので「法人契約」を検討する契約者にとってはメリットになります。仕組みについてはブログを参考にして下さい。

＊一生涯の医療保険を”タダ同然”で手に入れる方法@法人プラン

以上、ザッとですが4月の改定ポイントの解説になります。個人契約で検討されている方は

4月2日前に契約したほうが良さそうかなぁ・・・

って個人的には思います。

ただ、FWD富士生命の新しいがん保険は4月以降の方が良さそうなんですよねぇ。。。

悩ましいところです。

＊がん保険加入を検討している人は少し待った方が良いかもね＠FWD富士生命

Point

いずれにしましても、医療保険やがん保険加入の際は「高額療養費制度」についても理解した上で加入するようにしましょう。

＊医療保険って必要？「高額療養費制度」とは？